A24最新作『異端者の家』ヒュー・グラントら出演キャストや監督たちが“リードの狂気じみた家”を語る映像公開

05月02日22時52分映画

全国公開中のヒュー・グラント主演の脱出サイコスリラー『異端者の家』より、ヒュー・グラントら出演キャストや監督たちが<リードの狂気じみた家>について語るインタビュー映像が解禁された。

『異端者の家』は、映画スタジオA24と『クワイエット・プレイス』脚本コンビがタッグを組み、ヒュー・グラントを主演に迎えた脱出サイコスリラー。



これまで『ノッティングヒルの恋人』『ラブ・アクチュアリー』などで温厚なイメージを築いてきたヒュー・グラントが、本作では天才的な頭脳を持つ謎の男・ミスター・リード役で新境地を開拓。その猟奇的な演技は「死ぬほど恐ろしい」「キャリア史上、最も印象に残る演技」と高く評価され、ゴールデングローブ賞主演男優賞にもノミネートされている。

物語は、モルモン教の宣教師として布教活動中の若いシスター2人(ソフィー・サッチャー、クロエ・イースト)が、森の中に佇む一軒家を訪れるところから始まる。家主リードは、優しげな態度で2人を家に招き入れるが、次第に家の異様さが露わになっていく。最初は「祖父母の家のような可愛らしい雰囲気」だが、異様に小さい窓など、徐々に違和感が積み重なり、観る者の認識も“普通の家”から“ヤバい家”へと変化していく。

リードの家には、開かない扉や突然通じなくなる携帯電話、複雑に入り組んだ仕掛けなど、脱出を阻む数々の罠が張り巡らされている。リードは「どの宗教も真実とは思えない」と語り、2人に究極の選択を迫る。観客は、閉ざされた家の中で次第に追い詰められていくシスターたちとともに、出口の見えない迷宮へと引きずり込まれる。

特別映像では、ヒュー・グラントや監督陣が“リードの狂気じみた家”について語るインタビューが公開中。



さらに、家の迷路を示す木彫りの模型、膨大な書籍、タイマー仕掛けの鍵、不気味な祭壇など、物語の鍵を握るアイテムのシーン写真も披露されている。

異端者の家
『ミッドサマー』『ヘレディタリー/継承』など、独自のホラー作品を世に送り出してきたA24が贈る本作は、宗教と狂気、そして“家”そのものが持つ不気味さを巧みに描き出す。監督のスコット・ベックとブライアン・ウッズは、「見知らぬ人たちと一緒に恐怖を感じる体験をしてほしい」とコメントしている。

ヒュー・グラントの新たな顔と、A24ならではの緻密な恐怖演出が融合した『異端者の家』。一度足を踏み入れたら、もう二度と元には戻れない――そんな“狂気の家”の全貌を、ぜひ劇場で体感してほしい。

監督/脚本:スコット・ベック、 ブライアン・ウッズ
キャスト:ヒュー・グラント、ソフィー・サッチャー、クロエ・イースト
原題:Heretic|2024年|アメリカ・カナダ|字幕翻訳:松浦美奈 上映時間:1時間51分
配給:ハピネットファントム・スタジオ 公式HP:https://happinet-phantom.com/heretic/
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