「ファーストレディー」チ・ヒョヌ、大統領当選のキスからの離婚宣言に視聴者も唖然 初回2.2%でスタート

9月24日に放送された「ファーストレディ」第1話は、歴代級の“離婚宣言エンディング”で視聴者に強烈な衝撃を与えた。ニールセンコリア基準で全国視聴率2.2%、瞬間最高視聴率2.5%を記録。初回から注目を集める華々しいスタートを切った。本作はLeminoにて同日配信している。
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「ファーストレディ」は、大統領に当選した夫が、将来のファーストレディとなる妻に離婚を要求するという前例のない出来事をきっかけに展開される物語を描いたドラマ。➡【関連・各話のあらすじ】
■キャスト
チャ・スヨン役:ユジン
ヒョン・ミンチョル役:チ・ヒョヌ
シン・ヘリン役:イ・ミニョン
ほか
■第1話あらすじ
ネタバレあり
無名の社会活動家から国会議員へと挑んだヒョン・ミンチョル(チ・ヒョヌ)と、その妻チャ・スヨン(ユジン)の姿から始まる。労使紛争の調停に赴いた化学会社「Hケミカル」で大規模火災が発生し、ミンチョルは生死不明の事態に陥る。そんな中、夫の代わりに選挙演説に立ったスヨンは「夫はまず自分を変えることで社会を変えられると言いました」と訴えかけ、熱狂的な支持を集めた。
15年後、大統領選の夜
時は15年後。大統領選に挑んだミンチョルは党本部から姿を消し、不穏な空気を漂わせる。さらに、彼は安置所で「オム・スンジョン」と書かれた遺体を確認し、複雑な感情を必死に抑える姿を見せた。やがて戻ったミンチョルは勝利演説で妻への感謝を述べた後、対立候補ペ・ヨンソンに「Hケミカル火災事件の真相究明と安全社会のための特別法“ト・テフン法”に協力を」と突如提案し、周囲を驚かせた。
その後、「第23代大統領にヒョン・ミンチョル当選確定!」という声が響き渡り、光化門広場は歓喜に包まれる。支持者クラブ「鉄の女」をはじめ、ファンたちが興奮の歓声をあげる中、祝賀の舞台に夫婦が現れる。しかしその時、ユン・ギジュ(キム・ギバン)が突然トマトを投げつけ、スヨンの純白のドレスは赤く染まった。彼の怒号にスヨンは「犠牲を無駄にしない」と声をかけるが、「犠牲じゃない!お前が殺したんだ!」と罵倒され、顔にまで唾を吐きかけられる。混乱の中、それでも二人は支持者の歓声を浴びながら手を取り合い、ステージ上で口づけを交わした。だがその直後、ミンチョルは「離婚しよう」と冷徹に告げ、衝撃のエンディングを迎えた。
■第1話見どころ
第1話では、選挙前日の出来事も描かれた。入学式に出席していた娘ヒョン・ジユ(パク・ソギョン)は母に向かって「お父さんに女がいるの、私が見た」と告白。だがスヨンは「お父さんの私生活よ。忘れなさい」と冷たく返し、娘を絶望させた。大統領当選という栄光の瞬間にも、家庭には深い亀裂が走っている。
ユジンは夫を支え、大統領にまで押し上げたキングメーカーでありながら、波乱に翻弄される複雑なヒロインを熱演。瞳と表情だけで歓喜、絶望、冷徹、激情といった感情の揺れを表現した。
【制作発表会】で「「錐-明日への光-」のキャラクター“スイン”を参考にした」と明かしたチ・ヒョヌは、国民の前では冷静沈着な当選人、妻には冷酷な宣告を放つ立体的な人物像を繊細に描いた。イ・ミニョンは秘書官シン・ヘリン役で、謎めいた態度と冷たい眼差しをもって緊張感を高めた。
脚本は6年を費やして練られただけあり、政治の駆け引き、家庭の崩壊、心理スリラーが重層的に絡み合う濃密な展開を実現。演出も大規模な支持集会や祝賀シーンをスケール感あるリアルな演出で仕上げ、視覚的な没入感を引き上げた。
気になる第2話は、25日(木)22:20に放送、そのあとLeminoで独占配信する。
◇MBN「퍼스트레이디」HP
