“八尺鬼”の中の人…ソ・ドヨン、「鬼宮」最終回で“チョン・グムフィ”姿で龍潭谷の民と登場

03時26分ドラマ
画像出典:SBS「귀궁」より

俳優ソ・ドヨンがSBSドラマ「鬼宮」で5年ぶりのドラマ復帰を果たし、衝撃的なビジュアルで視聴者の度肝を抜いたが、最終回では新たな姿で登場した。

【「Lemino」で独占配信の韓国ドラマ】



2006年、「春のワルツ」のユン・ジェハ役で大ブレイクしたソドヨン。ドラマ出演は「ちょっと味見しませんか?」以来実に5年ぶり。

そんな彼が演じたのは、物語の鍵を握る“八尺鬼”という怨霊。登場当初はCGだと疑われるほどの巨大な体と不気味な容姿で話題を集めたが、正体がソ・ドヨンであることが第13話で明かされ、ネット上は騒然となった。自身のInstagramには八尺鬼姿の写真や楽しい動画が多数公開されている。

画像出典:서도영Instagramより画像出典:서도영Instagramより

八尺鬼は、100年前に王の護衛だったチョン・グムフィが、王のために家族や村人を犠牲にされた怒りから悪鬼と化した存在。全長2m40cmというスケールと重厚な特殊メイクを身にまとった姿で、強烈な印象を残した。

ソ・ドヨンはこの役のため、徹底した秘密主義を貫いた。台本読みや顔合わせに一切出席せず、初めての登場は撮影現場での“八尺鬼姿”のままだったという。共演者やスタッフすらその正体に驚きを隠せなかったそうだ。

「初めてメイクを終えたとき、監督が拍手をしてくれて“キャラクターがよく仕上がった”と言ってくれた」と語るソ・ドヨン。30kg近い鎧を身に着け、マイナス18度の寒さの中でも汗を流しながらの撮影は、「自分への挑戦だった」と振り返る。

長らくテレビから遠ざかっていた理由については、「コロナの影響で準備していた作品が中止になった」と明かし、「その分、この作品で全力を尽くした」と語った。

ソ・ドヨンの“完全変身”が注目を集めた「鬼宮」。最終回ではチョン・グムフィの姿に戻って龍潭谷の民とともに登場した。詳しいネタバレあらすじは【「鬼宮」を2倍楽しむ】で紹介する。

画像画像:SBS「귀궁」より

「鬼宮」は、霊媒としての運命を拒む巫女ヨリと、ヨリの初恋の相手ユン・ガプの体に閉じ込められたイムギ(蛇が龍になる前の韓国伝説の動物)のカンチョリが、王家に恨みを抱く八尺鬼(パルチョッキ)と対峙し、体と魂が複雑に絡み合う肉体争奪ファンタジーロマンス。Leminoで全話独占配信中だ。

なお、次週6月13日(金)からはナムグン・ミン×チョン・ヨビン主演の「私たちの映画」(原題:우리 영화)が放送される。

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