【10月4日視聴率TOP10】秋夕ドラマ戦線、静かな幕開け―「ウンスのいい日」5.1％で話題集中

秋夕連休が始まった10月4日、ドラマ視聴率戦線はやや静かなスタート。その中で存在感を放ったのがイ・ヨンエ主演の「ウンスのいい日」だ。自己最高の5％台を記録し、週末ミニシリーズ部門で堂々の1位に。主演の熱演と緊迫の展開が週末の注目を集めた。

●【韓国ＴＶ視聴率　TOP10】一覧

【2025年10月4日（土）ニールセンコリア調べ】
地上波・総合・ケーブル視聴率全国基準TOP10
（全国、小数点2位を四捨五入）
① KBS2：週末ドラマ「華麗な日々」（13.3％）
② MBC：撮るなら何する？（6.6％）
③ SBS：秋夕特集特集イム・ヨンウン リサイタル（6.2％）
④ MBC：MBCニュースデスク（5.4％）
⑤ KBS2：土日ドラマ「ウンスのいい日」（5.1％）
⑥ KBS1：町の中を一周（4.9％）
⑦ MBC：不朽の名曲（4.7％）
⑧ JTBC：土日ドラマ「100番の思い出」（4.6％）
⑧ KBS1：シニアトークショー 黄金の池（4.6％）
⑩ KBS1：KBSニュース（09：30）（4.5％）


「暴君のシェフ」「カマキリ：殺人者の外出」が終了し後続作が未放送だったこの日。韓国の大型連休「秋夕」の始まりと、Netflixにてキム・ウビン×ペ・スジ再演の話題作「魔法のランプにお願い」（다 이루어질지니）の一挙配信に視聴者が流れたせいか、全体的に視聴率は伸び悩んだ

「華麗な日々」、全番組1位

この日の全番組視聴率1位も、チョン・イル×ソン・インソン×ユン・ヒョンミン主演の「華麗な日々」（화려한 날들）第17話だった。資料率は全国13.3％、首都圏12.31％と伸び悩んだ。

17話では、倉庫を引っ越したジヒョク（チョン・イル）は、ことあるごとにカフェへ足を運ぶ口実を作っている。サンチョル（チョン・ホジン）はアルバイトをしながら勉強した筆記試験に合格し、感激に浸っていた。一方、どうしても手がけたかったプロジェクトを受注したウノ（チョン・インソン）は、現場で思いがけない事故に遭ってしまう…。
※この回の詳しいあらすじと見どころは第18話放送後に【「華麗な日々」全話あらすじと見どころ】で紹介する。

「ウンスのいい日」週末ミニシリーズ1位

イ・ヨンエ、キム・ヨングァン共演のKBS2ヒューマン犯罪スリラー「ウンスのいい日」（은수 좋은 날）第5話が、全国・首都圏共に5.1％で自己最高を記録し、ミニシリーズトップに立った。全番組でもいきなり5位にランクイン。

この日の放送では、カン・ウンス（イ・ヨンエ）とイ・ギョン（キム・ヨングァン）の間にパートナーシップが芽生え始めた直後、2人は何者かに襲われると言う衝撃の展開だった。
※この回の詳しいあらすじと見どころなどは【第5話ネタバレ】で、これまでのあらすじは【全話あらすじと関連記事】で紹介している。
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週末ミニシリーズ2位「100番の思い出」

ミニシリーズ2位はJTBC「100番の思い出」（백번의 추억）。前回第6話で記録した最高視聴率には届かなかったが、全国視聴率は4.6％、首都圏も4.1％で、全番組でも8位にジャンプアップした。

第7話では、ジョンヒ（シン・イェウン）が消えた7年の間に、多くのことが変わっていた。美容師になったヨンレ（キム・ダミ）と、大学病院でインターンとして働くジェピル（ホ・ナムジュン）は、今ではかけがえのない親友になっていた。ジェピルはパートナー同伴の病院のイベントにヨンレを招待し、ジェピルへの親友以上の気持ちを感じ始める。一方、VVIPの来店に慌ただしく動くジュリ美容室。待機していたヨンレは、ついに訪れたそのVVIPの姿に衝撃を受ける。
※この回の詳しいあらすじは、制作発表会まとめやキャストの紹介と共に【「100番の思い出」を2倍楽しむ】で紹介する。
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週末ミニシリーズ3位「月まで行こう」

前回全国視聴率2.0％まで持ち直したイ・ソンビン×ラ・ミラン×チョ・アラム主演のMBC金土ドラマ「月まで行こう」（달까지가자）。この回も全国2.1％と上昇気流に乗せたようだ。

第6話は、コインが上がり、ダヘ（イ・ソンビン）とウンサン（ラ・ミラン）は祝杯をあげるため、ジソン（チョ・アラム）を連れて旅行に出かけることに。しかし、会社からの解放感も束の間、コインへの執着が再び頭をもたげ、三人の旅は次第に破滅へと向かっていく。一方、ハム・ジウ（キム・ヨンデ）はダヘに「僕たち、どんな関係なんですか？」と問いかけ、ダヘは戸惑いを隠せないのだった。
※この回の詳しいあらすじと見どころは、【全話あらすじ】で紹介する。

「コンフィデンスマンKR」1％台キープ

PrimeVideoでの配信は好調ながら、視聴率で苦戦しているTV CHOSUN「コンフィデンスマンKR」（컨피던스맨KR）第9話の視聴率は全国1.5％、首都圏も1.2％と1％台をキープしている。

第9話は、韓国の映画の街・忠武路（チュンムロ）を舞台に映画マニアに大掛かりな詐欺を仕掛ける前半を放送した。本作は「コンフィデンスマンJP」（脚本：古沢良太）をパク・ミニョン×パク・ヒスン×チュ・ジョンヒョクでリメイクした作品で、第9話は日本版「JP」の第4話「映画マニア編」を元にしている。➡佐野史郎が演じた映画マニアはパク・ミョンフン

※この回の詳しいあらすじと見どころは第10話放送後、【「コンフィデンスマンKR」を2倍楽しむ】で紹介する。
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「暴君のシェフ」SP放送

なお、この日は秋夕特集として「暴君のシェフスペシャル～退宮は無い～」（폭군의셰프스페셜퇴궁은없어）が放送され、全国2.1％、首都圏2.5％だった。

主要キャストであるイム・ユナ（ヨン・ジヨン役）、イ・チェミン（イ・ホン役）、カン・ハンナ（カン・モクジュ役）、オ・ウィシク（イム・ソンジェ役）、イ・ジュアン（コンギル役）が集結し、撮影の舞台裏や近況を語り合った。視聴したので、【「暴君のシェフSP～退宮はない～」レポート】で詳しく紹介している。


なお、SBSでは「カマキリ：殺人者の外出」の後続作として10月10日からチェ・ウシク×チョン・ソミン主演の「私と結婚してくれますか？」（우주메리미/ウジュ・メリー・ミー）を放送。「暴君のシェフ」の後は11日から2PMのジュノ×キム・ミンハ共演の「テプン商事」（태풍상사）を放送する。

韓国では10月も新作がどんどん放送される⇒【2025年10月韓国でスタートの新ドラマ】

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