「ブラックペアン2」、二宮和也の演技力爆発で初回視聴率11.8% 竹内涼真の成長した姿も話題!第1話ネタバレと第2話予告

07月08日09時54分ドラマ
©TBS

「ブラックペアン2」(TBS、日、21時)第1話が7日放送された。主要メンバーが役柄を続投する中、見た目は同じで全く違う人物を演じきった二宮和也(嵐)の演技に絶賛の声が集まった。また、ジウ姫ことチェ・ジウの息子役を演じたキム・ムジュンが日本の視聴者の注目と集めた。第2話は14日の放送となる。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



日曜劇場「ブラックペアン2」見所&第1話あらすじ!


「ブラックペアン2」は、2018年4月期に二宮主演で放送された日曜劇場「ブラックペアン」の続編にあたる。「医療と金」そして「医療革命」を巡るメディカルエンターテインメントが再び始まった。その第1話が7日に放送され、ビデオリサーチ社調べの世帯視聴率は11.8%と発表された。

シーズン1の初回13.7%には及ばなかったものの、「日曜劇場」の前作(4月期)「アンチヒーロー」の初回11.5%や、大規模海外ロケで大反響を呼んでいた昨年7月期の「VIVANT」の初回11.5%をも上回わる好発進となった。

天城行彦と渡海征司郎の関係に早くも考察が続々


ブラックペアンシーズン1の主役であり、二宮和也が演じて評判となったオペ室の悪魔・渡海征司郎と、シーズン2の主役である天城雪彦。姿形はそっくりだが、孤高の天才といった雰囲気をもっていた渡海と、人なつっこい笑顔を見せながらも自分が課した掛けに勝たない患者には一切の同情をみせない面をもつ天城。二人は同じようでありながら、全く別人だ。二宮和也以外のメンバーが同じ役をやっていることや天才外科医である共通点もある中、全く別人にみせる演技に絶賛の声が集まると同時に、渡海と天城の関係に考察が多くあがっている。特にドラマ内で子どもが二人手をつないでいるシーンが映っていたことで、二人が双子では?兄弟では?という意見が多くでている。

キム・ムジュンのかわいらしさが際立つ


シーズン2からのレギュラーメンバーの一人、韓国3大地上波放送局の授賞イベントのひとつ「2023 MBC演技大賞」で時代劇「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」の世子(王位後継王子)役で男子新人俳優賞を受賞したキム・ムジュンが、韓国ドラマのファン以外に、日本のドラマしかみない視聴者にも注目された。身長は180センチを超える長身ながらその愛くるしい顔や母のために懸命に天城に手術を頼むシーンでの日本語台詞などが注目された。どれだけ日本のファンを新たに獲得するのかも注目される。
<恋人>世子のキム・ムジュン、「ブラックペアン2」ニノ×竹内涼真相手に完璧日本語台詞&涙の演技でブレイクの予感

花房美和(葵わかな)・猫田麻里(趣里)の看護師コンビも健在


準主役の心臓血管外科医の世良雅志(竹内涼真)と同じように、シーズン1から著しい成長をみせている花房や、渡海と唯一といっても良いほど仲のよかった猫ちゃんこと猫田麻里(趣里)も変わらず出演している。シーズン1はオーストラリアが舞台だったこともあり出演時間は少なかったが、14日に放送される第2話以降で天城たちとどう絡んでくるのか?

第2話のみどころ


第2話で患者側として登場するのは誠直也、蘭寿とむそして市川團十郎の長女・堀越麗禾だ。心臓手術をうけないと命がもたない祖父(誠直也)の孫娘を堀越麗禾が演じる。洋菓子店を経営する繁野(誠直也)は資金がたりないのだが、その繁野に「甘い」言葉をかけるのは天城だ。天城はどんな掛けをもちかけるのか?

■第1話あらすじ


東城大学医学部付属病院の病院長となった佐伯清剛(内野聖陽)は、心臓外科に特化した新病院の開業計画を進めていた。

東城大学医学部付属病院の心臓血管外科医の世良雅志(竹内涼真)は佐伯から、オーストラリアの学会に出席し、ゴールドコーストのハートセンターで働く天城雪彦(二宮和也)という医師に渡すよう、一通の手紙を預かる。

垣谷雄次(内村遥)と共にゴールドコーストについた世良は意識を失った一人の少年の応急処置をすることになった。垣谷と世良は少年がアレルギーショックを起こしていると考え、気道の確保をするために、ペンで喉を開けようとする。そこで天城が通りかかり、垣谷の手をとめ、心タンポナーゼを起こしているとアドバイスする。戻ってきた世良にハサミをださせ、心臓近くに穴をあける応急処置をすると、少年の心臓は動き出した。

