チョ・イヒョン&チュ・ヨンウ「仙女と彦星」第2の≪ソンジェ背負って走れ≫になれるか?【制作発表会まとめ】

2025年6月17日午後、tvNの新月火ドラマ「仙女と彦星」(原題:견우와 선녀)の制作発表会がオンラインで開催され、監督のキム・ヨンワン、脚本家のヤン・ジフン、そして主演のチョ・イヒョン、チュ・ヨンウをはじめ、共演のチャ・ガンユンやチュ・ジャヒョンらが出席した。本作はPrime Videoを通じて同日世界配信される。
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「仙女と彦星」は、死の運命を背負った少年ベ・ギョヌ(チュ・ヨンウ)と、その運命に抗う巫女の少女パク・ソンア(チョ・イヒョン)が織りなす18歳の初恋救済を描くファンタジーロマンス。同名の人気ウェブトゥーンが原作。
tvN drama「견우와 선녀」Instagramより/チュ・ヨンウ、チョ・イヒョン、チュ・ジャヒョン、チャ・ガンユン
制作発表会では、ドラマはロマンティックコメディを基調としつつ、ヒューマン、オカルト、スポーツなど多様なジャンルが融合した複合ジャンル作品であることが強調された。特に主人公のソンアが「MZ世代の巫女」として高校生と巫女という二重生活を送るという独特な設定が注目を集めた。
チョ・イヒョンは巫女役を演じるにあたり、専門家の助言を受けて3ヶ月間キャラクター作りに取り組んだことを明かし、「シャーマニズムに興味があり、台本を受け取った時に運命を感じた」と語った。一方、チュ・ヨンウさんは死の運命を背負い周囲に不幸をもたらすギョヌ役について、「共感できる部分が多く、演じてみたいと思った」と話し、役作りのために国家代表選手と特訓を積んだことも明かした。共演のチュ・ジャヒョンは原作にはないキャラクターを自由に演じられたことを喜び、現実とファンタジーのバランスが絶妙だとコメントした。
キム・ヨンワン監督は、主演キャストの起用を「まさに宝くじのような幸運」と表現し、ロマンティックな要素だけでなく、主人公が“厄運”や“霊”と戦う姿が新鮮な面白さを生み出すと語った。脚本家のヤン・ジフン氏は巫女キャラクターの多様性やキャラクターごとの個性の対比が物語に彩りを添えていると説明した。
ソンアの親友ピョ・ジホを演じるチャ・ガンユンは「チャ・ガンユンという人間」を高く評価してくれたことがとても嬉しく、感激して涙したと語った。また、現場での監督や共演者たちとの温かい雰囲気に感謝の気持ちを表した。
そして経験豊富な巫女ヨムファ役を務めるチュ・ジャヒョンは、自身が現場で「中心を保たなければならない立場」であるにもかかわらず、撮影中は後輩たちのトレンディで初々しい雰囲気に染まってしまったと明かした。その一方で、現実とファンタジーのバランスが絶妙な作品であり、自由に演じられるキャラクターを楽しんだとコメントした。
本作は、KBS2「学校」シリーズ、「トキメク☆君との未来図」(学校2021)以来4年ぶりに共演するチョ・イヒョンとチュ・ヨンウのケミストリーや、巫女と青春ロマンスを組み合わせた新鮮な設定で大きな注目を集めている。CJ ENMは「第2の『ソンジェを背負って走れ』シンドロームを期待している」とコメントし、tvN月火枠の新たな話題作として期待が高まっている。
「仙女と彦星」は伝統的なシャーマニズムと現代の青春ロマンスを巧みに融合させた意欲作であり、主演陣の成長や新たな挑戦、ジャンルを超えたストーリー展開に多くの視聴者が期待を寄せている。初回放送は2025年6月23日(月)20時50分から韓国tvNにてスタートする。
◇公式X|tvN「견우와 선녀」1分ハイライト映像
tvN新ドラマ「牽牛と仙女」は、6月23日(月)20時50分より韓国で放送がスタート、その後「巫女と彦星」の邦題でPrime Videoを通じて世界配信される。
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