「Dr.アシュラ」アシュラ・松本若菜が心臓外科医・荒川良々も蘇らせた【第3話ネタバレ・4話予告】

04月30日23時46分ドラマ
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2025年4月30日に「Dr.アシュラ」(毎週水曜、22時、フジテレビ)の第3話が放送された。朱羅(松本若菜)は、第2話の大黒(田辺誠一)に続き、第3話でも患者に対する“絶対的な使命感”で、コンプレックスまみれで良心を無くしていた梵天(荒川良々)を蘇らせた。5月7日に第4話が放送となる。小雪が本格登場となる。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「Dr.アシュラ」とは
「Dr.アシュラ」は命と最前線で向き合う救急科を舞台に、どんな急患も絶対に断らない、そしてどんな手を使ってでも絶対に助けるスゴ腕のスーパー救命医の活躍をノンストップでお届けする救命医療ドラマだ。その第3話が4月30日に放送された。

■第3話ネタバレあらすじ

帝釈総合病院に移籍してきた梵天太郎(荒川良々)がなぜ移籍してきたのかと首をひねる薬師寺保(佐野晶哉)と九曜沙苗(結城モエ)に、三宝加代子(阿南敦子)は理事長の阿含百合(片平なぎさ)が新病院設立のためにスカウトしたのだと話す。

その頃、大黒修二(田辺誠一)は院長の不動勝治(佐野史郎)に呼び出され、救急科長の職から下ろすと宣言された。大黒は息子の命には代えられなかったと思い、降格を甘んじて受ける。

一方、救急科に路上で意識を無くして倒れていた70歳の女性が搬送されてくる。心電図の結果用紙には「3秒以上の心停止」と記載があり、また発作が起きたら命に関わると朱羅(松本若菜)は言う。しかし循環器内科も心臓外科も多忙を理由に受け入れを拒否。すると朱羅は「じゃあ私がテンポラリーを入れる」と言い出した。その後、外科に引き受けてもらったが、管理が甘く、テンポラリーも外れかけ、朱羅は怒りで金剛(鈴木浩介)にぶつけ、自分で治療しようとするが、梵天が頭を下げ、その場を収めた。

成功率99.9%と言われる梵天だが、実は、予後不良になるような患者は手術せず、“簡単”な患者ばかりを選んでいたのだ。そして、帝釈総合病院に移籍してきたのは、医学部時代の同級生である多聞を追い落とすためだった。不動と手を組み、近隣の消防に「救急患者は帝釈にまわしてくれ」と頼み、救急科を破滅に追い込もうとしていた。

梵天の画策により、救急科には大量の救急患者が運び込まれる。朱羅や大黒、薬師寺で対応するが、廊下にまで患者があふれ出す。世界有数の金融会社CEO・スティーブ・フィンク(厚切りジェイソン)が新病院の融資のための視察に来ていたため、本来は多聞はそのプレゼンをしなくてはいけなかったが、救急科のことが心配になり、その場を離れて、朱羅たちを助ける。大勢の救急患者を助け、一息ついたとき、梵天からプレゼンを受けてホテルに戻っていたフィンクが心臓発作で運ばれてきた。

梵天に対応するように朱羅はいうが、フィンクの心臓は腫瘍があり、とても難しい手術だ。梵天は失敗して、術死してしまうことを恐れて、なかなかメスを入れられない。そこに朱羅がやってきて、代わりに手術を行う。最初は成功したようにみえたが、人工心肺から離脱するとフィンクの心臓は再び、悲鳴をあげる。梵天はその理由がわかった。プレッシャーで倒れそうになっていたが、朱羅に救急にもどるようにいい、「ここからはここが私の修羅場」といって、フィンクの手術を受け入れた。手術は成功した。

梵天は多聞に、学生時代からのコンプレックスのことを話した。そんな自分をかえてくれたのは朱羅だったという。



第2話では大黒(田辺誠一)を立ち直らせ、第3話では梵天(荒川良々)と立ち直らせた

自分に助けを求めてくる患者を決して断らない杏野朱羅(松本若菜)は、23日に放送した第2話で救急医の大黒を立ち直らせたが、30日放送の第3話では、心臓外科医の梵天を立ち直らせることに成功した。朱羅が梵天の心にあった良心を引き出すことに成功した。5月7日に放送される第4話からは多聞(渡部篤郎)側につくことになるのか?



世界有数の金融会社CEO・スティーブ・フィンク役は“厚切りジェイソン”

多聞(渡部篤郎)が新しい病院の融資をしてもらうために連れてきたスティーブ・フィンク役にはお笑い芸人であり、自身で会社も立ち上げている厚切りジェイソンだった。ジェイソンは「ルールや方針ばかり気にすると、本当にやるべきことができなくなった世の中。何よりも患者さんを優先するアシュラ先生のような方が必要とされています。そんなアシュラ先生のかっこいい姿が皆様に届き、よりいい世界になることを願っています。日本の医療従事者の方々に感謝を込めて、本当にいつもお疲れ様です」とコメントしている。



フィンクの懸念は?

命を助けてもらったフィンク(厚切りジェイソン)は第4話にも登場する。手術をしてくれたのを梵天だと信じていて、お礼もかねて新病院に融資をすると約束してくれる。ただ、なにか懸念材料があるという。それは救急科のことなのか?



形成外科医・六道ナオミ(小雪)が救急科に?

第4話の予告では大黒が「2ヶ月後に救急をつぶす」と宣言する。そして、そんな救急科の科長に形成外科医・六道ナオミ(小雪)が就任する。まだまだ、ナオミがどんな存在かわからないが、救急科で朱羅と一緒に仕事をすることで、これまでの大黒や梵天のようにかわってゆくのか?



■第4話あらすじ

「日本のゴッドハンド(梵天太郎/荒川良々)が世界の金融王(スティーブ・フィンク/厚切りジェイソン)の命を救った」という記事が世間には広まっていた。実際にはり救命医・杏野朱羅(松本若菜)が救ったのだが、どこにもそれは乗っていない。外科の医師たちは梵天の失態をネタにして陰口を叩いており、梵天は嘲笑の的になっていた。

理事長の阿含百合(片平なぎさ)は梵天を呼びつけ、フィンクの病室へと案内する。フィンクは梵天と対面するなり梵天にお礼を述べ、梵天はぎこちなく応対する。フィンクは融資を申し出るが、懸念事項が一つあるという。

その頃、朱羅と研修医の薬師寺保(佐野晶哉)古びたラーメン店でラーメンを堪能する。その帰路、ラーメンのおいしさに感激しっぱなしの保だが、朱羅は「後味がいつもと違う」とつぶやき、店の方へと走り出していった。



フジテレビ 2025年4月16日スタート。毎週水曜日22時放送「Dr.アシュラ」。出演:松本若菜、佐野晶哉(Aぇ! Group)、渡部篤郎、片平なぎさ、鈴木浩介、佐野史郎、田辺誠一、小雪、荒川良々、猪塚健太、結城モエ、荒井玲良、阿南敦子 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@dr_asura_drama」。

フジテレビ「Dr.アシュラ」番組公式サイト

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