「その電話が鳴るとき」“愛さずにいられない”本音を告げたユ・ヨンソクの致命的な過去とは?【第7-8話あらすじ】
Netflixシリーズ「その電話が鳴るとき」第7-8話では、命が狙われる事件がきっかけで、ヒジュ(チェ・スビン)は遂にペク・サオン(ユ・ヨンソク)の前で言葉を発し、脅迫電話の犯人が自分だと気づかれていたと知り驚きながらも二人の関係はより近づいていく。
一方、サンウ(ホ・ナムジュン)が追う児童養護施設の失踪事件とサオンの関連や、彼の両親が口を閉ざすおぞましい過去の秘密についても徐々に接点が描かれ始めた。気になるあらすじと見どころを見てみよう。
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「その電話が鳴るとき」は、政略結婚3年目でお互いに会話もなく暮らしていた仮面夫婦に、誘拐犯から脅迫電話がかかってくることから始まる熱いロマンスを描く。⇒【関連記事・各話のあらすじ】
■キャスト
ペク・サオン役:ユ・ヨンソク
ホン・ヒジュ役:チェ・スビン
チ・サンウ役:ホ・ナムジュン
ナ・ユリ役:チャン・ギュリ
ほか
■第7話あらすじ
幼い頃、遊園地からの帰り道の衝突事故で弟を失い、姉とともに負傷した事故の夢を見ていたヒジュ(チェ・スビン)。助けを求めながら意識が薄れかけていたところをサオン(ユ・ヨンソク)によって発見され、病院で目を覚ました彼女はサオンの前で「行かないで」と声を発し、サオンは涙を浮かべて彼女に寄り添う。転落事故は瞬く間に報道され、父ウィヨン(ユ・ソンジュ)は自身の大統領選のために、事件が政敵によるテロ行為だとマスコミを扇動しサオンと対立を深めていく。その頃、ヒジュの母ヨニ(オ・ヒョンギョン)の前に現れた姉イナ(ハン・ジェイ)は結婚式直前にサオンに関するある真実を知って逃げ出したことを明かし、ヒジュを助けに帰国したことを明かすが、結婚のおかげで一家の名声を保っているヨニは聞く耳を持たない。
差し入れを持って見舞いに来たサオンがそのまま泊まっていくと知って動揺するヒジュだが、髪の毛まで洗ってくれるサオンに対してどうして優しくしてくれるのかと気まずい気持ちを正直に伝えると、これまで何もできなかったことを後悔していると答えるサオン。ようやく仮面夫婦が正直に自分のことばで対話を始めるが、22時になり定例の脅迫電話で、まるで正体に気づいていないかのように甘い駆け引きをしようとするサオンの魂胆が分からず困惑。一方、過去の児童失踪事件を追っていたサンウ(ホ・ナムジュン)は龍の指輪の記憶を思い出す。
サオンは父の政治のためにヒジュの事件が利用されたことに対抗して、事件は自分を狙ったもので15日間も脅迫を受けていたことを世間に公表し、大統領選との関連を否定した。彼はヒジュからの脅迫電話を通じて得た406(パク・ジェユン)の特徴を会見で発表。記事を険しい顔で見つめるサンウ。そしてとある釣り堀でもニュースを見て複雑な表情を浮かべるサンフン(キム・ジュンベ)。406は山での事件に関連していないのに自分が指名手配されたことに腹を立て、黒幕から命じられた通り、脅迫用端末を返すようにヒジュに脅しをかける。怯える彼女を見たサオンは、一緒にベッドに入り、ヒジュを安心させる。抜け出したヒジュは22時にサオンに脅迫電話をかけると、事件の手がかりになる端末を渡すために直接会うことを提案。
サオンに言われるままに夜中の遊園地にやってきたヒジュは、サオンの用意したサプライズを何度も受け取り、最後に現れたサオンにどうして正体を知っていても憎まなかったのかと涙するが、サオンは逆にヒジュを憎む方法や愛さずにいられる方法を教えてほしいと笑って口づけした…。
© MBC
■第8話あらすじ
