WOWOW「繁城の殺人 ~大明に蠢く闇~」第7-最終回:一連の殺人事件と化け猿の関係はいかに!?
WOWOWで日本独占放送・配信される「繁城の殺人 ~大明に蠢く闇~」(全12話)は2023年に中国で高評価を得た話題の中国本格的ミステリー時代劇。9月4日(水)からの第7話~最終回(第12話)のあらすじを紹介する。
※9月25日からは、タイムリープで悲劇の運命にあらがう皇后と、その愛憎の行方を描く宮廷転生時代劇「寧安如夢(ねいあんにょむ)~宮廷にふたたび舞い降りる愛~」を放送する。
「繁城の殺人」はどんなドラマ?
「繁城の殺人 ~大明に蠢く闇~」は、明代を舞台に奇怪な殺人事件が次々と発生し、積み重なる伏線の数々がやがて人々の運命に絡み合っていくさまを描いたミステリー時代劇。
■第7話
蠹県を恐怖に陥れた化け猿。連続殺人とつながりがあるかに見えた怪人も、実は曲三更がある目的で仕組んだ罠の駒にしか過ぎなかった。しかし、化け猿の持っていた覚書が、事件の手がかりに。その先に浮かんできたのは、笠をかぶった髭の男の存在だった。そんななか、新たな犠牲者が。薬王廟の前の通りに置かれた大鍋の中で物言わぬ屍となって発見されたのは、神医・程逸致であった。今度は論語の一節が書かれた紙片だけではなく、薬の処方箋が死体と共に残されており…。
■第8話
(C)TENCENT TECHNOLOGY BEIJING CO., LTD.一連の殺人事件と化け猿は無関係だったと判明し、激怒した臬台は非情な処分を下す。夏頭領を捕吏に降格させ、再び蠹県に戻したのだ。彼の仕打ちを憎んでいた捕吏たちは、今にも叩き殺してしまいそうな勢いで、“同僚”となった夏を取り囲む。そこで曲三更は「殺さずとも憂さ晴らしはできる」と、ある提案をするのだった。一方、程逸致の死によって捜査が停滞しているのを見かねた冷桂児は、20年前の火事の生存者につながる情報を集めるため、一計を案じる…。
■第9話
(C)TENCENT TECHNOLOGY BEIJING CO., LTD.変装とも言えないような、お粗末な男装姿で現れた冷桂児をたしなめた林四娘。彼女は母のような、あるいは姉のような親しみと温かさを込め、桂児に対して冷無疾との馴れ初めを語った。「林女将は父さんに会えたかな」――冷桂児は在りし日の林四娘の姿を思い浮かべつつ、彼女の墓前でそっとつぶやくのだった。当然のように、林四娘の亡骸にも論語の一節が添えられていた。しかし、曲三更はそこに、これまでとは異なる違和感を覚える。そして、次なる被害者が…。
■第10話
(C)TENCENT TECHNOLOGY BEIJING CO., LTD.陸遠暴が下したという信じられない命令と、血塗られた恐るべき過去――陸忠の‟言葉”は、何重にも陸直を驚愕させた。恩人である陸忠のため、陸直はおとなしく命を捨てる覚悟を決める。しかし陸忠は彼を殺さなかったばかりか、陸遠暴殺害計画に加わって策を練るよう促すのだった。密かに陸邸へと戻った陸直は、計画実行に向けて動き出す。弱みを握った人間たちを脅し、手駒としていく陸直。その企みは着実に、成功へ向けて前進しつつあったかに思われたが…。
■第11話
(C)TENCENT TECHNOLOGY BEIJING CO., LTD.‟南門外の廃寺の林にて、再び凶行の恐れあり”。告発状を無視するわけにもいかず、曲三更たちは張り込むことに。暗がりのなか、身を隠した幾人もの捕吏の視線の先には、たき火をする易者・岳半仙の姿があった。そこへ現れたのは張継祖――薛挙人の執事である。剣を抜いて岳半仙を羽交い絞めにした張継祖は捕吏たちに捕まるが、彼が連続殺人の下手人とも思えず、告発状の主の真の狙いは分からぬままだった。そんななか、薛挙人が役所へ。彼は執事の保釈を要求するが…。
■最終回(第12話)
(C)TENCENT TECHNOLOGY BEIJING CO., LTD.陸邸には怪しげな‟離れ”があり、その庭の枯れ井戸には隠し部屋が――。陸不憂は自分の発見に興奮しながら、「今夜は、うちに泊まっていけよ」と小宝子を誘った。陸直と3人で、夜中に隠し部屋を探りに行こうという魂胆だ。その誘いに乗り、小宝子は陸邸へ留まることに。夕食のあと、いつの間にか眠ってしまった小宝子が目を覚ますと、辺りは変に明るく、煙が漂っている。万暦17年9月7日深夜、屋敷を包む紅蓮の炎の中を、陸不憂と小宝子は逃げ惑うしかなかった…。
◇WOWOW「繁城の殺人 ~大明に蠢く闇~」番組サイト
2024年8月14日-9月18日 毎週水曜20:00から(2話連続)日本初放送・配信
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