「テプン商事」キム・ミンハ、“K-賢女”ミソンで1997年の困難を現実的に生き抜くリアルヒロイン体現

2PMのイ・ジュノ主演のtvN土日ドラマ「テプン商事(태풍상사)が、2025年のtvN土日ドラマの初回視聴率1位を獲得し、順調なスタートを切った。2話放送では全国世帯平均視聴率6.8%、最高7.5%とさらに上昇し、これから展開される物語への注目度が高まっている(ニールセンコリア、有料プラットフォーム基準)。➡【第1話・第2話】
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
「テプン商事」は、1997年のIMF危機という激動の時代を舞台に、不器用だが懸命に生きる若者や家族たちの熱い人生ドラマ。Netflixを通じて世界配信されている。当時の時代背景➡【IMF時代とは?】【“オレンジ族”の自由と苦悩】
放送の初週からグローバル視聴者の熱い反応も続き、世界のOTTプラットフォーム視聴ランキングサイトFlixPatrolではNetflix TVショー部門ワールドワイドTOP10にランクイン。韓国、シンガポール、マレーシアで1位を記録し、合計46か国・地域でTOP10入りした(10月15日時点)。
本作が国内外の視聴者に共感を呼んだ理由は、危機の中でも笑いを失わなかった1997年の普通の会社員たちの物語だからだ。主演のキム・ミンハは、新たに“K-賢女”像を作り上げた。彼女が演じるオ・ミソンは、1997年のIMF危機という未曾有の困難を背負いながらも、会社と家族を支えるリアルなヒロインだ。緻密な論理力と正確な暗算、温かい心を持ち合わせた彼女は、「温かい毛布のようなドラマ」を作る重要な存在だった。
当時は週6日、1日11時間労働が当たり前の時代。ミソンは「つらくないです。いつものことですから」と穏やかに微笑む。職場で最も早く出勤しオフィスを掃除し、社員一人一人に合わせたコーヒーを淹れて一日を始める姿は誠実な会社員の手本であり、仕事面でも大きな存在感を放った。大量注文の前では論理的根拠に基づき判断し、社長の葬儀場では騒ぐ取引先相手を契約書で制してプロらしさを見せた。また瞬時の暗算で1億ウォンを超える計算をするシーンもあり、「K-賢女」そのものであった。
そんな冷静な計算の奥には常に温かさがあった。IMFで会社も厳しくなり、妹が航空会社の採用取り消しを受け大学進学を諦めるなど家族を思いやる一面も見せる。ミソンの献身と優しさが丁寧に描かれ、視聴者の共感を呼んでいる。
ドラマは毎週土日21時10分、tvNで放送中。キム・ミンハの演じるオ・ミソンが、どのように時代の困難を乗り越えるのか、そのこれからの展開に期待が集まっている。
「テプン商事」はリアリティと感動が詰まった社会派ヒューマンドラマとして、多くの視聴者の心を掴んでいる。【「テプン商事」を2倍楽しむ】では、全話あらすじと見どころや【制作発表会】動画&レポートまとめ、視聴率、視聴者の反応、関連動画などをまとめている。
◇YouTube|tvN「태풍상사」3話予告(日本語字幕なし)
