Netflixでも配信開始した「コネクション」はなぜこんなにヒットしたのか?

11時20分ドラマ
画像:SBS「커넥션」より

チソンとチョン・ミドが共演した話題の韓国ドラマ「コネクション」(커넥션)がNetflixでも11月1日より配信をスタートした。



「コネクション」は、何者かによって麻薬中毒にさせられた麻薬チームのエース刑事が、友人の死を通じて露わになる異質な友情を描いた中毒追跡サスペンスだ。主演は「被告人」「医師ヨハン」など多くのヒット作に出演してきたチソンと「賢い医師生活」のチョン・ミドが、緊張感あふれる犯罪サスペンスとしての完成度の高い演技を披露している。

2024年5月から7月にかけて韓国SBSにて全14話で放送された。全国平均視聴率は9.2%で、最終回には14.2%の最高視聴率を記録し、同年のSBS金土ドラマの中で最も高い視聴率となった。本作で、チョン・ミドが『2024SBS演技大賞』で最優秀演技賞を受賞するなど7冠を達成した。➡」【『2024SBS演技大賞』受賞者一覧まとめ】

■あらすじ
アニョン警察署の麻薬捜査チームの刑事チャン・ジェギョン(チソン)はチームのエースとして大活躍し、署の誇りと言われるほど華々しく昇進する。その夜、疎遠になっていた友人がジェギョンの家を訪ね、20年前の出来事を謝罪して帰る。一方、ジェギョンの高校時代からの友人で、不正をしてお金を稼いでいた記者のオ・ユンジン(チョン・ミド)は、麻薬中毒の疑いのある女性が事故死するのを目撃する。そんな中、昇進祝いの飲み会の帰り、ジェギョンは何者かに拉致されて麻薬を摂取させられる。送られてきたメッセージから、家を訪れた友人が何かを知っていると思い、電話をするが連絡が取れない。その後、彼が転落死したことを知り…。

■なぜ「コネクション」はヒットしたのか
本作がヒットした背景には、社会問題を背景にしながらも深い心理描写と複雑な人間関係を丁寧に描き出している点がある。麻薬中毒にさせられる刑事の激しい演技や、友情と裏切りが絡むストーリー展開により、視聴者は感情移入しやすい作品となった。

主演のチソンが15kgの減量をし、キャラクターのリアリティを追求した演技力も大きな要素だ。主演の二人に加えてクォン・ユルやキム・ギョンナム、チョン・スンウォン、ユン・ナムの好演がドラマをリアルにした。また、先の読めない演出やエンディングロールで高校時代の因縁を少しずつ明かしていく演出、仲間たちの高校生時代をフレッシュなチョ・ハンギョル、キム・ミンジュ(元IZ*ONE)、イ・ヒョンソ、チョ・ミングら若手俳優たちの好演も、作品の深みと緊張感を高めている。➡【高校時代の認証書ショット公開】

特にチソンの高校時代を演じたチョ・ハンギョルは本作での好演が注目され、その後「ジンクスの恋人」「家いっぱいの愛」「鬼宮(ききゅう)」「マイ・ユース(My Youth)」など、話題作に引っ張りだこだ。チョン・ミドの高校時代のキム・ミンジュも「アンダーカバーハイスクール」「純情ボクサー」「禁婚令、朝鮮婚姻禁止令」などに出演が続いている。

作品はスリリングな展開と重厚な人間ドラマが絶妙に組み合わさっており、最後の「コネクション(つながり)」の意味を示す温かい結末も好評を得た。

チソン、チョン・ミド、クォン・ユルなど実力派俳優の共演も作品の質を高め、韓国ドラマファンには見逃せないサスペンス「コネクション」は、Netflixにて全話見放題配信中だ。

【「コネクション」を2倍楽しむ】では、制作発表会やキャスト・キャラクター徹底紹介、全話ネタバレあらすじと見どころ、視聴者の反応や視聴率、考察などドラマを深掘りしているので、視聴の参考にされたい。

【11月韓国でスタートの新ドラマ】

kandoratop【作品詳細】【「コネクション」を2倍楽しむ】