正直になれず、互いに目を合わすこともなかった二人が結婚からの冷ややかな3年間を取り戻すように談笑し、互いの本音を話して誤解を解いていく。冷たく接したのは自分の気持ちを線引するためだと明かし、外では引き続き言葉を話せない演技をするように言うサオンだが、自身にまつわる秘密を知られて愛する人が離れていくのではないかと心配していたのはむしろ彼の方だった。怒り狂う406は一時サオンに接近し、彼の全てを奪うと怒りに震える。翌朝、ヒジュは昨夜の出来事が全て夢だったのではないかと急に怖くなりサオンの寝室へ。サオンは彼女をベッドに引っ張り安心させ、3年間で初めて休みを取ったと微笑むが、空気の読めないヨンウ(イム・チョルス)のサプライズで職場に呼び出されてしまう。脅迫電話の発信地の位置が特定されたと報告を受けたサオンはそのままその場所へ向かうが、そこはサンウが調べていた謎の屋敷だった。無人のはずの屋敷で自分のことを人殺しと罵る脅迫メッセージと謎の映像を受け取ったサオンは、ヒジュを乗せたサンウの車を目撃し、追跡する。
電話がかかって来ても話せないふりを続けるヒジュは、彼女が嘘をついていることを知っているような素振りを見せたサンウに恐怖を覚える。猛スピードで二人の車に追いついたサオンはヒジュを奪い返し、サンウは彼女が自分よりもサオンのもとに向かったことにショックを受ける。それだけではなくサオンはサンウに事件のことを深堀りするなと警告。サオンの過去の秘密について脅迫と謎の映像を受け取ったことを打ち明けたヒジュは、自分がしてきたことと重ねて、真実を知られたらサオンが消えてしまうのではないかと不安がっていた。彼女の気持ちに安心するサオン。
父イルギョン(チェ・グァンイル)に、サオンの親子鑑定書を送ったのは誰か問いただすイナ。両家には昔から秘密があり、イルギョンはサオンの一家の秘密を握っていた。インタビューを通じてサオンの母ギュジン(チュ・サンミ)は過去にサオンを地下室に閉じ込めたことを思い出しながら、彼を守ると宣言。一方のサオンは会見で脅迫犯から送られてきたバラエティ番組の動画を公表し、それが一体何を意味しているのか全国民からの回答を求め衝撃を与えた。エレベーターでも手話でラブラブぶりを見せるサオンとヒジュ。しかし報道を見たサンフンから連絡を受けたサオンは顔色を変えて彼のいる釣り堀へと向かう。
社員旅行の写真を見て微笑んでいたヒジュだが、そこに写るサオンがどれも暖かくヒジュを愛情の込もった瞳で見守っていることに気づき瞳を潤ませる。ヒジュのもとに現れたイナは親子鑑定書を見せて、サオンが秘密を抱いていることを警告するが、彼を信じて動じないヒジュの姿に驚く。その頃、釣り堀に到着したサオンは過去に見たおぞましい光景を思い浮かべながらも、何者かに襲われ火をつけられた釣り堀からサンフンを救出しようとして、自らも爆発に巻き込まれてしまう…。
■見どころ
全話の終盤で疑惑が渦巻く謎の転落事件でやむなく脅迫用端末でサオンに助けを求めたヒジュ。過去に自らの声を封印させられるきっかけになった悲しい事故の記憶を回想した彼女が、病室で彼女を心配していたサオンに対して遂に自らの声で話しかけるという、いきなり胸アツな展開から始まり、ややぎこちないながらも少しずつ本音を打ち明け、ヒジュが心配していた脅迫電話の秘密についてもロマンティックな展開で解決しの第8話では遂に過去3年間の冷え切った仮面夫婦生活中にお互いが抱いていた本音や態度の理由、お互いに対する本当の想いを打ち明けるなど一連のラブラブ展開は必見だ。
ヒジュが抱えていた秘密が温かい展開で解決した一方で浮上したのが、サオンが抱える過去の秘密だ。サオンが一族の実子ではないことが明らかになり、過去の児童養護施設での失踪事件、それを追っているサンウが見せた冷たい表情、サオンが少年時代に目撃したおぞましい光景、「あいつはまだ生きている」という謎のメッセージなど、両家が関連するサスペンス的な要素が徐々に明かされていく。果たしてサオンは本当に人を殺したのか?第7話では6.0%、第8話では7.0%の全国視聴率を記録し、予測不能な物語の展開に期待が膨らむ。
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◇YouTube「MBC 드라마 파밍」チャンネル
◇YouTube|その電話が鳴るとき | オフィシャル予告編 | Netflix
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