キム・テリ主演「ジョンニョン:スター誕生」第10話にパンソリの一人者イ・ジャラムが登場
韓国の伝統音楽「パンソリ」の第一人者イ・ジャラムが、tvNのドラマ「ジョンニョン:スター誕生」第10話に特別出演し、劇中劇「バカと姫」で道唱役として登場する。tvN番組サイトでは3枚の場面写真が公開された。
●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】
道唱とは、役者ではなく舞台の横で歌を通して物語を解説する役割で、イ・ジャラムが劇の幕を華やかに開ける。
Disney+(ディズニープラス)で独占配信中の「ジョンニョン:スター誕生(以下「ジョンニョン」)」」は1950年代の朝鮮戦争後、最高の国劇俳優を目指す天才少女チョンニョニの成長や競争を描いたドラマで、リアルな国劇舞台が再現されていると好評を得ている。加えて、「ジョンニョン」制作陣は、舞台1つを完成させるまでに長いもので1年以上、短くても3ヶ月を要し、撮影も数日にわたって進行するほど、国劇舞台演出に真摯に取り組んでいることを明らかにしている。
ドラマ第8話では、ジョンニョン(キム・テリ)がオーディション中に喉を酷使し吐血するシーンが描かれるなど、劇団内での熾烈な競争と厳しい環境が示され、舞台公演『まぬけと姫』がどのように成功するか注目されている。制作陣は舞台作りに長い準備期間をかけ、国劇への真摯な姿勢が評価されている。
こうした中、「ジョンニョン」側が「パンソリのイ・ジャラムが第10話に特別出演する」と発表し、期待を高めている。イ・ジャラムは10歳で『沈清歌(シムチョンガ)』を完唱したのを皮切りに、20歳で8時間に及ぶ『春香歌(チュニャンガ)』を最年少で完唱し、その後も『水宮歌(スグンガ)』『赤壁歌(チョッピョクガ)』まで完唱してきた韓国を代表するパンソリである。作唱家、ミュージシャン、俳優、音楽・芸術監督など多方面で活躍しているイ・ジャラムは、2023年に上演された創作国劇『ジョンニョン』で作唱、作曲、音楽監督を務めた縁がある。
公開されたスチールには、高句麗の女性のような衣装を身にまとい、舞台で余裕とカリスマを放つイ・ジャラムの姿が写っており、劇中での彼女の活躍に期待が高まる。
【「ジョンニョン」2倍楽しむ】で紹介する。ここでは各話ネタバレあらすじ、見どころ、キャスト、視聴率などまとめている。
「ジョンニョン」第9話は11月9日、第10話は10日にtvNにて21:20より放送され、その後Disney+(ディズニープラス)にて独占配信される。
【作品詳細】【「ジョンニョン」2倍楽しむ】