「三国志 秘密の皇帝」第3話:忠臣・張宇が命がけで皇帝の遺灰奪取に挑む…ネタバレあらすじ(全33話)

09月15日22時00分 
(2024年09月22日22時01分 更新)
ドラマ
© Chinese Entertainment Tianjin Ltd.

BSP4Kで22(日)、BSPでは26日(木、深夜)放送予定の第3話では、張宇(ちょうう)の皇帝への忠誠心から遺灰を奪取に成功するが、“毒蛇”満寵(まんちょう)に阻まれる。第3話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識を紹介する。NHK番組サイトでは予告動画や相関図も公開している。



「三国志 秘密の皇帝」は、亡き皇帝、献帝・劉協と入れ替わった双子の弟・劉平が、愛と民のために闘うもう一つの三国志ロマン。【「三国志 秘密の皇帝」を2倍楽しむ】では、時代背景、人物・キャスト紹介などまとめているので、視聴の前にチェックしておくとド初回から楽しめるはず。
相関図はこちら⇒【第1回~ 人物相関図】


■キャスト

メインキャスト(6人)・役柄・実在人物紹介
押さえておくべき(17人)キャスト・役柄
劉平(りゅうへい)/皇帝 :マー・ティエンユー 马天宇 [声:浪川大輔]
司馬懿(しばい):エルビス・ハン 韩东君 [声:峰晃弘]
伏寿(ふくじゅ)/皇后:レジーナ・ワン 万茜 [声:久保ユリカ]
唐瑛(とうえい):ドン・ジエ 董洁 [声:折井あゆみ]
郭嘉(かくか):サニー・ワン 王阳明 [声:山本兼平]
任紅昌(じんこうしょう):ドン・シュエン 董璇 [声:田所あずさ]
曹操(そうそう):ツェー・クワンホウ 谢君豪 [声:早川毅]
曹丕(そうひ):タン・ジエンツー 檀健次 [声:小笠原仁]
ほか



※あらすじはネタバレになっています。気になる方は「見どころ」と「豆知識」を参考に、「あらすじ」は視聴後の確認用としてご覧ください。



三国志© Chinese Entertainment Tianjin Ltd.

■第3話見どころ

第3話では、全てを知った張宇(ちょうう)が亡き皇帝の遺体を奪還、遺灰を胸に許都を出ていくが、またしても満寵(まんちょう)に阻まれ絶体絶命に。さらに、劉平を追ってやって来た司馬懿が、楊俊(ようしゅん)と接触。曹操への反旗計画に劉平が巻き込まれているところまで辿り着く。皇帝としておぼつかない劉協の周辺では、曹操側の荀彧(じゅんいく)と満寵、そして伏寿ら皇帝擁立側との静かな攻防が繰り広げられる。



■豆知識:四面楚歌のようで安全な許都

前回ドラマの中で、「劉備(りゅうび)が曹操を、劉辟(りゅうへき)が曹仁を引き付ければ許都は手薄になる。」と表現がある。これは、曹操が攻めていた徐州を、当時、公孫瓚(こうそんさん)の勢力下にあった劉備が援軍として派遣され、曹操軍と戦った時のことを語っている。

劉備は蜀の初代皇帝となる人物で、曹操の生涯のライバルとして知られる人物。元々、曹操が誰よりも信頼していた劉備。しかし、劉備は野心家だったため曹操を裏切り、曹操暗殺計画に加担する。さらに、敵の袁紹にも曹操との戦を促すなど、裏切りはエスカレートし、200年に起こる官渡の戦いと繋がっていく。

許都の周辺は敵に囲まれる状態になるが、裏を返せば曹操側が手薄になるということ。荀彧(じゅんいく)が外敵に恐れて門を閉め、楊修(ようしゅう)が警護長となれば、曹操から実験を奪い、漢王朝の復興を企む作戦を遂行する皇后・伏寿はじめ、楊修の父・楊彪(ようひょう)らにとっては好都合な展開となっている。



■第3話ネタバレあらすじ

張宇(ちょうう)は皇帝・劉協が亡くなったことを知ると嘆き悲しむ。劉平(りゅうへい)と伏寿(ふくじゅ)は、劉協が計画した漢王朝復興の計画を話すと、張宇は改めてひれ伏す。亡き陛下の意思であっても、ご遺体が手荒に葬られることは我慢できないから、遺体を取り戻し火葬に伏し、遺灰を持って故郷に帰りたいと願い、伏寿は張宇の願いを聞き入れることにした。張宇の身を案じる劉平に、張宇は 、その優しさは漢王朝復興の邪魔になると警告する。

その頃、満寵(まんちょう)は劉協の遺体の検分を進めていた。董承(とうしょう)の屋敷に送り込んだ間者が行方不明だと知らせを受け、董承らが動き出したことを知る。満寵がいない間に、張宇は強引に遺体を引き取ることに成功する。途中、満寵側と揉めたが、董承の部下である种輯(ちゅうしゅう)が助けに入ったので、遺体を取り戻すことが出来た張宇は、遺体を火葬し号泣する。

一方、弘農王祠(こうのうおうし)で一夜を過ごした司馬懿(しばい)は、楊修(ようしゅう)と出会う。弟(劉協)を連れて帰ると言って引き下がらない司馬懿に、 「1日で真相を当てられたら、楊平に合わせる」と提案する。さっそく、司馬懿は諜報活動のために開いている穀物点に向かい、許都の情報を集める。楊彪(ようひょう)と楊修の動向を監視し、尚書台に探りを入れるよう指示する。

張宇は遺灰を持って王子服(おうしふく)に警護され許都を出ることになるが、あと一歩のところ満寵に捕まる。張宇が遺灰の埋葬を願い出て、埋葬するための穴を掘っていると、張宇を見送りにきた董妃が現れる。董妃に遺灰を預けた張宇は、最後に皇帝を子に合わせることができて号泣する。そして、埋葬が終わると満寵は張宇を連れていってしまう。宮中に戻った満寵は、劉平に会いに行き、火事のことについて張宇を取り調べること、そして楊俊(ようしゅん)を引き取り看病すると報告する。

劉平は、張宇と楊俊を助けたい気持ちを伏寿に伝えるが、その優しさを捨てるよう怒られる。それでも劉平は「自分の命に代えても父上だけは助ける」と主張する。一方、楊修は警備長になり、董承は皇帝を敵から守れると確信する。司馬懿は、兄・司馬朗(しばろう)に明日許都が閉鎖されるから戻るよう説得されても、劉平を助けると主張する。許都で混乱が起こり、劉平はそれに巻き込まれていると言う司馬懿だが、司馬朗は一人だけ曹操の敵にすることはできないと思いとどまらせようとするが、司馬懿は許都に残る。

楊修は劉平と伏寿に会いに来る。劉平は張宇と楊俊を助けて欲しいと言うが、伏寿は張宇の始末を頼み、楊俊はまだ使えるから生かすよう命じる。帰り際、楊修は劉平から司馬懿あての手紙を受け取るが、部屋に戻り、その手紙を燃やしてしまう。



[原題]

三国机密之潜龙在渊
三国機密/三国志 Secret of Three Kingdoms
[制作] 2017年 中国



【放送予定】

BSP4K(日)21時00分 9月8日(日)開始
BS(木)24時25分 9月12日(木)開始
((金)午前0時25分9月13日(金)開始)
[話数] 全33回(予定)
[音声] ステレオ2か国語
(主音声:日本語吹き替え/副音声:中国語)/[字幕放送] 有り
 ※吹き替え版を日本初放送

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