「ザ・ロイヤルファミリー」妻夫木聡の仲介で、佐藤浩市の馬を目黒蓮は相続できた【第7話ネタバレと第8話予告】
引退したロイヤルホープの子ども馬・ロイヤルファミリーは耕造(佐藤浩市)の隠し子・耕一(目黒蓮・Snow Man)の元へ。栗須(妻夫木聡)とともに再び、有馬を目指す。「ザ・ロイヤルファミリー」(毎週日曜、21時、TBS)2025年11月30日、第8話を放送する。目黒蓮のライバル役として中川大志が登場。予告動画が番組公式サイトで公開されている。
「ザ・ロイヤルファミリー」とは
「ザ・ロイヤルファミリー」あることをきっかけに税理士としての挫折を味わい希望を見出せなくなってしまった税理士・栗須栄治(妻夫木聡)が、馬主である山王耕造(佐藤浩市)と出会ったことで、大きく人生を変えてゆく。波乱と情熱に満ちた20年間を描くドラマとなる。その第7話が11月23日に放送された。
耕造(佐藤浩市)と耕一(目黒蓮・Snow Man)の間で“継承”が行われた
耕一は自分という人間が生まれたことを知らず、これまで確執の多かった父・耕造(佐藤浩市)の馬を相続することになった。ロイヤルホープと掛け合わせればいい相手を探し出し、熱弁をふるう。そしてその馬が成長し、佐木隆二郎(高杉真宙)が乗り、デビュー戦を制した。耕一(目黒蓮)のライバル役として中川大志が30日放送の第8話から登場する。
中川大志の役どころは、椎名(沢村一樹)の息子・展之だ。小学校から大学までエリート校で学び、企業して“馬主”としての資格も自分で取得している。椎名と耕造がライバル関係だったように、耕一と展之もライバル関係を築く。新しいメンバーがドラマのラストに向かって加わった。佐藤浩市演じる耕造の隠し子役の目黒蓮(Snow Man)、世界に向けての活躍
ドラマ中盤に登場し、耕造(佐藤浩市)の隠し子であり、馬に対する考えが深いものの、耕造と徹底的に対立する耕一を演じ、ドラマのナレーションも担当している目黒蓮(Snow Man)は、「SHOGUN 将軍」のパート2への出演も決まり、さらに、ブルガリのアンバサダーに就任し、世界での活躍が期待されている。“清濁併せ飲む”山王家の肖像 黒木瞳と小泉孝太郎のインタビュー公開
耕造(佐藤浩市)と対立しつつも家族を支える妻と息子の“秘めた思い”を胸に、物語に深みを宿らせている妻・京子役の黒木瞳と息子・優太郎役の小泉孝太郎から見えてきた、山王家ならではの「家族像」についてのインタビューが公開された。京子という役について黒木は「京子は本心と言っていることが少しアンバランスなところがあって、いろいろな思いを持っている人なんだろうなと、想像しながら演じています。複雑さを抱えつつも、家庭内では耕造さんを手のひらで転がしているようにも見えますしね。ですが、だからこそ耕造さんも自分の夢に没頭できるのかな、とも感じています。結局、馬との相性は良くないけれど、耕造さんとの相性は良いのではないかと」と話す。また、優太郎について小泉は「父親に対して「“潰してやろう”というような思惑を持つ人物」と、うがった見方をされる方もいたと思うんです。でも僕はそうではなくて、本来はすごく純粋な男だと捉えています」と語る。二人のインタビュー全文は番組公式サイトに掲載されている。■第7話ネタバレあらすじ
引退したロイヤルホープは血統を残すため、加奈子(松本若菜)の野崎ファームへ向かうことになった。耕造は自分が所有している馬とホープの間に仔馬を産ませる計画を立てていた。そんな折、耕一(目黒蓮・Snow Man)から連絡があり耕造に会わせて欲しいと頼まれる。耕造と対面させるも2人はすぐに口論になってしまう。耕一の本心を聞けず悩んだ栗須は、加奈子に相談すると、耕一は耕造に反対しているのではなく心配しているのではないかと言われた。
なんとかしたい栗須は、耕一を外へ呼び出し本心を聞きだそうとする。するとようやく耕一の口が開く。その内容は、調教師の広中(安藤政信)も目を見張るほど意外なものだ。“馬オタク”の耕一は熱弁をふるい、ホープと掛け合わせる馬もロイヤルハピネスという馬でなければダメだと言い出す。
耕造は馬を耕一に相続させたいと考えていたが、大学生の耕一では資産や収入がないため、馬主の資格がとれない。しかし、栗須は“相続馬主”という特例を見つけ出してきた。耕一に馬の相続を打診すると、欲しい馬はホープの仔馬だけだという。ただ、競走馬として登録しないと相続できない。それまで3年かかるというと、耕一は耕造に「それまで長生きしてください」といった。
栗須は優一郎(小泉孝太郎)と京子(黒木瞳)に相続の話をするが、二人とも馬を相続する気もないし、それ以外の相続をしないなら、どうでもいいという。京子は「3年もあの治療をさせるなんて、残酷ね」とだけつぶやいた。
2020年、ホープとハピネスの間に仔馬が誕生し、耕造は“ロイヤルファミリー”と名付けた。3歳で競争馬としてデビューするために育ててゆく。2021年、加奈子の息子もジョッキーとしてデビューしたが、平凡な結果となった。佐木隆二郎(高杉真宙)と百合子の間にも子どもが生まれ、耕造はまなじりを下げっぱなしだった。
耕造の見舞いにライバルの椎名(沢村一樹)がやってきた。馬の相続の話から、椎名の息子の話になる。椎名の息子は企業して馬主の資格を得ているという。
広中はファミリーは気性が荒すぎるため、短距離で調教したいというが、耕一は反対する。有馬記念は長距離だからだ。2022年、ついにファミリーのデビュー戦となった。騎手は佐木隆次郎だ。スタートは出遅れたが、圧勝を飾った。ウイナーズサークルで、耕一も加わるようにというが、最初は耕一は尻込みしていた。そんな中、栗須は電話をしながら、頭を下げている。もどってきた栗須とともに列に加わった耕一。栗須の目には涙が溢れ、笑顔はなかった。
■第8話あらすじ
耕一(目黒蓮)は、栗須(妻夫木聡)に連れられ、北陵ファームのセリ市を見学に行く。そこで椎名(沢村一樹)の息子である展之(中川大志)と2人は親しくなり、耕一は同年代ながら競馬の古い慣習を打ち破ろうとしている展之の考えに惹かれていく。一方、デビュー戦を飾ったロイヤルファミリーだったが、その後の調子は今一つだ。流れを変えようと耕一は大胆な提案をするが、広中(安藤政信)の反対にあう。耕一とチームロイヤルの輪が次第に乱れていく様子に、栗須はこれまでにない難しさを感じてゆく。
TBS 2025年10月12日スタート。毎週日曜日21時放送「ザ・ロイヤルファミリー」。出演:妻夫木聡、佐藤浩市、目黒蓮(Snow Man)、松本若菜、沢村一樹、黒木瞳、小泉孝太郎、安藤政信、高杉真宙、津田健次郎、吉沢悠 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@royalfamily_tbs」。
◇TBS「ザ・ロイヤルファミリー」番組公式サイト
【2025年秋ドラマ紹介】【全話あらすじ・関連記事】