キム・ヨナ、来年の世界選手権の新プログラム構想を、インタビュー動画で語る。
韓国高陽市で開催された夏のアイスショーを終えたキム・ヨナが、29日、練習地のカナダ・トロントに向けて出国した。来年の世界選手権大会に披露する新プログラムでは、ジャンプは昨シーズンと変わらないと発表した。出国直前のキム・ヨナへのインタビューをYTNが動画で紹介している。
空港の出国場は、キム・ヨナの見送りに来たファンで大混雑。アイスショーを終えて、10日ぶりに練習拠点であるカナダ・トロントに向かうキム・ヨナは、これから本格的に新プログラムの準備に入るのか、という記者からの質問に対して次のように答えている。
[インタビュー:キム・ヨナ]
どんなプログラムをするか、アイディアも考えてゆっくり、慌てないで新しいプログラムを一生懸命準備して、またこれまで通りの訓練生活に戻ります。
気になる新プログラムで、得意のジャンプに変更はあるのかという質問には…。
[インタビュー:キム・ヨナ]
大きい変化はない予定です。その構成が私が一番自信のある構成で、もっともうまくできる構成だから、大きく変える点はないと思います。
昨シーズンの主力技術だったトリプルフリップとトリプルルッツ・トリプルトーループのコンビネーションジャンプが、新プログラムでも軸になるようだ。
また、演技構成でも、007ボンドガールのようなキャラクター演技とクラシック演技でショートとフリーをそれぞれ構成した形式も維持するとも明かしている。
先日の入国のときのインタビューでも話していた、タンゴ風の音楽に関しては、気持ちは変わらない様だが、ジュニア時代の「カルメン」やシニア初日に演技した 「ロックサンヌのタンゴ」とはまた別の、成熟した演技に挑戦するようだ。
[インタビュー:キム・ヨナ]
タンゴだと言っても、さまざま多種多様の姿があるから、もうちょっと成熟した感じの演技をして見たいと考えています。
大人のタンゴを引っさげて、キム・ヨナが世界大会のリンクに立つのは、来年3月の世界選手権大会!新しいプログラムに期待が集まる。新プログラムの完成は10月頃と見られている。
YTN「キム・ヨナ、新しいプログラムでジャンプはそのまま」