tvNドラマ復活の兆し…「いつかは賢くなる専攻医生活」第2話で全国4%突破!“1%の呪い”を断ち切るか

視聴率不振に苦しんでいたtvNのドラマ部門が、ついに反撃の兆しを見せている。1年以上放送が延期されていた新作土日ドラマ「いつか賢くなる専攻医生活(以下、「専攻医生活」)』が、初回に続き第2話でも視聴率を上昇させ、“1%の呪い”からの脱却に向けて大きな一歩を踏み出した。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
「いつかは賢くなる専攻医生活」は、「賢い医師生活」シリーズのスピンオフで、「応答せよ」「賢い医師生活」シリーズを手がけたシン・ウォノPDとイ・ウジョン作家がクリエイターとして名を連ねる医療ヒューマンドラマ。産婦人科に入局した1年目の専攻医オ・イヨン(コ・ユンジョン)、ピョ・ナムギョン(シン・シア)、オム・ジェイル(カン・ユソク)、キム・サビ(ハン・イェジ)ら4人の奮闘を中心に描かれる。⇒【どこよりも詳しい!「専攻医生活」
初回放送(4月12日)は、産婦人科レジデント1年目の4人がユルジェ病院に入局。緊張と混乱の中、初めての病棟業務に挑むが、理想と現実のギャップに直面し、全国視聴率3.7%、首都圏4.4%(ニールセンコリア調べ)と、tvNの近年の作品群と比較して好スタートを記録。前作「ジャガイモ研究所」(初回1.7%)や「星がウワサするから」(初回3.3%)と比べても上回る滑り出しとなった。⇒【4月12日視聴率TOP10】
そして、4月13日に放送された第2話では、全国平均視聴率4.0%、最高視聴率4.4%を記録。ケーブルおよび総合編成チャンネルを含めた同時間帯1位を獲得し、注目度の高さを証明した。この回では、それぞれの専攻医が患者との関わりや手術の現場を通して成長を見せ、新しい命の誕生に立ち会う中で、医師としての責任の重さを実感すると言う展開だった。⇒【4月13日視聴率TOP10】
「専攻医生活」は、当初2023年5月に「涙の女王」の後続作として放送される予定だった。しかし医療界のストライキによって1年以上も放送が延期された経緯があり、放送前から「専攻医のいない専攻医生活」と揶揄されるなど、美化論争に巻き込まれていた。しかし、第1話・第2話と安定した視聴率を維持し、作品の実力を証明しつつある。
tvNはここ数年、ドラマ部門で視聴率の低迷に悩まされてきた。2024年放送の「星がウワサするから」は500億ウォンの制作費と豪華キャストで話題を集めながらも、最終回視聴率は2.6%にとどまり、続く「ジャガイモ研究所」も1~2%台で推移するなど厳しい結果に終わっていた。
そんな中、「専攻医生活」の健闘はtvNにとって久々の明るいニュースとなった。今後のストーリー展開とともに、視聴率がさらに上昇するかに期待がかかる。
tvNが“視聴率1%のトンネル”を抜け出し、ドラマ王国としての名誉を取り戻せるのか――その行方を「専攻医生活」が握っている。
本作は毎週土日曜日21:20から放送され、そのあとNetflixを通じて世界独占配信される。
◇tvN「언젠가는 슬기로울 전공의생활」HP
【作品詳細】【関連・各話のあらすじ】