「日本一の最低男」ついに選挙に出ることを子ども達に打ち明けた香取慎吾【第8話ネタバレ・9話予告】
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2月27日に放送された「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」第8話では学童保育の問題について取り扱った。義弟の正助(志尊淳)の協力もあり、一平(香取慎吾)はその存在感をますます広げていった。3月6日に第9話を放送する。一平の前に立ちはだかるのは再開発の問題だ。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」とは
人生崖っぷちに追い込まれた、家族嫌いで子ども嫌いの最低男が、選挙に当選するためにシングルファーザーの義弟とその子どもたちとともに暮らすことにする “選挙&ニセモノ家族ドラマだ。“日本一の最低男”が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する姿を、笑いあり、涙ありで描く完全オリジナル作品となっている。その第8話が2月27日に放送された。
■第8話ネタバレあらすじ
町内会の再開発が決まったと聞いた頃、一平は「ふれあい冬祭り」を一緒に復活させた同級生・剣持武流(田中美央)や商店街青年部の宮島誠(須賀健太)から、小学校近くの学童が突然閉鎖されたことを聞く。小さな票の積み重ねが当選に繋がると思った一平は武流の子どもを預かる。しかし、他にも預かり先が見つかっていない家庭があるようだった。
その夜、一平は正助(志尊淳)に、学童の閉鎖で困っている子どもたちを預かることになったと報告する。すると、区内の待機児童問題を憂慮していた正助も、職場にシフトを相談して手伝うと申し出てくれた。
翌日から一平たちは、宮島陸(中村羽叶)と枝龍之介(石塚陸翔)、ひまり(増田梨沙)と同学年の高田美月(松岡夏輝)の3人を預かることになった。龍之介の母親(星野真里)は介護の仕事が忙しく、初日から“延長”を依頼してくる。その時間は日々ズレ始め、夜9時に及ぶこともある。仕方ないので、一平たちは龍之介の夕食も出すが、食欲がないようだ。さらに龍之介は毎日眠そうで、正助が確認すると、夜11時くらいに寝ているという。
一平は3人の子どもの世話が追加になり、ついつい、正助にその仕事を回しがちだったが、一平は一平で、もっと学童を増やせないかと区に陳情しようと思っていた。しかし、署名を出してもなかなか希望がかなえてもらえないと思っている父母たちからはあまり署名を集めることができなかった。区にその署名を出しても「数年後には数を増やす」と言われてしまう。
龍之介の母親がいつもよりも早めに迎えにきた。「最後はちゃんとお礼をしないと」と言いだし、隣の区の学童に受け皿があることを話す。残りの二人もそこに行く予定なのだという。話を聞けば、そこは大江戸区の学童よりもずっと高い値段なため空きがあるという。龍之介の睡眠時間がさらに減ることを正助は心配していた。そして、正助は自分が学童をやりたいと言い出す。保育園はパート勤務を受け入れてくれた。一平の家を改装すればもと子どもも預かれるとすぐに開園することにした。龍之介、陸、美月も戻ってくることになった。
正助は自分は実際に子どもを預かることで子ども達の将来を守るので、一平には区議になって世の中を変えて欲しいと頼む。一平は真壁(安田顕)からひまりたちにうまく話をしてもらい、ひまりと朝陽も賛成してくれた。
大江戸区長の長谷川(堺正章)から呼び出された一平は、区役所の移転に伴う再開発計画への協力を求められる。だが再開発の予定地には、一平たちが暮らす家や商店街も含まれていた。突然の話に動揺する一平に対し、真壁は道路拡張と、区役所も入ることになる二棟の高層マンション建設について淡々と説明する。
星野真里、須賀健太が登場し「人にやさしく」再集合
2002年にフジテレビで放送された、香取慎吾主演の「人にやさしく」に出演していた星野真里、須賀健太が第8話のテストとして登場し、23年ぶりの集合となった。二人とも久しぶりの3人での共演に“うれしかった”とコメントを出している。
学童保育を正助(志尊淳)が立ち上げ、一平(香取慎吾)は区に陳情を出す
最初は一平が近所の人に頼まれて“しぶしぶ”引き受けた子どもの預かりだが、正助はもともと保育園を卒園した児童たちが学校に行き始める時に大きな壁があると考えていた。正助の勤める保育園は園長との激しい対立の後、園長(中山忍)が人員を増やしてくれたらしく、正助のシフト勤務が楽になっている。そこで、正助は一平を手伝うが、学童の問題が大きいと知ると、身近な人を助けるためにと自らが学童保育をやり始める。その行動力もすごいが、すっかり子どもの問題を自分のこととして受け入れている一平も第1話とは全く違った人になっている。
大江戸区で始まる再開発問題
一平たちが住んでいる地区が再開発の対象となる。土地建物を手放すとなると、大変な決断がいることになり、賛否両論が勃発する。この調整役を一平が担うのだが、一平自身も納得していない現状でどうやって住民の意見をとりまとめてゆくのか?3月6日の第9話は最終版の選挙編のスタートとなる。
■第9話あらすじ
一平(香取慎吾)を呼び出した区長の長谷川(堺正章)は、この計画に反対している地権者の説得役を一平に依頼する。これまでに商店街を巻き込んだ男性同性カップルの結婚式の主催、不登校児へのサポート、こども食堂の運営など、短期間で地域住民に食い込むという結果を出した一平を見込んでのことだった。
真壁は悪い話ではないと一平を説得する。それに対し、一平は自分が納得できてからやりたいと返答するが、真壁は、賛成派の地権者たちが集まる集会に出席するよう指示するのだった。
そんな折、一平や正助(志尊淳)たちは自宅の給湯器が壊れてしまったため、近所の歴史ある銭湯「高田湯」を訪れる。その銭湯は一平も幼いころからよく知っている高田あき子(市毛良枝)が営んでいた。昔から住む人々にとって集会場のような憩いの場になっていたが、実は高田湯も再開発エリアに指定されていて、あき子は反対運動の先頭にたっている。
フジテレビ 2025年1月9日スタート。毎週木曜日22時放送「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」。出演:香取慎吾、志尊淳、冨永愛、増田梨沙、千葉惣二朗、向里祐香、佐野玲於/橋本じゅん、安田顕 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@saiteiotoko_cx」。
◇フジテレビ「日本一の最低男」番組公式サイト
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