「コンフィデンスマンKR」最終回で明かされた壮大な作戦!続編を期待する声も続出【第12話ネタバレ】

12日に放送されたTV CHOSUNの週末ミニシリーズ「コンフィデンスマンKR」最終回の第12話は、爽快な結末で視聴者を魅了し、FlixPatrol基準でAmazonプライムTVショー世界TOP8、Coupang Play今週の人気作TOP10の中でドラマとして最高順位のTOP3にランクインした。この回のあらすじと見どころを紹介。(ネタばれあり)
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「コンフィデンスマンKR」は、巧妙な手口で“悪”を騙す天才詐欺師たちの姿を描いた痛快エンターテインメント。脚本家・古沢良太が書き下ろし、長澤まさみ×小日向文世×東出昌大で大ヒットした「コンフィデンスマンJP」(以下、「JP」のリメイクとして、韓国ならではのスケール感と演出が話題を呼んでいる。【「コンフィデンスマンKR」を2倍楽しむ】では、制作発表会まとめやキャスト・登場人物徹底紹介、放送に会わせて全話のあらすじと見どころ、「JP」との違いなどを紹介している。
■キャスト(JP)➡キャスト、登場人物(日本版対応キャラ)を画像付きで徹底紹介
ユン・イラン役:パク・ミニョン(ダー子:長澤まさみ)
ジェームズ役:パク・ヒスン(リチャード:小日向文世)
グホ役:チュ・ジョンヒョク(ボクちゃん:東出昌大)
ほか
■第12話「チェックメイト」

契約締結のミーティング当日、カン・ヨソプ、イラン、財閥チョ・マンボク会長(カン・ナムギル)の後継者に成りすますグホ、弁護士イ・ナラ(チョン・エヨン)が集まる中、ブリューノ・マーズのようなビジュアルのメキシコ系韓国人三世サルバドール・リオスに扮したジェームズが登場。驚いたグホが水を吹き出す中、ジェームズは「俺の望みは一つ!1,500万ドルだ!」と宣言し、1週間以内に200億ウォンを用意しろと迫ってカン・ヨソプを混乱させる。
グホがチョ会長から「資金調達可能」との連絡を受けて伝えると、カン・ヨソプは安堵。そのあとイランとグホは「チョ会長が金を出したら計画が台無しだ」と衝突。彼らはそれぞれ、イランの誘拐事件のトラウマと、父を殺したカン・ヨソプへの復讐心を訴え、対立が深まる。
一方、そんな二人の会話を盗み聞いたカン・ヨソプは全てを察知し、夕食を口実にイラン、ジェームズ、グホを別荘へ誘い出す。そして仮面をかぶった男たちを使って三人を膝まずかせ、「お前のせいで父親は死んだ、ミョン・グホ」と挑発。さらに銃を奪い、グホの胸を撃った。
その直後、国土部の秘書室長から「アブドゥラが到着した」と連絡を受けたカン・ヨソプは三人を放置して現場へ。喜びを隠せない彼の前に現れたアブドゥラ(顔を覆っている)は、箱を渡す。箱を開けると中にはチェス盤と倒れたキングの駒。硬直するカン・ヨソプの前に、ジェームズと、伝統衣装で顔を隠していたイランが姿を現し、「今度は逆にやられてみた気分はどう?」と痛快に放つ。
その後、すべてがカン・ヨソプを欺くための「チーム・コンフィデンスマン」の作戦だったことが明かされる。三人は計画のために不仲を装い、別荘では仮面男を制圧したクルーらと共に行動していたのだった。アブドゥラとの映像通話はディープフェイクとディープボイスで作られた偽物。さらに、一度はジェームズが心惹かれたサンヒ(ハン・グル)と不倫関係にあった国土部長官秘書室長を利用してユ長官(オム・ヒョソプ)を動かしていたことまで明らかに。
そして別荘での自白映像をジェームズが警察へ送信し、カン・ヨソプは緊急逮捕に。2年前にドイツへ逃亡していたため公訴時効が残っていると知った彼は、空の銃を撃ちながら逃走。車で逃げる途中、幼い頃のイランと現在の彼女の幻影を見て錯乱し、トラックを避けようとハンドルを切って橋下へ転落し、消息を絶った。
その後、ニュースを見ながらテレビを消したイランは「チーム・コンフィデンスマン」仲間たちと復讐成功の祝杯を挙げる。グホが「こんなに頑張っても悪党は消えないんだな」と嘆くと、ジェームズが「だから、俺たちみたいな奴らが必要なんだ」と返す。イランは「じゃあ、始めようか」と宣言し、皆で「Let’s get it!」と叫んで乾杯。最後に「コン・マンは戻ってくる!」と放ち、次の作戦を予感させる熱いラストを飾った。
■第12話見どころ
第10話まではオリジナルの「コンフィデンスマンJP」をモチーフにしたエピソードと、「コンフィデンスマンKR」オリジナルの復讐劇が織り交ぜられて描かれた本作。最終回はオリジナルエピソードのまとめとして視聴者にとって痛快でスリリングな“サイダー復讐劇”の結末となった。「JP」のダー子(長澤まさみ)、リチャード(小日向文世)、ボクちゃん(東出昌大)のキャラクターの色を残しつつも、韓国ドラマらしい複雑な感情や葛藤が丁寧に描かれている。特にユン・イランとミョン・グホの緊迫したやりとりや、ジェームズの巧みな変装と迫力ある契約交渉のシーンが視聴者の心をつかんだ。
最終ヴィランのカン・ヨソプを追い詰めるチーム・コンフィデンスマンの緻密な作戦の裏側が明かされることで、多くの視聴者がスカッとしたという反応を示している。
また、「レッツギリッ!(Let’s get it!)」という掛け声や「コン・マンは戻ってくる!」の言葉で、続編への期待も膨らんだ。
ドラマの映像美や多彩なキャラクター変身、緻密な脚本と巧みなストーリー展開も高く評価されており、低視聴率ながらも世界のOTTチャートで高順位を維持するなど、グローバルな支持を集めている。➡【10月12日視聴率TOP10】
俳優たちの情熱的な演技や豊かなキャラクター表現に共感し、最終回を見た視聴者は物語の深みと爽快な結末に満足し、続編や次の展開への期待を高めている。ドラマを通じてストレスから解放されるエンターテインメントとしての完成度を称賛する声が多い。
◇YouTube|컨피던스맨KR/하이라이트(最終回ハイライト映像)
なお、本作の後のTV CHOUSUN週末ドラマは「次の人生はないから」(다음생은 없으니까)を11月8日から放送予定となっている。
●【2025年10月韓国でスタートの新ドラマ】
◇TV CHOSUN「컨피던스맨KR」HP
