「親愛なるX」キム・ユジョンの止まらない狂気にキム・ヨンデが下した決断【第11話第12話（最終回）】

12月4日に配信されたTVINGドラマ「親愛なるX」第11話、第12話（最終回）では、アジン（キム・ユジョン）、ジュンソ（キム・ヨンデ）、ジェオ（キム・ドフン）の最後の選択が描かれた。こちらでは第11話、第12話（最終回）のネタバレあらすじと見どころを紹介する。

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「親愛なるX」は、人生のどん底から最も高いところに上りつめた女優ペク・アジン（キム・ユジョン）の破滅ストーリーで、彼女を守るために地獄を選んだユン・ジュンソ（キム・ヨンデ）の凄絶な愛が、これまで見たことのないロマンススリラー⇒【「親愛なるX」を2倍楽しむ】

■キャスト
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ペク・アジン役：キム・ユジョン
ユン・ジュンソ役：キム・ヨンデ
キム・ジェオ役：キム・ドフン
イム・レナ役：イ・ヨルム
　ほか

■第11話あらすじ
画像：TVING「친애하는 X」YouTubeより
「親愛なるX」ディズニープラスにて独占配信中
世間に流れるソンヒ（キム・イギョン）のアジン（キム・ユジョン）襲撃事件。これに怒ったジェオ（キム・ドフン）はソンヒが入院した病院を調べる。その過程で、彼女と同じ病院に入院していたドヒョク（ホン・ジョンヒョン）の前妻の行方不明の事実を知る。

ジュンソ（キム・ヨンデ）は偶然会った記者から襲撃事件以降、アジンの過去の噂が話題になっていると聞く。噂が自身の小説の内容が酷似している、と語る記者に関連性を否定するジュンソ。その後、彼はジェオにアジンの近況を尋ねた。

襲撃以降、精神不安定になったアジンは錯乱状態に陥る。荒れた屋敷を見て自分が暴れたことを思い出した彼女に受診を勧める侍女。この時、禁じられた書斎に押し入り、ドヒョクの前妻の写真と幻覚を見たことを思い出したアジンは、断固拒否する。

助けを求めるアジンの元に向かったジェオは、その記憶がない彼女に焦る。危機感を覚えた彼は、ドヒョクのソンヒへの襲撃指示疑惑と、彼の前妻が行方不明なっていることをアジンに伝え、離婚を促した。

アジンは以前の生活に戻りたくない、とドヒョクとの離婚を拒否し、大きく取り乱す。彼女を宥めたジェオは、今まで築き上げたものを守って普通に生きたい、と言うアジンに協力を約束する。

映画の撮影を再開したアジンは、父・ソンギュ（ペ・スビン）の殺害を彷彿とさせる内容に変更となった台本に動揺。なんとか演技に臨むも、トラウマが蘇った彼女はカット後も相手役を殴り続けた。これを仕組んだドヒョクは笑顔で拍手を送り、この騒動を利用してアジンに対する世間の印象を下げる。

自分を従わせるために陥れるドヒョクにアジンは怒る。これを嘲笑ったドヒョクは彼女とジュンソを会わせる。ジュンソはドヒョクへの殺意から狂乱したアジンに協力を求められるも、止めるよう促す。彼を振り切ったアジンはその後、ジェオに助けを求めた。

翌朝、昨日の記憶を失っている様子のアジンとの食事中、部下からジェオに脅迫されたと連絡を受けるジェヒョン。ジェオ始末の指示を出す彼に、アジンは無垢な笑みを向ける。

その後、ジェオは覚悟を決めた様子でジェヒョンの部下をある場所に誘い込む。彼が暴行に遭う頃、撮影に臨んでいたアジンは「天国に送ってあげる」という台詞を呟き、涙した。

