BS日テレ「ヘチ 王座への道」第18-21話:君主の資格~変乱
BS日テレに初登場する「ヘチ 王座への道」は、朝鮮王朝第21代王・英祖(ヨンジョ)の若き日を描いた韓国時代劇。第18話~第24話のあらすじと見どころを紹介する。放送後にはTVerで見逃し配信。
「ヘチ 王座への道」は、王になるはずではなかった王子イ・グムが、正義を追い求める3人の仲間に支えられ、不正のない平等な世を目指す朝鮮王朝第21代王、英祖(ヨンジョ)になるまでの不屈の道のりを描いた友情と信念のストーリー。
■キャスト
ヨニン(延礽)君イ・グム/朝鮮21代王英祖役:チョン・イル
チョン・ヨジ役:Ara(コ・アラ)
パク・ムンス役:クォン・ユル
タルムン役:パク・フン
ミン・ジノン役:イ・ギョンヨン
ミルプン君イ・タン役:チョン・ムンソン
ほか
■第18話「君主の資格」
王・景宗が亡くなった。イ・グムが王に即位するはずだが、少論派の意見が分裂していた。イ・グムを支持する重臣のイ・グァンジャ側に対し、少論派の長であるチョ・テグは、イ・グムが適切な処置をさせずに景宗を死なせたとして即位に反対していた。老論派のミン・ジノンは、どちらにつくべきか思案する。そして、景宗の命を救えなかったイ・グムも、自分には王になる資格がないのでは、と考えていた。
卑賎な血を引くことが負い目でもあり、イ・グムの原動力でもあった。ところが景宗の死が、イ・グムを弱気にさせてしまった。さあ、実在の人物がまた一人登場した。イ・インジャについてはネタバレになるので次回解説。待ちきれない方は「テバク」史実とフィクションで描いた時代背景は?で予習を。
※これについてはこの回の詳しいあらすじと見どころと共に豆知識は12話ネタバレで詳しく解説している。
■第19話「黒い災い」
初動が大切だと素早く的確な指示を出すイ・グム。諺文とはハングルの旧称。ハングルは15世紀の第4代王・世宗によって創成されたが、公示文や公文書に使われることになったのは、450年もあと、19世紀第26代・高宗の時代。
この回の詳しいあらすじと見どころと一緒に19話詳細で詳しく解説している。
■第20話「黒い災いⅡ」
自ら危険な場所に出向き、自分の言葉で話す王に、民たちが驚き感動。そして、彼らよりもっと驚いたのは宮廷のミン・ジノンとチョ・テグだ。イ・グムの政敵である両相だが、これまでのイ・グムを見て来た彼らには、活人署の様子が想像に難くないはず。それは2人がイ・グムを出迎える表情にも出ている。
※これについては、この回の詳しいあらすじと見どころと共に20詳細で詳しく解説している。
■第21話「変乱」
民に施しをし、ビョンジュの首元に突きつけたインジャの刀を素手で握り、「王命だ」と二人の諍いを止めるミルプン君。完全に名君になり切っている。
50歳のチャンダルまでが志願!一致団結とはまさにこのこと。これまでにも感動の言葉を多く口にしたイ・グムが、出陣式でまた泣かせてくれる。この後の両相の憂いと悔恨の会話もお聴き逃しなく。
※これについてはこの回の詳しいあらすじと見どころと共に21話詳細豆知識で詳しく解説している。
原題:해치(ヘチ)
◇番組HP
2025年11月28日17:59スタート 月-金17:00-18:58 2話連続放送