NHK土ドラ「ひとりでしにたい」綾瀬はるかの家族に山口紗弥加、小関裕太、恒松祐里、元カレに満島真之介決定

15時34分ドラマ
画像提供:NHK

NHK広報局は2025年4月24日、土曜ドラマ「ひとりでしにたい」の追加キャストとして山口紗弥加、小関裕太、恒松祐里、満島真之介を発表した。

“よりよく生きて、よりよく死ぬための準備”という普遍的かつ永遠のテーマに真正面から向き合う、前代未聞の社会派「終活」コメディが誕生する。本作の主人公・山口鳴海を演じるのは、綾瀬はるか。今回、新たに鳴海の家族や元恋人役として以下の俳優陣の出演が決定した。



山口光子(鳴海の伯母)役:山口紗弥加
鳴海の伯母。独身のキャリアウーマンの走りで、世間からの冷たい言葉に耐えて働き続ける。「女としての王道の勝ち組」に見える雅子(鳴海の母・松坂慶子)が疎ましく思え、互いに犬猿の仲に。定年後は、山口家に寄りつかなくなっていたが、思わぬ姿で発見され、鳴海に衝撃を与える。

山口聡(鳴海の弟)役:小関裕太
鳴海の弟。姉とは対照的に、おとなしく、まじめで、堅実。子供の頃から、「楽しそうな姉」「つまんない弟」と対比されて育ったせいで、姉に対してゆがんだ感情を持つ。20代で結婚、子供を持ち、持ち家をローンで買う、という「堅実でまっとうな人生」を歩んでいたが…。

山口まゆ(鳴海の義妹)役:恒松祐里
鳴海の義妹。聡の妻・キラキラSNS女子。高卒である事をコンプレックスに思っていたのに、初めて会った鳴海から、学歴について無邪気で無神経な発言をされてしまう。鳴海に「年下のハイスペック彼氏」ができたと聞いて、意味深な一言を放つ。

川上健太郎(鳴海の元カレ)役:満島真之介
保険会社勤務。鳴海が24歳まで付き合っていた元カレ。まじめで寡黙。おしゃべりな鳴海の話に黙って付き合ってくれたが、鳴海としては結婚が想像できず、自然消滅。健太郎に勧められて入った保険を見直すために、15年ぶりに再会することになるが…。

原作は、カレー沢薫による漫画『ひとりでしにたい』。文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞を受賞し、「死」と「笑い」が見事に融合した“笑って読める終活ギャグマンガ”として高く評価されている。

脚本は、大河ドラマ「青天を衝け」や朝ドラ「あさが来た」などで知られる大森美香が手がける。笑いと感動の中に、“人生の終い方”についてじっくり考えさせられる、全く新しいドラマが幕を開ける。今後の続報にも注目だ。

【あらすじ】
主人公・山口鳴海(綾瀬はるか)は、未婚・子なしの一人暮らしを謳歌おうかしていた。しかし、憧れていたキャリアウーマンの伯母が思いもよらない孤独死をしたことをきっかけに、焦って婚活を始めてしまい撃沈。年下の同僚・那須田優弥(佐野勇斗)から「結婚すれば安心って昭和の発想ですよね?」とバッサリ切り捨てられ、鳴海は「婚活」から180度方針転換して「終活」について考え始める…。
これは、30代後半独身の主人公が、時に世間の常識に傷つきながら、時に誰かと比べてしまい落ち込み、時に居て当たり前に思っていた周囲の人々に感謝しながら、よりよく死ぬためによりよく生きる方法を、這はいつくばって模索する物語。

土曜ドラマ「ひとりでしにたい」
【放送予定】2025年6月21日(土)スタート〈全6回〉
総合テレビ 毎週土曜 22:00〜22:45
[再放送] 総合テレビ 毎週水曜 午前0:35〜1:20 ※火曜深夜
【原作】 カレー沢薫『ひとりでしにたい』
【脚本】 大森美香
【出演】 綾瀬はるか 佐野勇斗 山口紗弥加 小関裕太 恒松祐里 満島真之介 國村隼 松坂慶子
【制作統括】 高城朝子(テレビマンユニオン) 尾崎裕和(NHK)
【演出】 石井永二(テレビマンユニオン) 小林直希(テレビマンユニオン) 熊坂出