「卒業」第11話:チョン・リョウォン、ウィ・ハジュンと口論…“ヘジン”の10年間の指導資料が流出!?

06月16日10時57分ドラマ
画像:YouTube|tvN「졸업」11話予告よりキャプチャー

15日に放送されたtvN土日ドラマ「卒業」第11話では、授業の本質を巡って対立するソ・ヘジン(チョン・リョウォン)とイ・ジュノ(ウィ・ハジュン)の姿が描かれた。U-NEXTでも独占配信開始した、この回のネタバレあらすじと見どころ、視聴率、第12話の予告を紹介する。
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11話の視聴率は全国平均3.4%で最高4.3%、首都圏平均4.3%で最高5.4%を記録し、ケーブルと総合編成を含む同時間帯1位を続けた。(ニールセンコリア有料プラットフォーム基準)

「卒業」は、スター講師のソ・ヘジン(チョン・リョウォン)と新入り講師として現れた大胆な弟子、イ・ジュノ(ウィ・ハジュン)のドキドキする深夜のロマンスを描く。⇒【関連・各話のあらすじ】

■キャスト
【相関図】
【キャスト、人物一挙紹介(画像)】
ソ・ヘジン役:チョン・リョウォン
イ・ジュノ役:ウィ・ハジュン
ナム・チョンミ役:ソ・ジュヨン
 ほか

■第11話「自分のしたいこと」
ヘジンはどうにかジュノの母オ・ジョンファ(ユン・ボクイン)の目をかいくぐり家を脱出することに成功した。実は、ジョンファはトイレで女性の痕跡を発見していた。それには触れずに、ジュノの父イ・テギョル(オ・マンソク)の知人で有名なインターネット講義業者の関係者がジュノに関心を寄せたと話し、そこに移れと勧めた。ジュノは悩むことなく大峙チェイスに残ると答えた。それでもどうせなら大手に移るべきといいはる母に、「もう分刻みで僕の人生計画を立てるのはやめて」と怒りを爆発させた。

母を送り出したジュノはヘジンが置いていった物を持って彼女の家を訪れた。急いで出て行ったために足まで怪我したソ・ヘジンの怪我の手当をする。そしてヘジンが内緒にしているピョ・サンソプ(キム・ソンイル)に関する計画について尋ねる。ヘジンはサンソプを助ける方法を考えていたが、既に自分には多くのチャニョン高の生徒がいて、譲れない状況に悩んでいた。ジュノはチェソン国語から移ってきた生徒イ・シウ(チャ・ガンユン)のケースを挙げたが、ヘジンはそれは運が良かっただけだと答えた。だが、ジュノは違う考えだった。「先生と出会ってから今までやってきたことに運は一つもなかった」と自分のすべての行動と選択に確信があったことを強調した。

それを証明するかのようにジュノは、学期中ずっと作成した講義資料を自分の手でシュレッダーにかけ、驚くヘジン。ジュノはヘジンを苦しめるチェソン学院の塾長が憎くて耐えられなかったのだ。「授業で返そうと思ったが、教材ファイルを開けたら返せなかった」と説明し、続けて教材を再作成すると言い、「満点を取るための戦略を再設定した。読む方法を教える。問題解決のスキルなんか必要ない、本質に行くんだ」と強調。自分を信じるだけでいいというジュノの言葉は、学習塾が乱立する大峙洞では雲を掴むような話に思えたヘジンは、ジュノをなだめようとするが、考えを変えないジュノを思わず声を荒げて「子供たちを教えるのが遊びだと思ってるの?」と怒鳴りつけ、ジュノの「名門大学」の肩書きまで持ち出し、卒業証書は死ぬまでついて回る身分証だと言い放った。しかし、ジュノは引き下がらない。むしろ、なぜ自分にとってヘジンが恩師なのか考えてみてと反論。彼は「これがジュノが成功した方法で、僕は自分が成功した方法で教える」と主張するが、ヘジンの目には彼が過去の栄光に浸っているようにしか見えなかった。ジュノは「それが本質なんだ」と反論し、今のヘジンのやり方を批判した。これに腹を立てたヘジンはジュノに背を向けて立ち去った。

一方、副学院長ウ・スンヒ(キム・ジョンヨン)はチェソン国語のチェ・ヒョンソン塾長(ソ・ジョンヨン)に接近し、チョソン学院のキム・ヒョンタク(キム・ジョンテ)がピョ・サンソプをチェイス学院に引き抜こうとしていることを漏らし、「私たち二人、目的は違っても目標は同じじゃないですか」と言い、自分もまたヘジンを狙っていることを明かした。実はスンヒはかつて大峙洞でビクトリアアカデミーを運営していたが、チェイス学院に安値で買収された。それ以来、自分の塾を取り戻すタイミングを狙っていたのだ。そのためには学院長キム・ヒョンタク本人ではなく、彼からヘジンを排除しなければならなかった。ウンスはチェ塾長にヘジンの10年間の学習資料が自分の手にあることを伝え、ピョ・サンソプにだけ閲覧を許すと提案した。条件はヒョンタクの武器、ヘジンを踏みつけることだった。

チェ塾長から話を聞いたピョ・サンソプはその夜、ヘジンの行きつけの夜間飛行の店でヘジンと会った。ヘジンは副学院長のウ・スンヒが自分を裏切ろうとしていたことに大きなショックを受けた。それでもなぜサンソプがこの事実を自分に教えてくれるのか疑問に思った。サンソプが見せたのは、チャンヨン高の生徒でありヘジンの受講生であるソン・ハユル(キム・ナヨン)の読書ノートだった。前学期の放課後授業で学期中に本を読んでみろという自分の言葉に従った唯一の生徒だという。サンソプは「子供たちをすっかり忘れていたことが一番恥ずかしかった。これ以上恥ずかしい教師になるわけにはいかない」と説明した。

感謝の意を伝えるヘジンに彼は「子供たちが私のところに来るだけで、私が持っているものを全て注ぎ込んで子供たちを良い大学に送り出す。私の方法で」と固い決意を見せた。ジュノと同じ言葉を口にするサンヒョプにヘジンを再び驚かされた。ヘジンはチェソン国語にいる間は雑に扱われない存在になるべきと、チェ塾長の意向を受け入れてヘジンの資料を見ろと勧めたた。方向は違っても目標だけは同じ競争相手だからこその提案だったが、サンソプは自分でどうにかすると丁重に断った。そこに、ジュノがやってきた。



中間試験の後、ヘジンがチャニョン高校に乗り込みピョ・サンソプと敵対することになったきっかけを作ったのがハユルだったが、今回そのハユルのおかげでサンソプがヘジンに心を開くことになった。今後、この二人の関係がどう変わるのか楽しみだ。そしていよいよ次回、サンソプの講義が始まる。

16日放送の第12話の予告は以下のYouTubeにて視聴できる。但し日本語字幕はなし。
vN「卒業」は、毎週土日曜日21時20分に放送、その後23時20分ごろからU-NEXTにて独占配信する。

YouTube「卒業」第12話予告

tvN「졸업」番組サイト

YouTube「卒業」キャラクターティーザー

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