「グッド・パートナー」参戦で週末ドラマ三つ巴の激戦…「Missナイト & Missデイ」「監査します」視聴率1位は？

07月14日13時20分ドラマ

14％の視聴率で成功裏に終了したSBS「コネクション」の後を引き継いで「グッドパートナー」が7月12日（金）スタートし、韓国の週末ドラマが熾烈な視聴率争いを展開している。予告動画などは各番組サイトで公開中だ。

■新週末三つ巴戦、1位は「グッドパートナー」

13日に放送したSBS「グッドパートナー」の第2話の視聴率は全国8.7％、都圏8.8％で初回（7.8％、8.1％）視聴率を更新し、同日のミニシリーズの1位。JTBC「Missナイト & Missデイ」は前回（8.4％、9.1％）には届かなかったが全国7.5％、首都圏7.4％と好調で2位につけた。tvN「監査します（ありがとうございます）」も全国5.3％、首都圏5.7％で前回（5.9％、6.5％）には届かなかったが高い数字で3位だった。

しかし、視聴者数は「Missナイト & Missデイ」が180万8000人で2位、3位の「グッドパートナー」の155万1000人を逆転している。なお、同日の総合視聴率1位は、イム・スヒャン、チ・ヒョヌ主演のKBS2「美女と純情男」が視聴者数277万9000人、世帯視聴率16％で1位だった。

※視聴率はニールセンコリア、以下の数字は全国基準。

SBS「グッドパートナー」

チャン・ナラ＆ナム・ジヒョン主演の「グッドパートナー」

SBSの新金土ドラマ「グッドパートナー」は、離婚弁護士の物語を描く法廷オフィスドラマだ。チソン主演の「コネクション」の後を引き継ぎ、7月12日の初回視聴率7.8%と好スタートを切った。離婚をテーマにした韓国ドラマは、「離婚弁護士シン・ソンハン」、「結婚作詞離婚作曲」、「浮気したら死ぬ」など離婚をテーマにしたドラマも少なくない。しかし「グッドパートナー」は実際の著名な離婚専門弁護士であるチェ・ユナが脚本を担当し、離婚問題だけでなく、キャラクターたちの心情や葛藤も描く。また日本でも人気のチャン・ナラとナム・ジヒョンが主演を務めることで、女性同士のケミストリーによる“ウーマンス”を描く点で差別化を図っている。
チェ・ユナ弁護士は「グッドパートナー」の原作ウェブトゥーン『マリッジレッド』のストーリー作家であり、ユ・ジェソク, チョ・セホのトーク番組であるtvN『ユクイズ on the block』にも出演したことがある。

JTBC「Missナイト

イ・ジョンウン×チョン・ウンジの二人一役「Missナイト & Missデイ」

週末のドラマ対決において存在感を示しているのが、JTBCの土日ドラマ「Missナイト & Missデイ」だ。このドラマは全16話で現在9話まで放送されている。初回3.998%の視聴率でスタートし、次第に視聴率が上昇、8話では8.4%の自己最高視聴率を記録し、13日の第9話も7.5％と高い数字をキープしている。「コネクション」やtvN「卒業」、MBC「我が家」など相手に健闘していたが、新たに始まった「グッドパートナー」「監査します（ありがとうございます）」相手に熾烈な視聴率争いのスタートだ。
昼は50代、夜は28歳に戻る“イ・ミジン”というキャラクターをイ・ジョンウンとチョン・ウンジが二人一役で演じている。外見は50代だが、内面は28歳というキャラクターを見事に演じるイ・ジョンウンの熱演が見どころ。検事ケ・ジウン（チェ・ジニョク）との複雑なロマンスや連続殺人事件のストーリーが新たな楽しみを提供している。またで、第9話ではイ・ジョンウンと若手俳優ペク・ソフ（27）との「イチャイチャ」ぶりも話題になっている（「イチャイチャ動画」紹介）。

tvN「監査します（ありがとうございます）」

シン・ハギュン主演「監査します（ありがとうございます）」

先週7月6日に初放送されたtvNの新土日ドラマ「監査します（ありがとうございます）」は、初回視聴率3.5％でスタートし、第2話でいきなり5.9％を叩き出し、13日の第3話も5.3％を好調だ。建設会社の監査チームに新たに着任したシン・チャイル（シン・ハギュン）を中心に物語が展開する。妥協を許さない独自の監査を行うシン・チャイルと、これを阻むヴィラン集団のファン・デウン（チン・グ）、ソ専務（キム・ホンパ）、ヤン専務（ペク・ヒョンジン）との対立が緊張感を高めている。今後、ク・ハンス役のイ・ジョンハ、チョ・アラム役のユン・ソジンなどの監査チームの成長と活躍が見どころ。
お仕事ドラマと言えば法廷モノや医療ドラマが定番だったが、近年「会計士」を題材にした「ナンバーズビルの森の監視者たち」や「ポジション～広告代理店の女王～」、「気象庁の人々：社内恋愛は予測不可能？！」、「私たちの人生レース」などこれまで題材にならなかったお仕事ドラマが続々増えている。そんな中でも「監査チーム」を前面に押し出した作品は珍しく、注目を集めている。