『愚か者の身分』特報、ティザービジュアル公開 山下美月、矢本悠馬、木南晴夏ら新キャスト発表
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2025年10月24日(金)に公開される北村匠海×林裕太×綾野剛共演の映画『愚か者の身分』の新キャストとして、山下美月、矢本悠馬、木南晴夏の出演と、それぞれが本作への想いを寄せたコメントを発表。さらに、ティザービジュアル及び特報映像も解禁となった。
『愚か者の身分』は、第⼆回⼤藪春彦新⼈賞受賞作、⻄尾潤の『愚か者の⾝分』(徳間⽂庫)を、Netflix ドラマ「今際の国のアリス」 シリーズや『幽☆遊☆⽩書」(23)などの話題作を⼿掛けるグローバルコンテンツを創造するプロデューサー集団 THE SEVENが初の劇場作品として映画化。監督は⼈間ドラマを巧みに描くことに定評のある永⽥琴が“闇”をテーマに描いた、逃亡サスペンス。
SNSで⼥性を装い、⾝寄りのない男たちを利⽤して“⼾籍売買”で稼ぐタクヤ(北村匠海)。そんなタクヤが実際に男性と接触をする際、“オトシ”を担う仕事仲間<希沙良>役に、NHK連続テレビ⼩説「舞い上がれ︕」(22)や、『⼭⽥くんとLv999の恋をする』(25)ではW主演を務めるなど、乃⽊坂46を卒業後も、モデル、俳優など様々な⽅⾯での活躍も⽬覚ましい⼭下美⽉。希沙良は経済的に苦しい過去からお⾦に執着する⼀⽅で、実は情に厚く⾯倒⾒の良い⼀⾯を持つ複雑な⼈物。本作の撮影は、想像以上に濃く熱く忘れられなかったと語り、「毒々しくも清々しい、真っ直ぐでひねくれている、3⼈の⼈間から"⾃分は何者か"考えさせられる作品」と本作のテーマに触れ、「程遠い世界を⾒ているようで、きっと誰しもが近しい境⽬を⽣きていると思います。」とコメントを寄せた。
タクヤに⼾籍を売り、その後も腐れ縁で繋がっている<江川春翔(⾕⼝ゆうと)>役に、作品によって様々なキャラクターを魅⼒的に演じ分け、数多くの⼈気作品への出演が続き、『ゴールデンカムイ』シリーズでも話題の⽮本悠⾺。家族とはなればなれになったことで⾃暴⾃棄になり、経済的に困窮。追い詰められた末に⼾籍を売ってしまうという、まさに“後がない”役どころ。この難役について⽮本は「僕には家庭があり、ここが何より幸せで絶対になくなってほしくないもの。それを失った男を演じる上で 1 番⼤切なものを僕はすでに持っていました」と振り返り「あとはそれを奪われることを想像するという苦⾏でした」と吐露。これまでの⽮本のイメージとは異なるキャラクターに挑んだことについて「ポップな⽮本悠⾺はいません。⾒たことないヤツやってます︕」と⼒強く宣⾔した。
裏社会の運び屋・梶⾕(綾野剛)からの不器⽤ながらまっすぐな愛情を受ける恋⼈<由⾐夏>役に、『悪い夏』(25)、『映画 おいハンサム︕』(24)などでも注⽬を集め、シリアスからコメディまで幅広い演技をみせる⽊南晴夏。⼀⾒無邪気だが、実は全てを理解した上で梶⾕に愛情を注ぎ、陰で⽀える。そんな芯の強さと包容⼒も兼ね備えた⼥性を演じた本作について「あまりにも美しく、3⼈の男性が紡ぐ絆の物語が⻘春そのもので、⾒終わった後とても爽やかな気持ちになりました」「この作品に参加できたことを、⼼から嬉しく思います。そして多くの⼈にこの作品が届くことを願っています」とメッセージを寄せた。
この度解禁されたティザービジュアルは、タクヤ、マモル、梶⾕の3⼈が、ネオン輝
く新宿・歌舞伎町の街をバックに肩を寄せ合う姿を捉えたもの。添えられたキャッチコピーは「⽣まれ変わるんだ。」。その⾔葉とシンクロするように、闇ビジネスで働く 3⼈が共に前を⾒つめる姿は、強い存在感を放ち、同時に彼らの再出発への意思を感じさせるデザインとなっている。
特報映像は、闇で⽣きるしかない男たちが、そこから逃げだそうと必死にもがく姿を捉えたもの。「⼀緒に来るか︖」闇ビジネスで⾦を貯めたタクヤは親に捨てられ、孤独なマモルを誘って新しい⽣活を提案。だが、2⼈で過ごす気の置けない時間は束の間、突然タクヤが消息を絶ってしまう。なんの前触れもなく姿を消したタクヤを⼼配するマモルだったが、「余計なことは知らん⽅がええし、知りたがらん⽅がもっとええ」と⼀蹴される。⼀⽅で、「タクヤ、お前何やった︖」と梶⾕が放つ⼀⾔が緊張を⾛らせる̶̶。
⾦、暴⼒、裏切り、信頼、そして束の間の笑顔。さまざまな感情が交錯しながら進む映像は、思わず息を呑むような緊迫感に満ちた内容となっている。
■作品情報
北村匠海 林 裕太 綾野剛
プロデューサー:森井 輝 監督:永田 琴 脚本:向井康介
原作:西尾 潤「愚か者の身分」(徳間文庫)
製作:映画「愚か者の身分」製作委員会 製作幹事:THE SEVEN 配給:THE SEVEN ショウゲート
©2025 映画「愚か者の身分」製作委員会
◇公式サイト
◇オフィシャルX:@orokamono_1024 #映画愚か者の⾝分