「テプン商事」制作発表会で2PMジュノが大テレダンス!前作「暴君のシェフ」のヒットを受けて期待大【レポート・動画】
.jpg)
10月1日、ソウル九老区の「ザ・リンク・ソウル、トリビュート・ポートフォリオ・ホテル」にて、tvNの新土日ドラマ「テプン商事」(태풍상사)の制作発表会が開催された。イベントにはイ・ナジョン監督、俳優イ・ジュノ、キム・ミンハが出席した。ライブ視聴したのでレポートしよう。また会見の様子はYouTubeでも動画公開開始した。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマはこちら】
tvN新土日ドラマ「テプン商事」は、1997年のIMF経済危機の時代に、社員も資金も売る物も何もない貿易会社の社長になってしまった新米サラリーマン「カン・テプン」の奮闘と成長を描く。
.jpg)
発表会では、ハイライト映像が流れたあと、フォトタイムが設けられた。フォトタイムではMCに促されてダンスパフォーマンスも披露した。
◇YouTube|뉴스엔·Newsen태풍상사 제작발표회(フォトタイム)「
監督のコメント
イ・ナジョン監督は「『태풍상사』は97年IMF危機を乗り越えた“台風商社”家族たちの物語です。多くの作品は会社や国家の暗い側面、あるいは懐旧を扱うことが多いですが、このドラマはその時代を生き抜いた普通の人々がどう克服したかを、明るく温かいトーンで描きました」と説明。さらに「97年という時代を誠実に再現することが作品のアイデンティティだと考え、当時の会社写真を調べたり、元商社員と会って取材したりしました。小道具を探すために博物館にも行きました。オフィス再現にこだわりつつも温かみを持たせようとしたんです。ファッションも97年を研究すると今に通じる部分があり、意外と空港ファッションが97年のテプンの姿に近いと気づいたりもしました。特に気を配ったのはIMF危機当時を忠実に再現すること。実際の写真に残るロケ地を訪れ、ロデオ通り、狎鷗亭現代アパート、乙支路などを時間をかけて再現しました」と語った。
キャスティングについて
監督は「イ・ジュノさんは、K-POPの頂点に立った歌手であり、Kドラマの頂点に十分立った俳優でもあります。そんな両方の頂点を見せられる人物像を、このドラマで描こうと思ったのです。撮影を通して彼の魅力がまっすぐで愛らしく、カッコよくて編集するたび満足でした。キム・ミンハさんは初めてのリーディングで顔とセリフが映えた瞬間、描きたかった時代感覚を呼び起こしてくれました。そんな俳優たちと“最も韓国ドラマらしい”作品を作れたことに意味があると思っています」と述べた。.jpg)
イ・ジュノ(カン・テプン役)
イ・ジュノは突如として貿易会社の社長となる新米「カン・テプン」を演じる。出演を決めた理由について「温かさと現実味を兼ね備えた物語に惹かれました。明るく希望があり笑いながらも、切なさや悲しみも共存する脚本で、そんな多彩な魅力に参加を決意しました」と回想した。
また「偶然ですが、僕自身も今年会社を立ち上げ、『テプン商事』の撮影と重なり、テプンとシンクロする部分が多く、一体感を強く感じました。そのせいか役への愛着が大きいです」と語った。
97年当時の体験についても触れ、「両親は共働きで、父は出張が多く、母は副業をしながらも子どもたちに温かさと希望を伝えようとしてくれました。当時は国全体が大変でしたが、人々が団結する力こそが未来を照らす原動力だと思います。その精神を作品に込めたいと思いました」と語った。
共演のキム・ミンハとの相性については「役柄の性格が正反対なので、その対比から面白いケミストリーが生まれました。台本にはないアドリブや自然な息遣いも多く、ドラマの大きな魅力になったと思います」と強調した。
ほかにも、以前「キング・ザ・ランド」で共演したイム・ユナが前作「暴君のシェフ」で成功を収めたことについても言及し、「『キング・ザ・ランド』の撮影メンバー同士でお祝いのメッセージを送り合った」と明かした。また、「暴君のシェフ」がグローバルに成功した作品であることから、続く作品である自分たちのドラマ「テプン商事」にも期待が集まっていると述べた。
キム・ミンハ(オ・ミソン役)
キム・ミンハは一切手抜きをしない経理のエース「オ・ミソン」を演じる。「台本を初めて読んだ際、温かさに惹かれました。撮影が進むほど、登場人物一人ひとりが輝いていて愛しいと思うようになりました。外見的には口調や髪型を研究し、脚本に出てくる当時の用語を調べながら、自然にその時代の文化と言葉を吸収して演じました」と語った。
97年の記憶については「私は当時まだ3歳でしたから覚えていません(笑)。でも両親や親戚に聞くと“とても大変だったけど、良い時代でもあった”という声が共通していました。そこから手掛かりを得て、希望を原動力にして逆境を克服する姿を想像で作り上げました」と笑顔で振り返った。
イ・ジュノとの共演については「本当に楽しくて毎回刺激を受けました。予想外の動きもお互い受け入れ、シーンを作り上げていくことができ、とても感謝しています」と温かく語った。
.jpg)
作品への思い
最後にイ・ジュノは「第1話の試写を観ましたが、胸が熱くなりました。登場人物たちがそれぞれ光り輝き、困難をどう生き抜くかを見せる物語です。視聴者が過去を思い返しつつ未来への希望を見出せるドラマになると確信しています」と述べた。キム・ミンハも「穏やかな風であり、嵐でもある…登場人物たちが台風のように奮闘し成長していきます。観てくださった方々に胸がじんわりする時間を届けられると信じています。何よりとても面白いドラマです。ぜひ楽しんで観ていただきたいです」とPRした。
「テプン商事」は、10月11日土曜21時10分からtvNで放送がスタート、そのあとNetflixにて世界配信される。【「テプン商事」を2倍楽しむ】では、時代背景やキャスト紹介、全話あらすじなど紹介していく。
◇YouTube|制作発表会動画一覧
●【2025年10月韓国でスタートの新ドラマ】
