9月7日（土）に放送したMBC金土ドラマ「白雪姫には死を～BLACK OUT」第8話でジョンウ（ピョン・ヨハン）はビョンム（イ・テグ）とミンス（イ・ウジェ）が自分を裏切ったことを知り、がく然とした。このあらすじと見どころを紹介する（ネタバレあり）。次回第9話予告はYouTubeで視聴できる。

第8話の視聴率は、全国6.4％、首都圏6.1％で前回第7話（全国、首都圏共に5.7％）の自己最高を更新した。瞬間最高視聴率は7％まで上昇した。

本作はU-NEXT、Hulu、Lemino、FOD、ABEMAなどで韓国と同日配信している。

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「白雪姫には死を～BLACK OUT」は…

「白雪姫には死を～BLACK OUT（백설공주에게 죽음을-Black Out）」は、遺体が発見されていないミステリアスな殺人事件の犯人とされ、前科者になった青年が10年後、真実を明らかにする過程を描いた逆追跡犯罪スリラードラマ。ドイツのミステリーの女王と呼ばれるネレ・ノイハウスのベストセラーが原作で、Disney+オリジナルシリーズ「サムシクおじさん」、映画『ハンサン　―龍の出現―』『彼女が死んだ』など大作への主演が続くピョン・ヨハンが、高校生から青年まで熱演する。⇒【各話のあらすじ】

■キャスト

コ・ジョンウ役：ピョン・ヨハン
刑事：ノ・サンチョル役：コ・ジュン
女優：チェ・ナギョム役：コ・ボギョル
医大生（休学中のアルバイト生）：ハ・ソル役：キム・ボラ
警察署長：ヒョン・クタク役：クォン・ヘヒョ
クタクの息子：ヒョン・スオ役：イ・ガソプ
国会議員：イェ・ヨンシル役：ぺ・ジョンオク
病院長：パク・ヒョンシク役：コン・ジョンファン
ジョンウ母：チョン・グムヒ役：キム・ミギョン
ジョンウ父：コ・チャンス役：アン・ネサン
　ほか

■第8話あらすじ

刑事ノ・サンチョル(コ・ジュン)は、ビョンムが運転するパトカーに突っ込まれた。ビョンムはサンチョルの車からDNA鑑定結果の入った封筒を取ろうとするがサンチョルに反撃され、川に投げ込まれた。

その頃、ジョンウはミンスに「なぜボヨンを殺したんだ!」と問い詰め、怯えたミンスは「お前のせいだ！あの日、飲み会をキャンセルしなければよかったのに」と答えた。

11年前、ボヨン（チャン・ハウン）はミンスとビョンムとゴノ（イ・ガソプ）とお酒を飲んでいた。ゴノが家にお酒を取りに行った間に、3人はケンカになり、「あんたたちはジョンウの手下じゃないの」といったボヨンの言葉に怒ったビョンムとミンスは、彼女に性的暴行を加えたのだった。

真相を知って激怒するジョンウに、「暴行はしたが殺していない」とミンス。そこにサンチョルから連絡を受けた刑事がやって来てミンスを緊急逮捕した。

署に戻ったサンチョルはビョンムを厳しく尋問し、彼の弁解を遮りながら「性犯罪者なんて皆同じだ」と怒鳴った。警察署長ヒョン・グタク（クォン・ヘヒョ）はビョンムとミンスの逮捕に焦りながらも、DNA鑑定の結果に息子ゴノの名がないことを確認し、安堵する。

ミンスの父チュホ（イ・ドゥイル）とビョンムの父フンス（チャ・スンベ）は警察署に駆けつけ署長グタクに助けを求めたが、我が子が容疑から外れたグタクは冷淡に対応した。

一方、ゴノは罪悪感からボヨンの幻影を見始め、酒に溺れていた。ゴノを見つけたジョンウは彼を連れて警察署へ向かう。ゴノが自首を申し出るが、キム課長（チャン・ウォニョン）が妨害して、ゴノをグタクに引きあわせた。

ジョンウはサンチョルに頼み込んで拘置されたビョンムに会う。ボヨンに何をしたのか問い詰めるが、ビョンムは自分の境遇を嘆き続け、恵まれた環境に育ったジョンウを非難した。ジョンウは悲しみと怒りの狭間で彼に掴みかかったがすぐに手を離し、ビョンムはジョンウを挑発した。ジョンウは「必ず真実を明らかにする」と宣言した。

ゴノは父グタクに「自首する」と宣言し、親子の対立が続く。しかし、双子の兄スホ（イ・ガソプ）のことを持ち出されたゴノは最終的に警察署に戻り、「倉庫に戻ったとき誰もいなかった」と偽証した。サンチョルが真実を吐かそうとするが、キム課長とグタクの妨害で取り調べは打ち切られた。

ジョンウはゴノが自首しなかったと聞き彼を追いかけるが、ゴノは「全て話した」と言ってジョンウを振り払った。さらに追いかけようと飛び出したジョンウが車に跳ねられ、ゴノはその場から逃げ去った。

ゴノからの電話で倉庫に駆け付けたグタクは、首を吊って自殺した我が子ゴノと対面した。

■見どころ・考察・次回予告

第8話では、幼なじみで親友だと思っていたビョンムとミンスがボヨンに性的暴行加えたことが分かった。さらにその理由を、恵まれた環境に育ったジョンウのせいだと言いのけるビョンムとミンス。視聴者からは「どうしてそんなことになったんだろう」「クズ野郎だ」など、2人を非難する声が上がった。

また、今回も衝撃の展開で視聴者たちは「作家と監督が素晴らしい」と称賛し、「加害者ども全員破滅してほしい」「今日のエンディングはすごかった」「刺激的なシーンを間接的に表現したのが良かった」といった反応が続いた。

ところで気になるのは、グタクと議員イェ・ヨンシル（ぺ・ジョンオク）がある店で会っていること。11年前二人は、ここで何の話をしたのか？そして話題に上ったイ・ジェシク署長はどんな人物なのか？

次回、ゴノの自殺により、グタクのショックは極限に達する。一方、ナギョム（コ・ボギョル）はシム・ボヨン（チャン・ハウン）の両親に、ビョンム（イ・テギュ）とミンス（イ・ウジェ）がボヨンの死に関与していたことを伝えた。この事実が公表されると、村全体が大混乱に陥る。気になる第9話は9月13日（金）放送予定。予告動画はYouTubeでも視聴できる。但し、日本語字幕なし。

MBC「白雪姫には死を～BLACK OUT」は金・土曜日21時50分から放送、YouTube「MBC Drama」には関連動画が多数公開中だ。