WOWOW「監査します」第7話-第12話(最終回):技術流出の真実を暴け~監査します

06月05日20時00分ドラマ
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WOWOWで放送・配信中のシン・ハギュン×イ・ジョンハ共演の韓国社会派ヒューマンドラマ「監査します」(原題:감사합니다)、第7話~第12話(最終回)のあらすじと見どころを紹介する。

※2025年6月27日からは、数々の苦難を乗り越えて高麗に平和をもたらした8代王・顕宗と、彼の政治の師でもあるカン・ガムチャン将軍を中心に、契丹の侵攻にさらされた激動の高麗時代を描く超大型本格時代劇「高麗契丹戦争」が放送される。



「監査します」は、横領、不正、事件や事故が横行するJU建設会社の監査室を背景に冷徹な監査チーム長と熱血新入社員をはじめ監査チームのドタバタチームワークを描いたオフィス捜査劇。【「監査します」を2倍楽しむ】では、全話のあらすじと見どころ、韓国での評判などまとめている。

■キャスト

監査チーム長のシン・チャイル役:シン・ハギュン
新入社員ク・ハンス役:イ・ジョンハ
JU建設の副社長ファン・デウン役:チン・グ
新入社員ユン・ソジン役:チョ・アラム
元社長ファン・セウン役:チョン・ムンソン
 ほか

■第7話「技術流出の真実を暴け」


焼身自殺騒動に至ったいきさつをユヌから聞かされたハンス。その過程でJ-BIMSが技術流出の危険にさらされていると判断したハンスは、ユヌを苦しめたパク課長を犯人だと疑う。しかし試演会を前に騒ぎを起こしたくないセウンは、調査を先送りにしろと言う。チャイルは持ち前の鋭い感覚で真実へと近づいていく。 

第7話ではシン・ジェハ、イ・ジョンオク、キム・シンビらが演じる技術開発室職員間のパワハラ事件を描かれる。社長の指示で調査を延期しようとするチャイルに対して、同期を助けようと無鉄砲な行動に出たハンスが、情報の闇取引の手がかりを手に入れ、独自に調査を進めていたチャイルと協力して最終的には真犯人を追い詰めた。シン・ジェハの鬼気迫るサイコパス的なキャラクターが深い印象を与える一方、チョン・ムンソン演じる社長とチャイルの主従関係が崩れ始め、今後の展開への影響を予感させた。
※この回の詳しいあらすじと見どころは【第7話ネタバレ】で。


■第8話「不透明な人事」

監査します(c)STUDIO DRAGON CORPORATIONJ-BIMSの試演会の最中に、ブローカーが誰かまでを突き止めたチャイル。しかし犯人によって予期せぬ事態が起こり、大きな損害を被ることとなったJU建設。そんな技術流出事件の収拾を待たずして、JU建設に不正採用疑惑が浮上する。そして意外な人物がその当事者であると目され…。

コネ入社を巡ってあらぬ疑いをかけられてしまったハンスが、チャイルの公正過ぎる態度に再び反発し、監査チームの危機を招くが全員が一丸となった調査で濡れ衣を晴らした。一方で副社長デウンとソジンの関係が公になってしまったことで、次回はコネ入社の真実と並行して、二人の関係が深くほりさげられそうだ。
※この回の詳しいあらすじと見どころは【第8話ネタバレ】で。


■第9話「再燃した不正採用疑惑」

監査します(c)STUDIO DRAGON CORPORATIONムン代理の活躍でハンスの無実が証明されるが、今度はデウンとソジンが一緒に写っている写真が投稿され、不正採用の問題が再燃する。セウンはこれを機にデウンを追い出そうと考え、チャイルに監査を指示する。監査の結果、問題がなかったことをセウンに報告するチャイルだったが、セウンはそれを受け入れず…。

今回は人事採用の不正、すなわちコネ入社を巡る監査チームの活躍が描かれる中で、互いに私生活では「おじさん」「姪」と呼ぶ間柄だった副社長デウンとソジンの関係の真相が明かされた。初めて描かれたデウンの青年時代の回想では腹違いの二人の兄とは違い、父親から暴力を振るわれ不遇の時代を過ごしたエピソードが語られる。
※この回の詳しいあらすじと見どころは【第9話ネタバレ】で。



■第10話「監査の代償」

監査します(c)STUDIO DRAGON CORPORATION監査の結果、ついに不正採用騒ぎの犯人を突き止めることに成功する。しかし予想外の人物が犯人であったことに監査チームは大きなショックを受ける。そんな中、チャイルの強引な監査が問題視され、チャイルに対する監査が進められることになる。その中で監査チームは、チャイルの過去を知ることになり…。

今回のエピソードで印象的なのは、チャイルの周りの敵と味方の勢力図に二つの大きな変化があったことだ。まずはセウンがヒジンを通じて、社長の座に居続けるために邪魔となるデウンを排除しようとしたことで本性を現し始め、自分がスカウトしたチャイルも、自らの脅威になりかねないからと、スキャンダルに乗じて会社から排斥しようとしたことだ。もう一つは、これまでチャイルを一方的に敵対視してきたデウンが、ソジンを守るためにチャイルと共闘したことだ。
※この回の詳しいあらすじと見どころは【第10話ネタバレ】で。


■第11話「最後の標的」

監査します(c)STUDIO DRAGON CORPORATIONゴヌンが死んで混乱するJU建設。そんな中、チャイルはJU建設のもう1つの大きな不正に気付く。掘り下げれば掘り下げるほど、JU建設に根づいた問題を知ることになったチャイルは、長い間JU建設を食い物にしてきた最も危険なねずみを捕まえると宣言する。

監査チーム最後の事件は、ペーパーカンパニーを通じた裏金の捜査とゴヌン殺害の犯人を暴くという大きな使命のもと、社長と副社長という会社の最高権力者を相手取った史上最大の監査作戦が繰り広げられた。途中まではデウンとセウンのどちらが真犯人なのか、どちらにも均等に怪しい部分があるように描かれるものの、ラストで明かされる犯人は視聴者に衝撃を与えた。
※この回の詳しいあらすじと見どころは【第11話ネタバレ】で。


■第12話(最終回)「監査します」

監査します(c)STUDIO DRAGON CORPORATION生死をさまよったチャイルは、JU建設に潜んでいた最も危険なねずみの正体を知る。しかし、少しでも油断すれば逃してしまうかもしれない状況。慎重に慎重を期すチャイルは、監査チームのメンバーと共にねずみを捕まえるための最後の作戦を実行する。

エピローグではそれぞれの人物のその後が描かれ、ハンスが次のチャイルと呼ばれるぐらいに成長を見せた一方で、再びフリーになったチャイルのもとにチョン・ジニョン演じるキム本部長が声をかける意味深な場面が描かれた。セリフには登場しないが、渡された名刺には公職監察本部と書かれていたので、建設会社から公職監察本部に舞台を移し、キャストを一新して「監査します2」が実現するのでは?と期待を抱かずにはいられない。
※この回の詳しいあらすじと見どころは【第12話(最終回)ネタバレ】で。


WOWOW「監査します」HP
 2025年5月16日-6月20日 金20:00-22:30 2話連続
 
kandoratop【作品詳細】【「監査します」を2倍楽しむ】