ピョン・ヨハン主演、話題の韓国サスペンス「白雪姫には死を~BLACK OUT」明日17日スタート

WOWOWで6月17日(火)午前8時30分から、韓国サスペンスドラマ「白雪姫には死を~BLACK OUT」の放送・配信スタートする。
「白雪姫には死を~BLACK OUT」はドイツの人気小説を原作に、女子学生殺人事件の犯人として服役した青年コ・ジョンウが、10年後に事件の真相を追い求める姿を描くサスペンスだ。
演出を務めたのは映画監督のピョン・ヨンジュ。10年ぶりにドラマのメガホンを取り、映画的な壮大な演出と緻密な構成で視聴者を引き込む。主演のピョン・ヨハンは、高校生から青年期、エリートから殺人者へと転落する主人公の10年にわたる変化と苦悩を重厚に演じ、作品に深みを与えている。
物語は、村全体が主人公に不利な証言を重ね、彼を犯人に仕立て上げるという、韓国ドラマでは珍しい展開が特徴。信頼していた人々がそれぞれの欲望のために主人公を破滅させる様子や、閉鎖的な共同体の闇をリアルに描き出す。家族愛や友情、愛もすべてが歪んでおり、現代社会への鋭い視点が込められている。
本作は2024年の作品で、韓国ドラマの主流が「ロマンチックコメディ」や「回帰・憑依・転生」作品が主流だったこともあり、初回視聴率は2.8%(全国ニールセンコリア基準)低かった。また同時間帯のSBSドラマ「グッド・パートナー」の視聴率が二桁を超えていたこともあり、このまま埋もれるのではないかとの懸念もあった。
ところが、口コミで評判が広まり、しっかりした原作のストーリーと先の読めない展開、俳優陣の熱演が口コミで広まり、最終回では視聴率が8.8%に到達し、瞬間最高視聴率は9%台まで跳ね上がった。初回放送から3倍超えの伸び率だ。
主人公コ・ジョンウを演じたピョン・ヨハンの存在感も大きかった。彼は高校生から青年期、エリートから殺人者に転落するまでの10年間の変化と混乱を深い眼差しと重厚な演技で表現し、作品に一層の重みと完成度を与えた。
韓国での放送にあわせた全話のあらすじ(ネタバレあり/なし)と見どころ、考察、韓国での評判などはこちらで紹介している。【「白雪姫には死を」を2倍楽しむ】でまとめている。
WOWOWでの放送を見逃さないよう、ぜひチェックしてほしい。
■キャスト
コ・ジョンウ役:ピョン・ヨハン
刑事:ノ・サンチョル役:コ・ジュン
女優:チェ・ナギョム役:コ・ボギョル
医大生(休学中のアルバイト生):ハ・ソル役:キム・ボラ
警察署長:ヒョン・クタク役:クォン・ヘヒョ
クタクの息子:ヒョン・スオ役:イ・ガソプ
国会議員:イェ・ヨンシル役:ぺ・ジョンオク
病院長:パク・ヒョンシク役:コン・ジョンファン
ジョンウ母:チョン・グムヒ役:キム・ミギョン
ジョンウ父:コ・チャンス役:アン・ネサン
ほか
◇WOWOW「白雪姫には死を~BLACK OUT」HP
2025年6月17日スタート 月-金8:30-9:30
【作品詳細】【「白雪姫には死を」を2倍楽しむ】