パク・ソジュン「明日はきっと」 VS チョン・ギョンホ「プロボノ」ロマンスと法廷ヒューマン、覇権を握るのはどっち?

11時30分ドラマ
画像:JTBC「경도를 기다리며」、tvN「프로보노」

週末のドラマ戦線に新たな顔ぶれが登場する。

人気作「テプン商事」「ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語」の終了後、バトンを受け取るのは、パク・ソジュン主演のJTBC「明日はきっと」(Prime Videoで配信)と、チョン・ギョンホ主演のtvN「プロボノ:アナタの正義救います!」(Netflixで配信)。ジャンルもキャラクターもまったく異なる2作品が同時スタートとなり、視聴者の関心が一気に高まっている。



■ パク・ソジュン5年ぶりの復帰作「明日はきっと」(경도를 기다리며)
― “20歳と28歳の恋”をめぐる、時を超えたロマンス

キョンドJTBC「경도를 기다리며」、「明日はきっと」Prime Videoで同日より配信
「明日はきっと」(脚本:ユ・ヨンア/演出:イム・ヒョヌク)は、20歳と28歳で2度恋をし、そして別れたイ・ギョンド(パク・ソジュン)とソ・ジウ(ウォン・ジアン)が、38歳で“不倫スキャンダルの記事を書いた記者”と“スキャンダル当事者の妻”として再会するところから始まるロマンチックドラマ。

パク・ソジュンにとっては「梨泰院クラス」以来5年ぶりのお茶の間テレビに復帰、そして7年ぶりの本格ロマンス。放送前から話題を独占している。
「物語を丁寧に表現すれば、良いドラマが生まれると思った」と語るパク・ソジュンは、20歳・28歳・現在を行き来する三つの時間軸を想像で埋め、感情の細かな変化を作り込んだという。

ヒロインを演じるウォン・ジアンもまた、“3つの時間軸が行き来する”という難しさを演技力でカバー。「その瞬間にキャラクターが抱く感情を繊細に拾い上げようと努めた」と語り、相性の良さはすでに“最高のロマンスカップル誕生”と期待されている。

【「明日はきっと」を2倍楽しむ】



■ チョン・ギョンホ、今度は“公益弁護士”へ挑戦
― 出世至上主義の判事が転落? から始まる痛快ヒューマン法廷劇「プロボノ」(프로보노)

프로보노tvN「프로보노」、「プロボノ:アナタの正義救います!」Netflixで同日より配信
一方の「プロボノ:アナタの正義救います!」(脚本:ムン・ユソク/演出:キム・ソンユン)は、出世しか頭にない俗物判事が、ひょんなことから巨大ローファームの“売上ゼロの公益チーム”に送られてしまうところから始まる法廷ヒューマンドラマ。

主演のチョン・ギョンホは、これまで「刑務所のルールブック」で刑務官、「賢い医師生活」で医師、「労務士ノ・ムジン」で労務士など多彩な専門職を演じてきたが、今回は“元判事のプロボノリーダー”カン・ダウィットに挑む。
チームのエース・パク・キップム役を演じるソ・ジュヨンも加わり、2人は互いの演技の呼吸を「100点」と太鼓判。

脚本を手がけるムン・ユソク作家は、判事出身で「ミス・ハンムラビ~初恋はツンデレ判事!?~」「悪魔判事」などで高い評価を得た人物。
彼は今回のテーマについて、「プロボノチームは法曹界の重症外傷センターのようなもの。金にならない仕事を進んで引き受け、最も弱い立場の人々を救おうとする人々の物語を、いつか必ず描きたいと思っていた」と語る。

リアリティと人間味を兼ね備えた“本物の法廷劇”への期待は大きい。

【「プロボノ」を2倍楽しむ】

■ 週末の主役はどちらに?
ロマンス×法廷、まったく異なるジャンルの2作品が同日にスタートするのは珍しい。

・パク・ソジュン&ウォン・ジアンの切なく濃密なラブストーリー
・チョン・ギョンホ&ソ・ジュヨンが描く痛快ヒューマンドラマ


それぞれの“推しポイント”が明確なだけに、視聴者の選択がどこに向かうのか、週末の視聴率競争にも注目が集まる。

JTBC「明日はきっと」は6日より毎週(土)22:40~、(日)22;30~放送され、同日よりPrime Videoで配信。tvN「プロボノ」も6日より毎週(土・日)21:20~放送され、その後Netflixにて独占配信される。