オク・テギョン、“俺のヒロインは君だ”「主役の初体験、私が奪っちゃいました」第5話:ソヒョン、“嫁”選抜1次戦突破
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6月25日放送されたKBS 2TV水木ドラマ「主役の初体験、私が奪っちゃいました」(原題:남주의 첫날밤을 가져버렸다)第5話では、イ・ボン(オク・テギョン)への恋心を認めたチャ・ソンチェク(ソヒョン)が、女主人公になるべくボンの嫁の選抜試験「揀択(カンテク)」選抜に挑む姿が描かれた。この回のあらすじと見どころを紹介、次回(第6話)予告も紹介する。
なお、第5話の視聴率は全国平均2.6%(ニールセンコリア基準)で、前回(第4話)の3.3%より0.7ポイント下がった。
「主役の初体験、私が奪っちゃいました」(脚本:チョン・ソニョン、演出:イ・ウンヒ、カン・スヨン)は、現代の平凡な女子大生Kが推しのロマンス時代劇の世界で脇役に憑依し、執着心の強い男性主人公と一夜を過ごすことから始まる“ノーブレイク”経路離脱のロマンスファンタジー⇒【全話あらすじ・関連記事】
■キャスト
現在のK役:ソヒョン二役(少女時代)
チャ・ソンチェク役:ソヒョン(少女時代)
キョンソン君イ・ボン役:オク・テヨン(2PM)
チョ・ウネ役:クォン・ハヌル(子役:ユン・チェナ)
チョン・スギョム役:ソ・ボンジュン
ト・ファソン役:チ・ヘウォン
ほか

「揀択(カンテク)」とは王や世子(王位後継者)の妃、または王族の嫁を選ぶための制度を指す言葉。三段階の選抜があるために「三揀択」とも呼ぶ。詳しくは【韓国歴史コラム】“揀択(カンテク)”で紹介している。
端役から主役への階段を自らの足で上ろうと決心したソンチェクは「揀択」に応募しようと都城へ急行。しかし締め切りまで間に合わない。そこでノルティギ(「널뛰기」韓国の伝統的なシーソー遊び)を利用して荷車に飛び乗り、なんとか受付会場へ滑り込んだ。応募用の書類を紛失しながらも、自身の韓服を破いて即席で記入し、「領議政の娘」と名乗りぎりぎりでエントリーに成功する。
その後、ソンチェクは隔離村に戻り、ボンに応募したことを告白。彼は「結婚を嫌がっていたのでは?」と驚く。ソンチェクは現実世界で“友人の恋人を奪った”という誤解で傷ついた過去を思い返しながら、「あなたにももともと別の女主人公がいた。私はただの脇役。誰かのものを欲しがっていると非難されるのが怖かった」と心情を吐露する。
ボンは、「もし俺が男主人公なら、君を女主人公に選ぶ」と熱く答える。ソンチェクはその言葉に心を動かされ、選抜試験に全力を注ぐことを決意した。ボンに伴われて自宅に戻ったソンチェクは家族からも揀択参加の許可を得る。
いよいよ始まる選抜戦。そこには悪女ト・ファソン(チ・ヘウォン)やウネ(クォン・ハヌル)も参加していた。ウネに申し訳なく思いながらも彼女がボンに興味がないと知り、全力で揀択に挑む。ところが揀択はファソンの遠縁でもある大妃(ナム・ギエ)の策略によって出来レースだった。
弓術や砲丸投げ、お菓子運びなどを“鉄人3種体力戦”ではファソンはイカサマで有利なポジションを得る。しかし、ソンチェクは「チュモンの末裔」という自己暗示と、下町生活&バイト経験で培った根性を発揮。困難を乗り越え、初の選抜戦を見事突破し、再選抜への挑戦権を手にする。
一方イ・ボンは、ソンチェクがかつて疫病疑惑をかけられた理由を調査。彼女の病は一時的な症状にすぎなかったことが判明し、さらに西洋人との接触していた事実も明らかに。調査の末、その人物の所持品から怪しい液体が発見され、不穏な空気が漂い始める。
ラスト、原作では“名前もなかった脇役”だったソンチェクが物語の中心人物として浮上したことが明らかに。現実世界でも、彼女の名前がタイトルに登場する『暴君様は執着攻め』の修正版が公開され、物語が書き換えられている様子が描かれる。すべてを見守る原作者の正体と、物語の行方に注目が集まっている。ソンチェクとボンとのピンチに登場する少年(いジュウォン)の存在にも注目しよう。
「主役の初体験、私が奪っちゃいました」は毎週水・木曜21時50分にKBS2にて放送。次回、第6話は今夜6月26日(木)、日本での放送・配信の予定はまだない。
◇YouTube|KBS「남주의 첫날밤을 가져버렸다」第6話予告
◇KBS「남주의 첫날밤을 가져버렸다」HP
