「親愛なるX」衝撃の最終回がSNS大炎上 賛否を呼んだラストを徹底考察|原作との違いは?
Disney+で配信中のTVINGオリジナルドラマ「親愛なるX」(친애하는 X)が、12月4日に公開された第11・12話でついに最終回を迎えた。ラストは視聴者を二分する“ショックエンディング”。韓国では「今年後半を象徴する19禁サスペンス」だと賛否入り混じる熱い反響を呼んでいる。
●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】
「親愛なるX」は、人生のどん底から最も高いところに上りつめた女優ペク・アジン(キム・ユジョン)の破滅ストーリーで、彼女を守るために地獄を選んだユン・ジュンソ(キム・ヨンデ)の凄絶な愛が、これまで見たことのないロマンススリラー。
■ 予測不能のエンディング
最終回では、ペク・アジン(キム・ユジョン)、ユン・ジュンソ(キム・ヨンデ)、キム・ジェオ(キム・ドフン)──3人が“救い”と“破滅”の狭間で全く異なる結末を迎える。
アジン襲撃事件を知ったジェオは、彼女が記憶の混乱と不安に苦しんでいることを察知し、ムン・ドヒョク(ホン・ジョンヒョン)の危険性を警告。しかしアジンは、ここまで築き上げてきた人生を守るため離婚を拒否する。
ジェオは「アジンを守るために全てを投げ出す」と決意。一方で、アジンの危機を知ったジュンソは迷い続け、ジェオからの言葉にもすぐ動けない。
■ 3人が選んだ“決定的な最後の選択”
ドヒョクに呼び出されプールを訪れたジュンソは、崩れ落ちそうなアジンと対峙する。
「私はまだ捨てられる存在だと気づいた」
「どうやってここまで上がってきたと思ってるの」
積み上げた人生が一気に崩れ落ちる恐怖をぶつけるアジン。
ジュンソは暴走を止めようとするが、結果的に“彼女を救うための破滅”という衝撃的な結末を選び、視聴者の間で激しい議論を巻き起こした。
➡【最終回ネタバレ】キム・ユジョンの止まらない狂気にキム・ヨンデが下した決断
■ SNSで賛否炎上 “19禁の意味がわかった”(日本では“18歳未満”は視聴不可)
過激な心理描写やガスライティングの展開は、当初からSNSで話題沸騰。
「これは19禁で正しい」
「ここまでやる必要ある?」
「だが中毒性はすごい」
特に原作ウェブトゥーンとは異なる最終回は、「大胆」「ショッキングすぎる」と賛否両論。最終週は連日トレンド入りするほど注目を集めた。
■ 高まる俳優陣の評価
『侵蝕』などの作品を通じてすでに天才子役と呼ばれているアジンの子役キ・ソユはもちろん、ジュンソを演じたパク・フも、その高い集中力と涙の演技で“次世代有望株”として注目を集めた。
■ 映像化で原作ウェブトゥーンが“最大40倍”に急上昇
ドラマのヒットはIPビジネスにも波及。
原作ウェブトゥーンの閲覧数は最大17倍増、英語版では40倍まで跳ね上がったと報じられている。
台湾版サービスでも人気2位を獲得し、“映像化からの逆輸入ブーム”が世界で発生。
関係者は「IP横展開の成功例」と分析しており、ポスト「親愛なるX」となるダークサスペンスの発掘が活発化している。
■原作との相違
■ これから観る人へ
最終回は、人によって評価が真っ二つに割れる“禁断のラスト”。
完璧を装って駆け上がった一人の女性と、周囲の人々の救済と破滅を描く本作は、“後味の良さより刺さる不快感”を味わいたい人に向いている。
日本ではDisney+で全話配信中。
ぜひ、話題の最終回を自分の目で確かめてほしい。
TVING木曜ドラマ「親愛なるX」は、全話ディズニープラスで独占配信中だ。
◇Disney+ (ディズニープラス)予告編