世良は通りかかった男が以前手術室の悪魔と呼ばれていた渡海征司郎とよく似た外見だったことに気がついた。

世良と垣谷は学会で発表をする。天城の登壇を待ったが、天城はこれないという。そこで病院に向かったが、そこにも天城はいない。受付の女性は天城は手術がある時しか来ないので、予定はわからないという。世良たちと同じように天城を訪ねてきていた男性がいた。韓国の研修医でパク・ミンジュ(キム・ムジュン)という。医師でもある母親・パク・ソヒョン(チェ・ジウ)の心臓の手術を受けさせたいと願っていたのだ。そこでソヒョンは発作を起こしてしまう。世良たちが落ち着かせるが、その様子をみていた受付の女性が天城の予定はわからないが、よく競馬場にいると教えてくれた。

世良と垣谷は天城がいるという競馬場へ向かう。するとそこにいたのは、海岸でもあった、6年前に東城大を去った渡海征司郎と瓜二つの謎の男だった。実は彼こそが医療界ではディアブル(悪魔)と呼ばれ、人や金をもてあそぶ世界的天才外科医・天城雪彦(二宮和也)だった。そこで佐伯からの手紙を渡すが、日本にはいかないといって手紙を捨てて出て行こうとする。するとミンジュがやってきて、母親の手術を頼む。すると、カジノで賭けに買ったら手術するといいだした。

実際に賭けをする際、天城は「財産の半分をベットしろ」といい、金額を書くようにいう。ソヒョンは2億の金額を賭けたが、負けてしまった。ミンジュは土下座して頼むが、賭けに負けた人間は神から見放されているといって立ち去ってしまう。そこでもまたソヒョンは発作を起こした。

世良は天城を追いかけて文句を言う。そして「悪魔」だというと、天城は笑って「神に愛された悪魔だ」と自分のことを笑う。

なんとかソヒョンを助けたいと思った世良は再度、天城に頼みに行くと「手術みてゆく?」と気軽に誘われる。手術着に着替えて入った手術室にいたのはソヒョンだった。実は昨日、もう一度、掛けをした。ソヒョンは財産の半分といわれていた金額よりも最初は少なく書いていたが、助かるために正しい金額を書き、賭けに勝ったのだ。そして店の権利書を天城に差し出し、手術をしてもらうことになった。

そして、世良を助手にして手術は始まり、恐ろしいほどの手早さで心臓手術を行っていった。その手技に世良は見惚れていた。

ソヒョンから取り上げた店の権利書のうち、1軒分だけ天城は返してきた。それは最初の1軒目の分だ。

自分の指導医と似ていると世良が話し、もう一度、手術がみたいという。指導医・渡海征司郎の名前をきいた天城は顔色を変えた。そして、世良を連れてカジノに行って、赤か黒かにかけるようにいう。当たったら日本に戻るという。そして目は緑のゼロに入った。世良の勝ちにはならないが、緑のゼロに入るのをみたのは初めてだといい、日本に帰ることにした。

■第2話あらすじ


佐伯(内野聖陽)が計画中の新病院のトップに推挙され天城(二宮和也)は来日した。着天城は世界でただ一人、冠動脈バイパス術の進化形、ダイレクトアナストモーシスを扱える技術を持ち、それを公開主物で披露すると言う。

そんな中、世良(竹内涼真)が担当している患者である洋菓子店を営む繁野(誠直也)は資金が足らず困っていた。娘の麻美(蘭寿とむ)は大人気商品であるアップルパイのレシピと販売権を売り資金調達を考えるが、繁野とその孫の結衣(堀越麗禾)は猛反対される。さらに繁野が助かるためには莫大な資金がかかる天城のダイレクトアナストモーシスを受けるしかないこと判明してしまう。そして天城はなんと結衣に手術を受けるための賭けを持ちかけるのだった。

TBS 2024年7月スタート。毎週日曜日21時放送「ブラックペアン2」。出演:二宮和也(嵐)、竹内涼真、葵わかな、趣里、キム・ムジュン、チェ・ジウ、神野三鈴、橋本さとし、段田安則、小泉孝太郎、内野聖陽、田中みな実、内村遥、今野浩喜、森田甘路、ヤマダユウスケ、松川尚瑠輝、水谷果穂、ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@blackpean_tbs」。

TBS「ブラックペアン2」番組公式サイト

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