コ・ヒョンジョンが“連続殺人鬼”に!?SBS「カマキリ:殺人者の外出」が放送前から怖いほど気になる理由|第1話先行予告

13時25分ドラマ
画像:SBS「사마귀: 살인자의 외출」より

またしてもSBS金土ドラマがやってくれそうだ!9月5日にスタートする新作「カマキリ:殺人者の外出」(사마귀: 살인자의 외출)。ただのスリラーに収まらず、“母と息子の共助捜査”という衝撃の設定で、早くもドラマファンの視線を釘づけにしている。第1話先行予告がYouTubeにて公開された。



「カマキリ:殺人者の外出」は、20年前に5人の男性を残虐に殺害した女性連続殺人犯と、その犯罪を模倣した事件を解決する。公開された第1話先行予告は収監中の母(コ・ヒョンジョン)と刑事の息子(チャン・ドンユン)と対立から始まる。➡【全話あらすじと見どころ】


■ コ・ヒョンジョンが母にして殺人鬼


「また名演技を」という期待を裏切らないコ・ヒョンジョンが、今回挑むのはなんと 20年前に5人の男性を殺害した殺人鬼チョン・イシン という役どころ。ここで興味深いのは、彼女が殺した相手たちが“女性や子どもに暴力を振るってきた男性”だったという事実。カマキリは交尾後、雄の頭を噛んで食べる昆虫として知られている。 そんなイシンは「カマキリ」という別名で呼ばれる。果たして彼女は悪なのか、それとも歪んだ正義なのか。コ・ヒョンジョンがどんな新しい顔を見せてくれるのか、今から楽しみで仕方ない。


■ 息子は刑事、母は収監中の殺人者


共に物語を引っ張るのはチャン・ドンユン演じるチャ・スヨル。彼は母を憎む刑事だが、模倣犯罪を追ううちに収監中の母と手を組まざるを得なくなる。
“絶対に交わるはずのない二人が、事件によって強制的に結びつけられる”という展開は、スリラーの緊張感に加えて人間ドラマとしての深みも期待できるポイント。母子の間にどんな衝突と反転が待っているのか、考えるだけでゾクゾクする。


■ ジャンル職人たちのタッグ


監督は映画『密愛』や『火車』、ドラマ「白雪姫に死を-Black Out」で繊細な演出を見せてきたピョン・ヨンジュ。脚本は映画『ソウルの春』で緻密な構成を認められたイ・ヨンジョン。ベテランと実力派の協業だと聞けば、それだけで“ハズレなし”の予感が漂う。さらにチョ・ソンハ、イ・エル、キム・ボラら実力派俳優まで合流。緊張感と感情を行き来する濃密な芝居が期待できそう。


■ SBSジャンルドラマの系譜


SBS金土枠といえばこれまで「悪の心を読む者たち」(8.3%)、「模範タクシー」シリーズ(シーズン2・21.0%)、「熱血司祭」(シーズン1・22.0%)、「グッドパートナー ~離婚のお悩み解決します~」(17.7%)、「悪魔なカノジョは裁判官」(13.6%)、「コネクション」(14.2%)、「財閥X刑事」(11.0%)、そして今年最大の話題作「埋もれた心」(15.4%)までストーリー性と強烈なキャラクターで視聴者を惹きつけてきた。この名門枠では、単なる娯楽にとどまらず、社会的メッセージを盛り込んできたのも特徴だ。その流れを受け継ぐ本作は、犯罪スリラーの面白さと倫理的問いかけを同時に提示してくれるだろう。


■ 放送を前に高まる期待


「母と子」「憎しみと共助」「悪と正義」。この大胆な対立軸が生むスリラーは、久々に韓ドラ界を震わせてくれそうな予感がある。コ・ヒョンジョンの変身を“生放送で目撃したい”──そんな気分にさせるのが本作だ。


初回放送は9月5日21時50分。この秋、SBS金土ドラマがまた一つ、視聴者の心をざわつかせるに違いない。なお、安念ながら9月4日現在、日本での配信・放送は未定。発表があり次第お知らせする。

YouTube|SBS Drama「사마귀」EP1(第1話先行公開)
SBS「사마귀: 살인자의 외출」HP

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