【最終回ネタバレ】「日本一の最低男」安田顕を区長にする香取慎吾の作戦が成功して終了…視聴率は3.9%

03月21日10時10分ドラマ
©フジテレビ

3月20日に放送された「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」最終回・第11話では、これまでの一平(香取慎吾)のとんでもない行動が全て、真壁(安田顕)を区長にするための施策だったことがわかった。“日本一の最低男”と呼ばれる、心優しい“青鬼”だった。最新話はTVer、全話はFODで配信されている。



「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」とは
人生崖っぷちに追い込まれた、家族嫌いで子ども嫌いの最低男が、選挙に当選するためにシングルファーザーの義弟とその子どもたちとともに暮らすことにする “選挙&ニセモノ家族ドラマだ。“日本一の最低男”が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する姿を、笑いあり、涙ありで描く完全オリジナル作品となっている。その最終回・第11話が3月20日に放送された。

■最終回・第11話ネタバレあらすじ

一平(香取慎吾)は突然、四期連続当選中“不動の帝王”・長谷川区長(堺正章)による職員へのパワハラ動画や、再開発をめぐる地権者への嫌がらせを指示する動画を暴露した。それらの動画はSNS上で瞬く間に拡散し、区には抗議が殺到する。記者から厳しい追及を受けた長谷川は、パワハラは事実無根だと答えるが、会見中に胸をおさえて倒れてしまう。すると今度は区長に同情が集まる。

一平に有利になるかと思われたが、実は長谷川の子飼いである大江戸区選出の衆議院議員・黒岩(橋本じゅん)が、長谷川を応援する動画や一平を批判する動画を拡散させるべく暗躍していたため、一平にも決して有利にはならない。

長谷川は急遽、記者会見を開き、次の区長選への出馬を断念すると宣言し、後継者として黒岩を指名し、大江戸区長選には黒岩が立候補することになった。一平と黒岩は泥沼の闘いを繰り広げ、区長選は混迷を極めていく。黒岩は秘書の真壁(安田顕)に頼ろうとするが、真壁は区長選は手伝えないと言い出す。

そんな中、市民が頼ったのは黒岩でも一平でもなく、真壁だった。そして真壁が市民に推薦される形で区長選に名乗り出た。後から出た真壁はダークな噂もなく、区長選で、黒岩や一平に対して有利に進めてゆく。

実は、長谷川のパワハラ動画を一平にもってきたのは真壁だった。これまでの長谷川の悪いところもみてきた真壁はどうしても区長を変えたいと思い、仕事をやめていた一平に目をつけたのだ。一平は“絶対に裏切らない仲間”だからと、一平が区長になるように進めてゆく。しかし、一平はこの話を聞いた時に、“泣いた赤鬼”の絵本を思い出し、自分をダシに使って、真壁を当選させる案を考えつく。真壁はそうなると一平は家族と住めなくなると心配するが、一平は考えを変えない。都(冨永愛)や正助(志尊淳)に今後のことを頼んだ。

野上(ヘイテツ)にも協力してもらう。野上は自分を犠牲にして真壁を当選させるなら、一平がピエロになる必要があるという。その案にのって一平は自分がどんどんと悪者になるように仕向けていった。

選挙結果は、真壁が当選だった。黒岩はもともとは自分も清い気持ちを持っていたことを話し、真壁にも気をつけるようにいう。すると真壁は「あいつがいる限り、自分の器の小ささがわかるから大丈夫です」という。

一平は家をでてゆく。ひまり(増田梨沙)、朝陽(千葉惣二朗)は一平がいないことをさみしがるが、正助は一平の帰りを確信していた。そこに「ただいま」という一平の声が響いた。



Blu-ray BOX・DVD BOX が発売決定&プレゼント企画

「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」は最終回を迎えたが、そのBlu-ray BOX・DVD BOX の発売が決定した。そして恒例のプレゼント企画が実施されている。さらに主題歌「Circus Funk(feat. Chevon)」収録の香取慎吾の最新アルバム『Circus Funk』 (5月28日CD発売!)を抽選で5名にプレゼントする企画も実施されている。詳細や応募は番組公式サイトに掲載されている。



話題のある俳優陣が多数出演

放送開始前に訃報が届いた中山美穂さんの代役として妹の中山忍が出演したり、香取慎吾が所属するCULENに合流した“ヘイテツ”がゲスト出演したり、第1話から多彩なゲストが多く登場し、ドラマを盛り上げた。なんといっても、2023年1月期カンテレ・フジテレビで放送された「罠の戦争」に出演していた草彅剛が、「罠の戦争」の役である議員秘書・鷲津亨そのままで登場したことはかなりの話題となった。のちに、舞台出演中だったため、多忙を極めていたが、親友の香取慎吾のドラマだから出演したと話していた。



香取慎吾や志尊淳のクランクアップコメント

約4ヶ月にわた撮影を終え、主要キャスト陣が主演の香取慎吾とその労をねぎらった。最初にクランクアップした安田顕は「香取さんと初めてお芝居を一緒にできて光栄でした」と話し、義理の弟役を演じた志尊淳は「視聴者の方にとってすてきな作品になっていることが誇らしい」と語り、「香取さんと一緒に作品をつくることができて幸せでした」と語った。主演の香取慎吾のクランクアップ時にはすでに撮影を終えていた、姪、甥役の増田梨沙、千葉惣二朗も駆けつけたといい、香取慎吾も「来てくれて本当にうれしい!ありがとう!」と抱きしめたという。主要メンバーのコメント全文は番組公式サイトに掲載されている。



視聴率は厳しい結果に

香取慎吾が11年ぶりにフジテレビの連続ドラマも主演をするということで放送前はかなり注目を集めてきたが、視聴率、配信数はかなり厳しい結果となった。ビデオリサーチ社調べの視聴率は世帯5.6%、4.7%、4.0%、3.7%、4.1%、3.6%、3.7%、3.9%、3.8%、3.4%、個人3.1%、2.7%、2.3%、2.2%、2.4%、2.1%、2.2%、2.2%、2.1%、1.9%と推移してきた。21日放送の最終回は世帯3.9%、個人2.3%だった。(ビデオリサーチ社調べ、関東地区)。



フジテレビ 2025年1月9日スタート。毎週木曜日22時放送「日本一の最低男※私の家族はニセモノだった」。出演:香取慎吾、志尊淳、冨永愛、増田梨沙、千葉惣二朗、向里祐香、佐野玲於/橋本じゅん、安田顕 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@saiteiotoko_cx」。

フジテレビ「日本一の最低男」番組公式サイト

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