「餌【ミッキ】」第4-7話:目的は違うチャン・グンソクとイ・エリヤが共同捜査|BS12(全15話)

BS12(土曜アジアドラマ)枠で無料BS初放送の「餌【ミッキ】」は、チャン・グンソク5年目のドラマ復帰作である社会派クライムサスペンス。7月26日(土)放送の第4話~第7話のあらすじと見どころを紹介する。番組HPで予告動画が公開中だ。
「餌【ミッキ】」(監督キム・ホンソン)は、実際に起きた韓国史上最大の詐欺事件をモチーフに、犯人が死亡してから8年後、その人物が殺人事件の容疑者に挙がる中、これをめぐる秘密を探る。
【「餌【ミッキ】シリーズを2倍楽しむ】では全話の完全ネタバレあらすじと見どころ、キャスト紹介などまとめている。
■キャスト
⇒【押さえておくべきキャスト8名を徹底紹介】ク・ドハン役:チャン・グンソク
ノ・サンチョン役:ホ・ソンテ
チョン・ナヨン役:イ・エリヤ
カン・ジョンフン役:イ・ソンウク
イ・ビョンジュン役:イ・スンジュン
ソン・ヨンジン役:パク・ミョンフン
チョン・ソラム役:オ・ヨナ
ユ・オクナム役:ソ・ジョンヨン
ほか
※12話版を参考にあらすじ紹介しているので、あらすじと見どころが前後することもあります。放送後調整します。
■第4話

2006年、詐欺被害に遭ったノ・サンチョンは、友人のソン・ヨンジンと関係があると言うキム・ソンデ議員を訪ねるが否定され、逆に騒動を起こして警察に捕まる。警察は彼の訴えに耳を貸さなかったが、議員の補佐官パク・グァンシンが現れ、留置所から出してくれる。サンチョンは彼を信用せず、後に拉致して未成年と並んでいる写真を撮り、それで脅迫。調べるうちに、ソン・ヨンジン、キム議員、パク社長が詐欺の共謀者であることを突き止める。
現在に戻り、カン次長は、2011年、に「警察では総力をあげてノ・サンチョンのゆくえを追っている」と発表した記者会見を思い出す。そしてドハンに1番目の事件のファイルを渡す。
3番目の現場で拘束されたビョンジュンとナヨンは、現場に到着したときにはすでに被害者は死んでいたと供述。しかし、携帯のチェックをした結果、ビョンジュンの携帯から不審なメッセージが見つかる。ビョンジュンとナヨンを犯人とするには犯行時間が合わない。釈放を告げられたビョンジュンは突然、自分が犯人だと言い出す。ドハンは、彼の目的は捜査妨害だとにらむが…。
ビョンジュンの身柄が検察に移送されてしまう。納得のいかないドハンは、ビョンジュンを容疑者から除外し、改めて事件を最初から捜査し直すようチーム員に指示する。
その後、最初の被害者である女性の殺害現場を訪ねたドハンは、担当刑事から話を聞く。1番目の被害者は女性で、椅子に身体を縛り付けられた状態で発見。机の上には、“ノ・サンチョンに殺される”と書かれたメモが。単純な殺人事件と思われたが、遺体からは指紋一つ見つからず、捜査は難航していた。ドハンは、監視カメラに写るカン次長の姿を見て驚愕する。それは事件が起こった数日後に撮られたものだった。
一連の事件の被害者は皆、過去にノ・サンチョンの詐欺行為に加担した者たちだった。この回の完全ネタバレあらすじは【2話/全12話版】ラスト~【3話/全12話版】まで。
■第5話

