ついに最終回…パク・ウンビン、悪役開眼「ハイパーナイフ 闇の天才外科」で“清純”を脱ぎ捨てた

04月08日21時33分ドラマ
© 2025 Disney and its related entities Disney+ (ディズニープラス)「スター」にて独占配信中

俳優パク・ウンビンが、Disney+オリジナルドラマ「ハイパーナイフ 闇の天才外科」でこれまでのイメージを大きく覆す挑戦に成功した。4月9日に最終話となる第7話・第8話が配信される本作は、彼女にとって初の“悪役”かつスリラーという未踏のジャンルであり、その挑戦には多くの視線が注がれていた。

【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】



「ハイパーナイフ 闇の天才外科」は、医療業界で期待されていた天才外科医セオクと、彼女をどん底に突き落とした師匠ドッキとの対決を描くメディカル・サスペンスだ。【「ハイパーナイフ」を2倍楽しむ】では、全話あらすじと見どころ、韓国での評判や関連動画などまとめている。

子役時代から清純で正義感のあるキャラクターを演じてきたパク・ウンビンは、親しみやすく優しいイメージで彩られていた。そんな彼女が本作で演じたのは、天才的な技術を持ちながらも、復讐と怒りに突き動かされる脳外科医セオク。自身を奈落に突き落とした元、師ドクヒ(ソル・ギョング)との再会を通して、殺意すら抱く心の闇と葛藤する姿を描いた。

当初は「パク・ウンビンには似合わないのでは?」といった懸念もあった。だが、視聴者のその予想を裏切るかのように、彼女は複雑な内面を巧みに演じきり、「ディテールでドラマを引っ張った」との評価を得るに至った。

特に注目を集めたのは、セオクが手術室という命を預かる神聖な空間で、自らの衝動と闘うシーン。救うべき命と奪いたい命の間で揺れ動く心理は、これまでにないリアリティで描かれ、彼女の演技力の新たな側面が浮き彫りとなった。

制作関係者の証言によると、パク・ウンビンの所属事務所が出演を決めた際、「ソル・ギョングが共演すること」が唯一の条件だったという。それほどまでに、“巨匠”ソル・ギョングの存在は、この難役に挑むために不可欠な要素だった。

ハイパー© 2025 Disney and its related entities Disney+ (ディズニープラス)「スター」にて独占配信中
実際、ドラマにおけるソル・ギョングの役割は一見すると控えめにも見えるが、物語の重厚感と緊張感を支える軸となっており、「パク・ウンビンの好演は、彼なしでは成立しなかった」との声もある。

視聴者の間では、Netflixの話題作「おつかれさま」の大ヒットに隠れてしまったとの声もあるが、それでも「ハイパーナイフ」で得た俳優としての成果は計り知れない。これまでは限られたフィールドでプレーしていたが、これからは舞台を大きく広げることになるだろう。

4月9日、全8話のラストを迎える「ハイパーナイフ」。この作品が、パク・ウンビンにとって新たな代表作となる日は、そう遠くないはずだ。

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