NHK10月13日「100カメ」舞台は“羽田空港”空の安全を支えるプロたちの奮闘を見つめる

10月07日22時49分暮らしと文化

NHKの人気ドキュメンタリー番組「100カメ」が、10月13日(月・祝)19:30から放送される。今回の舞台は、世界有数の巨大空港・羽田空港。混雑空港ランキング世界3位、約1分に1便が離着陸するという日本最大の空の玄関で、飛行機を安全に、定時で運航するために働く“プロたち”の姿を、100台の固定カメラで徹底的に記録した。



番組史上最長となる3000時間分の映像を撮影。ディレクターがすべてをチェックし、珠玉のシーンを厳選してVTRを制作したという。MCのオードリー・若林正恭は「3000時間撮影したらしいよ。ちょっと引いちゃったわ」と驚きを隠せず、「でも見応えがすごい回だったね」と期待を語る。一方の春日俊彰は「われわれのトーク、一切使わなくていいですから。その分撮った映像を放送してほしい」と笑いを誘った。

■空港の舞台裏から、世界を支える“運航の心臓部”まで
NHK2番組では、搭乗口・機内・チェックインカウンター・手荷物仕分け場・駐機場など、空港のあらゆる場所にカメラを設置。客室乗務員たちの素の会話や、搭乗口スタッフの無線指示、預けた手荷物が飛行機に運ばれるまでの道のりなど、普段見られない“空港のリアル”をのぞき見する。
また、飛行機を押し出す難関技「プッシュバック」や、トラブル時に活躍する“スタンバイ要員”の働き、滑走路の安全を守る点検車の任務など、羽田空港の裏側を余すところなく密着。

NHK1
さらに、番組では通常カメラが入ることのない**航空会社の運航管理部門(オペレーションマネジメントセンター)**にも潜入。ここでは、世界中を飛ぶ約900便を一括管理し、パイロットとの交信や運航トラブルへの対応を行う。取材時は全国的な大雨という過酷な状況。羽田の一室から安全運航を見守る社員たちの姿に、若林も「人知れず祈るような気持ちで働いているのが伝わってきた」と感心していた。

【番組情報】
「100カメ 羽田空港 ~空飛ぶ翼を守るプロたち~」
放送:10月13日(月・祝)19:30~20:15[NHK総合]
配信:NHK ONE(新NHKプラス)で同時・見逃し配信

羽田空港の“空の舞台裏”を、100台のカメラが見つめる。
知られざる努力と情熱のドキュメント、必見だ。