少しずつ人の気持ちを理解し始める香取慎吾「日本一の最低男」【第2話ネタバレ・3話予告】
1月16日に放送された「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」第2話で、一平(香取慎吾)はLGBTのカップルを取材することで人の気持ちを少し理解し、家族との距離も縮めていき、選挙の協力も取り付けた。1月23日に第3話を放送する。次は難関である姪のひまり(増田梨沙)との関係修復だ。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」とは
人生崖っぷちに追い込まれた、家族嫌いで子ども嫌いの最低男が、選挙に当選するためにシングルファーザーの義弟とその子どもたちとともに暮らすことにする “選挙&ニセモノ家族ドラマだ。“日本一の最低男”が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する姿を、笑いあり、涙ありで描く完全オリジナル作品となっている。その第2話が1月16日に放送された。
■第2話ネタバレあらすじ
一平(香取慎吾)はなんとか正助(志尊淳)たちを家にとどめることに成功した。幼なじみの真壁考次郎(安田顕)に“ホームドラマを演じ切ってやるよ”と、宣言していると、それを長女のひまり(増田梨沙)に聞かれてしまうも、なんとかごまかす。
そんなある日、一平は真壁から選挙に勝つためにはまず地元有力者で町会長を務める二階堂慎太郎(岩松了)からの支援を得るようアドバイスされる。慎太郎は、一平のおいっ子・朝陽(千葉惣二朗)が通う保育園で保育士をしている剣聖(佐野玲於)の父親で、妻を亡くしてからは男手ひとつで彼を育ててきた。正助と境遇が似ていることを知った一平は、真壁とともにさっそく慎太郎に会いに行く。最初はそっけなかった二階堂だが、一平に「剣聖に顔を出すよう伝えてほしい」と頼む。慎太郎と剣聖はある理由から長らく疎遠になっていたのだ。
その帰り道、一平は今永都(冨永愛)のイタリアンカフェで剣聖を見かけて声をかける。すると、剣聖は柊智也(中井大)という男性と一緒にいた。実は剣聖は智也とつきあっていて、結婚したいと思っていた。一平は二人のことを知り、二階堂にも恩をきせられる方法を考える。LGBTQに理解があるふりをしながら、密着取材をする一平。二人の結婚式を引き受けてくれるところはなかなか見付からない。一平は二人のなれそめなどを聞く。
剣聖は実家に帰り、二階堂にも打ち明けることにした。しかし、二階堂は剣聖が男性が好きだということを受け止められず、剣聖も一平も拒絶する。一平は剣聖に「もう一度がんばろう」というが、剣聖は一平が父親に取り入ろうとしていることにも気がついていた。“お涙ちょうだい”の編集をされるのもいやだといい、取材も拒絶する。
実は剣聖の相手である智也と正助は高校の時の友人だった。智也から告白された過去もあった。智也が一平を訪ねてきた際、高校のころ、告白されて放置したことを正助は謝った。智也は明るく「ふられただけ」と言ってくれた。
一平は正助に相談をする。どんな小さなことでもやりたいという正助の言葉を聞いて、一平も取材などではなく助けようという気持ちになった。すでに結婚式場をキャンセルしてしまっている二人に、商店街で結婚式をあげることを提案する。都(冨永愛)の店で式をあげることにした。
二階堂の店にいって、式に出てくれるように頼む。ウエルカムドリンクを二階堂特製の梅ジュースにしたいと頼むが、二階堂は一平に「出て言ってくれ」というだけだった。
結婚式の日、一平は剣聖と智也から取材を許可される。一平はカメラを回し、剣聖が父に対して読み上げる手紙も放送された。二階堂はその放送をみて涙ぐんだ。二階堂は剣聖に
優しい言葉で電話をかけた。一度は拒絶された一平は二階堂にすっかり感謝されていた。
香取慎吾本人も「腹が立つ」一平おじさん
9日に放送された第1話をみた主演の香取慎吾は「自分で見ていて、一平おじさんに腹が立ってくるシーンが多々あったので、よかったなと思いました」と笑う。最低な部分が表現できたと本人は感じているという。
同性カップル役は佐野玲於、中井大
同性カップルの直面する壁や葛藤を演じた二人。2024年出演したリアリティーショー番組で話題となった中井大とGENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーでもある佐野玲於だ。中井はドラマ初出演となり「共演させていただいた皆様が本当に温かい方々で、緊張の中、自身の精一杯を出し切れた事に本当に感謝しております。こんなにも素敵な方々とまたお仕事でご一緒できるよう、努力を重ねてまいります」とコメントしている。
第3話のゲストは山口紗弥加、松田るか、八木優希!中山美穂のシーンも見逃せない
山口紗弥加は“最低男・一平”のめい・小原ひまり(増田梨沙)が通う小学校のPTA副会長役、松田るかはひまりのクラス担任教師をそれぞれ演じる。また、八木優希は正助の同僚保育士を演じる。また、故・中山美穂の出演シーンも予定されている。みぽりんの素敵な姿を目にとどめる回となる。
■第3話あらすじ
正助(志尊淳)の娘・ひまり(増田梨沙)は、母・陽菜(向里祐香)の病気が発覚してからは、転校前の学校でも不登校気味で、今も休みがちだ。「学校の楽しさを教えてやる」と言い出す一平(香取慎吾)だったが、正助はひまりの思いを尊重しようと努める。
そんな中、民政党の黒岩議員(橋本じゅん)の事務所を訪れた一平は、真壁(安田顕)にひまりのことを話す。すると、一平と真壁は、選挙のためにその状況を“利用”しつつ、不登校支援に力を入れ、小学校のPTAの親たちに食い込もうと画策し始める。
強がるひまりは登校したものの、その日の休み時間、“ある理由”で同級生とトラブルを起こしてしまい、また、休んでしまった。
そんな折、一平はひまりの小学校のPTAの集まりに出席することにした。そこでひまりの話を切り出し、不登校の子どもを持つ親たちが悩みを共有する会を開けないか提案するが……。
フジテレビ 2025年1月9日スタート。毎週木曜日22時放送「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」。出演:香取慎吾、志尊淳、冨永愛、増田梨沙、千葉惣二朗、向里祐香、佐野玲於/橋本じゅん、安田顕 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@saiteiotoko_cx」。
◇フジテレビ「日本一の最低男」番組公式サイト
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