■第11話見どころ
ジェオの真っ直ぐ且つ狂気的なアジンへの忠誠心が印象的だった11話。アジンのためにジェオが命を賭す展開に視聴者は驚き「ジェオはアジンを守ることに関して狂っているよ・・・（涙）」、「似た過去を持ったアジンに必要とされてしまったからジェオは全てを賭ける覚悟が出来てしまったんだろうね・・・」と彼の自己犠牲に大きく胸を痛める声が聞かれた。
また、今回露わになったドヒョクの狂気もまた視聴者に大きなインパクトを残した。「アジンに薬を盛るにとどまらず、トラウマを追体験させるなんてどうかしてる！」、「アジンを襲うようソンヒに指示したのも衝撃だったけど、そのソンヒを一瞥する事もなくゴミみたいに蹴ったドヒョクにゾッとした」と、ドヒョクに恐怖する視聴者の声も相次いだ。

■第12話（最終回）あらすじ
画像：TVING「친애하는 X」YouTubeより
「親愛なるX」ディズニープラスにて独占配信中
ジェオは命と引き換えにドヒョクの弱点を手に入れる。証拠を受け取ったジュンソとアジンは彼の死を悟り、目に涙を溜めた。

翌日、ジェオを殺した証拠を突きつけ、ドヒョクを脅すアジン。友人の死を踏み台にして自分の上に立とうとする彼女に呆然とするドヒョク。アジンから全てを聞いたジュンソは、ジェオの死をもっても止まらない彼女に絶望する。

記者に連絡を取った後、ジュンソは更なる証拠を持ってドヒョクの元に向かう。アジンと彼を放ってはおけない、と警告したジュンソは、アジンに手を出さぬようドヒョクに釘を刺した。

主演女優賞が掛かった授賞式に出席するアジンは、ジュンソに邪魔をするなと連絡。しかしジュンソは同時刻に放送されるアジンソシオパス説を語るドキュメンタリーに出演する。

主演女優賞を獲得したアジンがスピーチをする頃、ドキュメンタリー番組では彼女がこれまで何人も陥れ、複数人の死に関与したことが語られる。何も知らないアジンは自身の生い立ちを涙ながらに語っていた。

スピーチを終えたアジンは、ざわめきと軽蔑的な視線の中ステージを後にする。その後、ドキュメンタリー番組で自身の本性を明かすジュンソの姿を見た彼女はトロフィーを投げ捨て、授賞式会場を飛び出す。

アジンを迎えに行ったジュンソは、彼女に言われるがまま人のいない場所に車を走らせる。いつかはアジンが変わると思っていた、と話すジュンソ。永遠に変わらない彼女に寄り添えるのは自身しかいない、と語った彼はアジンと最後まで突き進む覚悟がある、と告げた。

ジュンソが最後の自身の足かせだ、と語るアジン。そんな彼女の手を握り、愛している、と告げたジュンソは彼女を見つめ涙を流しながらアクセルを踏みしめた。2人が乗った車はガードレールを突き破り、崖の下に転落。その後、世間にはジュンソの訃報とアジン行方不明のニュースが報じられる。

事故後、意識を取り戻したアジンは握っていたジュンソの手を振りほどき、車からの脱出を試みる。微かに息があったジュンソは彼女の腕を掴むも、無情に振り払われた。彼は遠ざかるアジンの背を泣きながら見つめる。崖を這い上ったアジンはジュンソが残された車を見下ろし、血に濡れた顔で笑った。

■第12話（最終回）見どころ
アジンがジュンソを最後のXとしたラストに息を呑んだ最終回！いとも簡単にジュンソを見捨て、自力で崖を這い上がったアジンに視聴者からは「ペク・アジン、あんた最後まで狂っている・・・」、「文字通り頂上に登るアジンの姿に言葉を失った」、「あのジュンソの手まで振り払って崖を登っていくアジンの姿がすごく怖かった・・・」と、最後まで予想を超える狂気を見せた彼女に絶句に似た感嘆の声が聞かれた。
それと同時に「毎回最高を更新し続けたキム・ユジョンの演技が本当に素晴らしかった」、「最後の最後でまたキム・ユジョンに魅せられた」、「キム・ユジョンには絶対に賞を取って欲しい」最後までアジンを演じきったキム・ユジョンへの惜しみない称賛の声も続々と聞かれている。

2025年11月6日にスタートしたTVING木曜ドラマ「親愛なるX」は、11月6日に4話、以降木曜に2話ずつディズニープラスで独占配信された。

◇Disney+ (ディズニープラス）予告編

【作品詳細】【「親愛なるX」を2倍楽しむ】