政治ではなくメロドラマ?「ファーストレディ」チ・ヒョヌ×ユジンが見せるスリリングなケミに期待【制作発表会動画&まとめ】

MBNの新ドラマ「ファーストレディ」の制作発表会が24日午後、ソウル・九老区のホテル「ザ・リンク ソウル」にて行われ、演出のイ・ホヒョン監督をはじめ、俳優のユジン、チ・ヒョヌ、イ・ミニョンが出席し、作品について語った。YouTubeにて会見動画が公開された。本作はLeminoにて独占配信される。
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あらすじと期待要素
「ファーストレディ」は、大統領に当選した夫が、将来のファーストレディとなる妻に離婚を要求するという前例のない出来事をきっかけに展開される物語を描いたドラマ。大統領就任までの残り67日間、大統領当選者夫婦の息詰まる対立の中で浮上する政界の陰謀と家族の秘密を、スピード感たっぷりに描く。脚本は「ドリームハイ2」や「身分を隠せ」などで知られるキム・ヒョンワンが6年間をかけて執筆した力作だ
また、この作品は、MBNが2022年の「スポンサー~破滅の足音~」終映後、3年ぶりに手がける水木ドラマでもある。前作「スポンサー」が1%台の低視聴率で幕を閉じたという事情もあり、今回の作品に対しては視聴率的重圧も大きい。
監督・キャストの抱負
■イ・ホヒョン監督
「初放送を前にして、正直に言えばプレッシャーもありますし、不安や緊張も感じています。しかし、私自身が楽しめる作品を作れば、きっと視聴者も同じように楽しんでくださると信じています。これまで韓国ドラマで扱われたことのない独特な題材であり、展開の仕方も新鮮です。ぜひ期待していただきたいです。」
また、「最初に台本を受け取ったとき、とても面白いと思いました。ただ、自分が政治ドラマを果たしてうまく演出できるのか心配でした。ですが、作家から『これは政治ドラマではなくメロドラマだ』と言われたことで、自信を持てるようになりました」と語った。
■チ・ヒョヌ(ヒョン・ミチョル役)
「工場労働者から始まり、国会議員候補を経て、大統領にまで上り詰めるという役です。演説や長いセリフが多く、そのたびに“どうすれば退屈にならず、心を込めて伝えられるか”を常に考えていました。ドラマの中でのスローガンが『真心を尽くします』なので、その言葉を胸に刻みながら演じています。」
「実際に国会議事堂に行き、一人でセリフを口にしながら練習したこともあります。役作りにおいては、以前出演したドラマ『ソンゴット(송곳)』のキャラクター“スイン”を参考にしました。彼もまた与えられたことをそのまま受け入れるのではなく、自分なりの信念を持って行動する人物で、その点が今回の役と重なると思いました。」
■ユジン(チャ・スヨン役)
「今回の役は、これまでの作品とはまったく違う新しい挑戦でした。題材自体も新鮮で、キャラクターの個性に強く惹かれました。スヨンは冷たく見える部分もありますが、その裏には強い野心があります。そうした二面性がとても魅力的に感じました。」
「私は正直、政治にはあまり詳しくありません。でも、台本を読みながら“政治を背景に描かれる人間関係や感情”がすごく面白いと思いました。視聴者の皆さんも、この人物を通して共感できる部分や、人間的な感情の動き、さらには謎めいた展開を味わっていただけるのではないかと思います。」
■イ・ミニョン(シン・ヘリン役)
「私は長い間、ヒョン・ミチョルという人物と関わってきた役を演じます。表では穏やかに見えても、彼の秘密を握っている存在です。感情をあえて隠すことで生まれる緊張感やミステリアスな雰囲気を、どう表現できるか挑戦しています。」
監督は彼女について、「初めて会ったときから“好きです”と告白しました。実は小さい頃からの片思いだったんです(笑)。彼女には感情を内に秘めつつ、必要なときに表現できる力があり、このキャラクターにとても合っていると思いました」と語った。
「ファーストレディ」は、本日(24日)、22時20分から初回放送、そのあとLeminoにて独占配信される。
◇YouTube「퍼스트레이디」제작발표회 (制作発表会動画一覧)