一方、釈放されたナヨンは、一連の事件が連続殺人事件であること、その背景にノ・サンチョンの存在があることを記事にするナヨン。これで人々がふたたびノ・サンチョンに関心を持つと考えるナヨンだったが、その望みは一瞬にして打ち砕かれた。公開された矢先に記事は削除され、さらにナヨンの働く新聞社には財務調査が入るという。ナヨンからの連絡でこれを知ったドハンは、次長レベルではできないと考える。その後ドハンは、被害者の会ではノ・サンチョンが今も生きていると考え、警察が捜査に乗り出すことを望んでいるという証言を得る。そして被害者の会の連中が事件に加担していると考えたドハンは、令状を取って家宅捜査に入る。駆け付けたナヨンは、被疑者の会は、ノ・サンチョンが生きていることを明るみにしただけだと訴える。
この回で明らかとなったリストの存在。もし犯人がそのリスト通りに殺人を行っているとすれば、次なるターゲットは次長のカン・ジョンフンだろう。果たしてドフンは事件を未然に防ぐことができるのだろうか。そして犯人の正体とは?
またこの回、ドフンの過去も回想されるのでお見逃しなく。
この回の完全ネタバレあらすじは【4話/全12話版】中盤まで。
■第6話

一方ナヨンはドハンに、指名手配中のチョン・ソラムがなぜ、韓国に入国できたのかと疑問を口にする。ソラムが持っていた偽の身分証は、韓国に入国した後で手に入れたもの。その背後には、別の黒幕がいるのではとナヨン。さらに12年前にサンチョンの警護員を殺して服役したチョン・ジェファンと、彼の作ったリストについて語る。
2007年、ノ・サンチョンはソラムたちと通信事業でマルチ商法を始める。“ナウフリー”が開発した無料通話技術を利用し、顧客にわずか数万ウォンの端末機を高値で販売する。客は「通話無料」というフレーズに引き寄せられ、事業は大成功を収めたのだった。
第1の被害者がサンチョンと共に詐欺行為にかかわっていたソラムであることを知ったドハンは、カン次長との会話を思い出す。一方、カン次長は次のターゲットが自分だと恐れていた。ソラムの身元を明らかにしたのも、本格的な捜査が始まり犯人が捕まれば自分の安全が保障されると考えたためだった。
チョン・ジェファンの目的が復讐だと考えるカン次長。検事長のパク・サンド(ユ・ソンジュ)に本当にノ・サンチョンは死んだのかと聞くも、ハッキリとした答えは返ってこず。一方、ドハンは出所後のジェファンの動向を探るため、ジェファンの実母を訪ねる。同じく連絡を受け取ったナヨンも、ドハンと共にアパートへ。ここでハン・ダジョンの名前が出る。
ナヨンの口からドハンもリストの存在を知ることに。目的は違えど、ドハンとナヨンが一緒に動き始める。この回の完全ネタバレあらすじは【4話/全12話版】後半~【5話終盤/全12話版】前半まで。
■第7話

パク検事長と別れたカン・ジョンフン次長に、謎の2人組が襲いかかる。
2011年、カン・ジョンフン刑事に情報を漏らしサンチョンに殺されかけたヨンジンが、キム議員の事務所に現れる。彼の口から出た「金塊」という言葉を聞いた議員は興味を示し…。
2023年、ジョンフンの無断欠勤を知ったドハンは、チーム員にジョンフンの位置情報を追跡するよう命じる。そんななかナヨンから連絡を受けたドハンは、ジェファンを先入観なく捜査するとナヨンに約束して再び彼の母親を訪ねる。ジェファンから母宛てに、小包が届いたという。中に入っていたのは、以前母が面会の際にジェファンに渡したお札(ふだ)だった。
ドハンとナヨンは差出人の欄に書かれた住所へと向かう。その途中カン次長に連絡が取れないという知らせが入る。
本格的にチョン・ジェファンの捜査を始めたドハンが、母親のもとへ送られてきた小包をきっかけにジェファンの隠れ家にたどり着いた。まるでジェファンの死をわざと知らせるような小包の存在。それは(第1話/12話版)で犯人がわざと遺体を発見させようと、出前を注文したのによく似ている。
この回の完全ネタバレあらすじは【5話終盤/全12話版】で。
◇BS12「餌【ミッキ】」HP
2025年7月12日スタート 土13:00-15:00(2話連続)無料BS初放送
