MBC新ドラマ「月まで行こう」、イ・ソンビン、ラ・ミラン、チョ・アラム、キム・ヨンデらの台本リーディング現場を公開

イ・ソンビン×ラ・ミラン×チョ・アラムが“三人寄れば仮想通貨”!?MBCの新しい金土ドラマ「月まで行こう(原題:달까지 가자)」台本リーディング現場がSNSにて公開された。
『月まで行こう』は、生活がままならない非正規雇用の女性たちが一攫千金を夢見て仮想通貨の世界に飛び込み、日常と欲望の狭間でもがく姿を描いたハイパーリアリズム群像劇。ジャン・リュジン作家のベストセラー小説を原作に、演出オ・ダヨン×脚本ナ・ユンチェのタッグで映像化される。

リーディングには、主要キャストのイ・ソンビン、ラ・ミラン、チョ・アラム、キム・ヨンデをはじめ、ベテランのキム・ミギョン、ウム・ムンソクら実力派俳優陣が集結。和やかな空気のなかにも張り詰めた集中力が感じられ、現場は初日からエネルギーに満ちていた。
■三人三様の“生きづらさ”を体現
主人公チョン・ダヘを演じるのはイ・ソンビン。幼い頃から貧しさの中で育ち、特別な才能もないまま社会人生活を送る等身大の女性を、細やかな演技でリアルに描き出した。視線やしぐさひとつで感情の波を表現し、視聴者の共感を誘う存在となりそうだ。
ラ・ミランが扮するのは、表向きは穏やかな会社員ながら、実は日々金の算段に頭を悩ませるカン・ウンサン。コミカルな表現力に定評ある彼女が、その魅力を存分に発揮。内なる葛藤と現実のギャップをユーモアを交えて体現する。
チョ・アラムが演じるのは、MZ世代の“YOLO族”キム・ジソン。「右手が使った金は左手も使え」(※)というモットーのもと、自由奔放に生きる姿が明るく個性的に表現され、ドラマに彩りを加える。
※韓国で若い世代を中心に使われる“YOLO(You Only Live Once)”的な価値観を象徴するフレーズ。意味は、「一度の人生、ケチらず楽しもう」。
■“無難イ”トリオの化学反応に期待大
三人は揃ってお菓子メーカー「マロン製菓」の非正規社員。控えめなネーミング“無難(ムナン)イたち”とは裏腹に、彼女たちが見せるシナジーは強烈だ。初共演とは思えぬ息の合った掛け合いで、笑いと絆のドラマを盛り上げていく。
一方、キム・ヨンデが演じるのは「夢」を追う側の人間、ハム・ジウ。マロン製菓の最年少役員にして、エリート中のエリート。金より理想を信じる彼が“無難イ”トリオとどう交わっていくのかが、物語の大きなカギとなる。
さらに、キム・ミギョン、ウム・ムンソク、ホン・スンヒ、アン・ドング、オ・スンア、ソ・ジスらも社内メンバーとして参加。現実味ある職場の空気感を濃密に演じ、物語に厚みを加える。
■「笑いと慰めを届けたい」制作陣が込めた思い
制作スタッフは「俳優たちがキャラクターに深く入り込み、台本リーディングの段階で完成度の高い呼吸を見せてくれた。『달까지 가자』は、今を懸命に生きる普通の人々に寄り添う共感ドラマ。笑いと癒しを届ける作品に仕上げていきたい」とコメントしている。
MBC「月まで行こう」は2025年9月12日より放送開始予定。仮想通貨という現代的テーマと、リアルすぎる人生の裏側が交差するこのドラマ、視聴者の胸を打つこと間違いなしだ。
◇MBC DRAMA 公式X<달까지 가자> 대본 리딩 현장(台本リーディング動画)
