MBCの新作「メン監督のアンチコメント」、高評価を受ける単発ドラマの伝統を継承へ

05月18日23時13分ドラマ
©MBC

毎回高い完成度と独自性で視聴者を魅了してきたMBCの単発ドラマシリーズ。その新たな系譜として、5月23日(金)と24日(土)に放送される新作「メン監督のアンチコメント(原題:맹감독의 악플러)」が登場する。

2部構成で放送されるこの金土ドラマは、「信頼して観られるMBC単発ドラマ」の新たな代表作として早くも注目を集めている。



MBCの単発ドラマは、これまでにも「私はトンカツが嫌いです」「猪狩り」「ファンレターを送ってください」など、多彩なジャンルと独創的なテーマで話題を呼んできた。視聴者の心を掴む物語性とメッセージ性、そして完成度の高い演出により、同局の短編ドラマは「ハズレなし」と評されるほど信頼を築いてきた。

そんな中、今作「メン監督のアンチコメント」(脚本:キム・ダム、演出:ヒョン・ソリプ)は、スポーツをモチーフに、予測不能なストーリーとテンポの良い展開を融合させたコメディドラマだ。内容は、成績不振により解任寸前のプロバスケットボール監督・メンゴンが、自身に悪質コメントを投稿していた人物・ファジンと奇妙なタッグを組むことで始まる“2人のゲーム”を描く。

これまで韓国ドラマではあまり扱われてこなかったプロバスケットボール界を舞台に、スピード感あふれる試合展開や緊張感を、2話構成という短い尺の中で凝縮。スポーツという題材のもつ明確な起承転結が、単発ドラマの特性と見事に噛み合い、視聴者をぐいぐい引き込む内容に仕上がっている。

プロバスケットボールチーム「BIG PANDAS」の監督メン・ゴンを俳優パク・ソンウン、メン監督のアンチコメントを担当するコ・ファジンを俳優パク・スオ、「BIG PANDAS」メン監督の右腕ペコーチを俳優ソ・サンギュ、「BIG PANDAS」メン監督の心強い支持者チェ団長を俳優チェ・ビョンモが演じる。

脚本を手がけたキム・ダムは、昨年のMBCドラマ脚本公募で最優秀賞を受賞した実力派。受賞時には「2人の主人公の関係性を魅力的に描いたヒューマンコメディ」として高く評価された。今回の作品でも、彼女の緻密な構成力と鋭いセリフが光る。一方、演出を担当するヒョン・ソリプは「気が狂いそう、君のせいで!」で異例の話題を呼んだ演出家であり、その感性が今作でも期待される。

キム・ダムは「バスケットボールのように短時間で結果が出るスポーツは、限られた放送回数の単発ドラマと非常に相性がいい。物語をスポーツシーズンの山場から始め、すべてのエピソードをしっかり締めくくることができる点が、このジャンルの大きな魅力」と語っている。

「メン監督のアンチコメント」は、単なるスポーツドラマにとどまらず、個性的なキャラクターと予測不能な展開、そして濃密な人間ドラマを織り交ぜた、新たなMBC単発ドラマの傑作となるだろう。

本作は「バニーとお兄さんたち」の同枠(MBC金土ドラマ21:50)で5月23日と24日に放送する。

MBC「맹감독의 악플러」HP

YouTube|MBC drama[맹감독의 악플러 2차티저] 2次ティーザー

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