「もしもこの世が舞台なら」菅田将暉は、堺正章の息子の大水洋介が預けたお金を着服?【第7話ネタバレと第8話予告】
お笑いコンビ・コントオブキングスのはるお(大水洋介・ラバーガール)だけが売れ始め、是尾礼三郎(浅野和之)は酒浸り、リカ(二階堂ふみ)と巫女の樹里(浜辺美波)はバチバチの関係に!久部(菅田将暉)率いる久部シアターは未来はあるのか?「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(毎週水曜、22時、フジテレビ)2025年11月19日第8話を放送する。トロ(生田斗真)がリカを歌舞伎町に連れ去る?予告動画が番組公式サイトで公開されている。
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」とは
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」は、とある劇場を舞台に、若者達の夢、挫折、恋を笑いと涙一杯に描く青春群像劇であり、脚本家の三谷幸喜の半自伝的ストーリーだ。その第7話は11月12日に放送された。
お笑いコンビ・コントオブキングスの明暗
WS劇場で久部(菅田将暉)がシェイクスピアを始めて1ヶ月。メンバーにもいろいろな変化が起きる。売れないお笑いコンビの彗星フォルモンの王子はるお(大水洋介・ラバーガール)はテレビプロデューサーの目にとまり、単独出演が決まる。相方の彗星フォルモン(西村瑞樹・バイきんぐ)は一人残される。はるおはこれまでの恩を感じて、支度金として渡された150万円を彗星フォルモンに渡そうとするが、劇団存続のためにと久部がその金を奪ってしまった。“法に触れない”と久部は言うが、本当か?はるおの代役は警官の大瀬(戸塚純貴)
売れて劇団をでていったはるおの代役はなんと警官の大瀬なのだ。うる爺(井上順)のまねも得意だった大瀬は、稽古を熱心に見ているので、はるおの役もこなせるというが、警官が毎日芝居にでても大丈夫なのか?久部(菅田将暉)を巡るリカ(二階堂ふみ)と樹里(浜辺美波)のバッチバチ
久部のことを最初はうさんくさいやつと毛嫌いしていた樹里だが、芝居を見たことでどんどんと久部に惹かれてゆく。最初はリカにぞっこんだった久部も樹里からの好意を快く受け取っている。自分への好意が減ったことを感じたリカはどんどん樹里に挑んでゆく。19日に放送される第8話ではどんなバチバチが見られるのか?樹里が好きな蓬莱(神木隆之介)と、リカの元情夫・トロ(生田斗真)も絡んできて、恋は三角関係を通り越して五角形になってゆく。■第7話ネタバレあらすじ
久部三成(菅田将暉)は大御所俳優・是尾礼三郎(浅野和之)を迎えて稽古する日々を送っていた。「夏の夜の夢」の売り上げは目標の半分にも満たない状況だが、来週からはシェイクスピア後期の名作「冬物語」を上演すると久部は息巻くのだった。昼間は「冬物語」の稽古、夜は「夏の夜の夢」の上演と劇団員たちはくたびれていた。オーナのジェシー才賀(シルビア・グラブ)から言われているノルマに達しないので、支配人・浅野大門(野添義弘)の妻・フレ(長野里美)は、売上金を持って田舎へ帰ろうと大門を誘う。大門はもう一度の再起を決める。
翌日の朝、ジェシー才賀がやってくる。「今週の売り上げです」と大門はノルマの封筒を差し出す。実は売り上げに達していない分は大門が大事にもっていた甲冑を売り払ったのだ。ジェシー才賀はそのことは全て知っていた。久部を呼び、「渋谷で起きていることで私の知らないことはない」とすごむ。その姿に久部はびびり上がる。
「冬物語」の上演が始まった。久しぶりの舞台に是尾は緊張して酒を飲んでしまうが、なんとか幕は上がった。芝居を見に来ていたプロデューサー荒木(新納慎也)は「テンペスト」で、新しいテレビ番組に出演してほしいと王子はるお(大水洋介・ラバーガール)を誘う。しかし、あくまではるお一人での出演だ。そのためにはコントオブキングスを解散して、彗星フォルモン(西村瑞樹・バイきんぐ)と離れろといわれる。はるおは父親・ポニー田中(堺正章)のことも考えて受け入れる。荒木から支度金として150万円をもらった。
「テンペスト」に来ていた樹里(浜辺美波)は久部に頼まれて、芝居でカットできない部分を探していた。意見を話していると、近くの席に座っていたリカ(二階堂ふみ)が“芝居のこと”“シェイクスピア”が全くわかっていないと樹里に冷たく言い放つ。演出助手の助手を頼まれていた樹里は反論できない。そこにリカの元情夫・トロ(生田斗真)がやってきて、リカと出ていった。
「テンペスト」にいたはるおを見た久部ははるおから話を聞く。支度金150万と聞いて、久部の目の色が変わる。預かるといって無理矢理その金を奪ってゆく。
フォルモンは機嫌よくみなと焼き肉を食べに行こうとしているが、はるおの話を聞いた警官の大瀬(戸塚純貴)は集まっていた人たちに“一本釣り”の話をしてしまう。フォルモンは落ち込む。そして、そこに久部が通りかかり、フォルモンを慰め、はるおはフォルモンに世話になったからと支度金を渡そうとしていたと話す。いくらなのかと聞くフォルモンに“5万円”と答える久部だった。
はるおは荷物を片付け、出て行こうとする。通りかかった蓬莱(神木隆之介)に、150万の金を久部に預けたといい、久部がネコババしないかを見張って欲しいと頼む。外にでると、父のポニー田中が派手な外車で迎えに来ていた。フォルモンが「前説でもなんでもしますからお願いします」とこれからのことを頼むと、はるおは、わざとぞんざいに「どいてくれます?親父が待ってるんだよ」といってフォルモンにぶつかりながら車に乗って出ていった。
久部は145万円を支配人に渡す。今月の不足分に使うようにと。
蓬莱が久部をいさめようとするが、久部は頭をかかえる。
そのころ、劇場ではトニー(市原隼人)が一人懸命に稽古をしていた。その様子をみた久部の目の色が変わった。
■第8話あらすじ
WS劇場では、演出家・久部三成(菅田将暉)によるシェイクスピア劇「冬物語」が上演されている。久部に惹かれ始めている樹里(浜辺美波)は久部のためなら何でもやる覚悟だ。芝居を見てはカットできる場所をメモしている。既に台本はかなりブラッシュアップされていた。客席に座るおばば(菊地凛子)ももともとは出演シーンがあったのだ。
是尾礼三郎(浅野和之)とケントちゃん(松田慎也)が舞台上で芝居していると、突如、客席から「下手くそ!」とヤジが飛んでくる。客席で叫んでいるのはリカ(二階堂ふみ)の元情夫・トロ(生田斗真)だった…。
フジテレビ 2025年10月1日スタート。毎週水曜日22時放送「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」。脚本:三谷幸喜、出演:菅田将暉、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波、戸塚純貴、アンミカ、秋元才加、野間口徹、シルビア・グラブ、菊地凛子、小池栄子、市原隼人、井上順、坂東彌十郎、小林薫 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@moshi_gaku」、ハッシュタグは「#もしがく」。
◇フジテレビ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」番組公式サイト
【2025年秋ドラマ紹介】【全話あらすじ・関連記事】