映画『最後の乗客』場面写真8点解禁、堀江貴監督と岩田華怜、冨家ノリマサから国内公開の喜びコメント到着

09月10日20時00分映画

クラウドファンディングから始まり世界の映画祭で絶賛され、日本では10月11日(金)よりユーロスペース、池袋シネマ・ロサほか凱旋全国公開となる堀江貴監督作『最後の乗客』(配給:ギャガ)の場面写真が一斉解禁された。さらに本作の日本凱旋公開にあたり監督、キャストから喜びのコメントも緊急到着した。予告動画はYouTubeにて公開中だ。



2020年、ある自主制作映画のクラウドファンディングが静かに始動した。 震災から10年がたつ故郷、宮城・仙台への想いを1本の映画に収めようというそのプロジェクトは、僅か2日間で成立。撮影された55分の物語は仙台1館で始まり、その後世界各国の映画祭に出品、高い評価と予想外の驚き、大きな感動を呼び、相次ぐ受賞を果たし、大きな注目を受けた。そしてこの度、たったひとりから始まり世界を回って大きくなっていった『最後の乗客』
という作品は、日本へ凱旋。2024年、日本全国での上映をするに至った。

最後の乗客

このクラウドファンティングを実施し、本作の制作・監督・脚本・編集を務めたのは NY 在住で、MVなどで数々のアワード受賞の経歴をもつ堀江貴。堀監督は凱旋上映に当たり、「この作品は、演じてくれる人が数人さえいれば、例え、たった一人でも作り上げるという決意から始まりました。それが、一人また一人と賛同し協力してくれる仲間が集まり、そのお陰でたくさんの奇跡が生まれ、こんなところまで辿り着くことができました。このプロジェクトを信じご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。それぞれの様々な思いや願いをこめて作り上げた作品なので、ひとりでも多くの方々に届き、楽しんで頂けることを切に願います。」と振り返り、喜びと感謝を伝えた。

主演のみずき役を演じたのは元AKB48メンバーの岩田華怜。現在、NY在住で監督と同様、宮城県仙台市の出身だ。「最初にこの映画の存在を知った時、撮影スタッフもキャストもほとんど決まっていませんでした」と明かし、「堀江監督がお一人で台本を握り締めて、仲間を集め、その想いが色々な奇跡を起こし、この映画ができあがりました。撮影期間はたったの1週間でしたが、今でもあの時間は夢だったのではないかと思うほど、不思議で、儚くて、愛おしい、忘れられない経験です。この映画をつくる一員になれたことに、改めて感謝申し上げます。この映画に出会ってくれたすべての方の明日が、少しでも鮮やかになりますように。 」と、本作出演が愛おしくて忘れられない体験であるとコメントした。

本作の語り部ともいえるタクシー運転手役を演じたのは冨家ノリマサ。池袋シネマ・ロサの一館のみで封切られ、その絶賛の口コミからなんと今週末から全国91館での拡大上映となる人気作『侍タイムスリッパ―』で大ブレイク中だ。この作品への出演が決まった時の感動を、「真摯にこの役を全うしたいと思い、人々の想いをなんとか伝えたい、と撮影に入る前に現地を回った際には身の引き締まる思いでした。堀江監督、スタッフ、俳優陣も同じ心で生まれたこの作品が観て下さる人達の心に届く事を願ってます。現在上映中の『侍タイムスリッパー』も同じように、「頑張っていれば誰かが何処かで見ていてくれる」の思いで作り上げた作品です。制作陣の熱い思いが、皆さまに伝われば良いなと思います。」 と本作への愛情を示した。

撮影は『寝ても覚めても』(濱口竜介監督)、『あのこは貴族』(岨手由紀子監督)、『さかなのこ』(沖田修一監督)、『Cloud クラウド』(黒沢清監督)など数々の名匠・巨匠の作品を手掛ける、今一番撮ってほしいカメラマンとの呼び声も高い佐々木靖之。

YouTubeチャンネル(予告編)

制作・監督・脚本・編集:堀江貴
出演:岩田華怜 冨家ノリマサ 長尾純子 谷田真吾 畠山心 大日琳太郎 撮影:佐々木靖之
2023年/日本/カラー/16:9/DCPステレオ/55分/G
制作プロダクション:マーマレード・ピクチャーズ © Marmalade Pictures, Inc. 配給:ギャガ

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