カン・ハヌル“闇のブローカー”化…『YADANG/ヤダン』キャラクター予告&新場面写真解禁
2025年上半期の韓国観客動員数1位を記録したメガヒット作が、ついに日本上陸する。
『犯罪都市』『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』に続く、韓国ノワールの新章[覚醒]クライム・アクション映画『YADANG/ヤダン』が、2026年1月9日より新宿バルト9ほか全国公開される。これに先駆け、主要キャラクターたちの“闇堕ち”を映し出したキャラクター予告編と、新場面写真8点が一挙解禁された。
本作のキーワードは「ヤダン」。
韓国に実在するとされる、麻薬犯罪者から情報を引き出し、検察や警察に提供することで司法取引を操る闇のブローカーだ。国家権力と裏社会、善と悪の狭間で暗躍する存在を軸に、野心に取り憑かれた検事、正義を見失っていく刑事、そしてすべてを奪われたヤダンの壮絶な逆襲劇が描かれる。
主人公イ・ガンスを演じるのは、「イカゲーム」や「椿の花咲く頃」などで知られるカン・ハヌル。爽やかなイメージを封印し、情報と頭脳を武器に裏社会をのし上がる“ヤダン”というダークな役柄に挑んでいる。
共演には、『破墓 パミョ』「タクシー運転手 ~約束は海を越えて~」のユ・ヘジンが出世欲に取り憑かれた検事ク・グァニ役を、ドラマ「夫婦の世界」や『ソウルの春』で強烈な存在感を放つパク・ヘジュンが、麻薬捜査に執念を燃やす刑事オ・サンジェ役を演じる。
解禁されたキャラクター予告編では、「ヤダンをやってみないか?」という一言をきっかけに、ガンスと検事グァニが手を組む姿から物語が始まる。出世のために裏社会へと足を踏み入れていく検事、警察と犯罪者を繋ぐ“闇の仲介役”として野心を膨らませていくヤダン、そして策略にはまり正義を見失っていく刑事。それぞれが少しずつ、しかし確実に闇へと堕ちていく過程がスリリングに描かれている。
さ
らに物語をかき乱す存在として、大統領候補を父に持つ麻薬中毒の男チョ・フン(リュ・ギョンス)や、薬物犯罪に巻き込まれていく女優オム・スジン(チェ・ウォンビン)も登場。彼らの選択が、3人の運命を大きく狂わせ、国家と裏社会を巻き込む巨大な陰謀へと発展していく。
あわせて解禁された新場面写真8点では、ヤダン、検事、刑事それぞれの思惑が交錯する緊迫した瞬間が切り取られている。親しげに言葉を交わすガンスとグァニ、火花を散らすように対峙するガンスとサンジェ、不敵な笑みを浮かべるチョ・フンの姿など、誰が味方で誰が敵なのか分からない関係性が浮き彫りとなった。
制作は『ソウルの春』『ただ悪より救いたまえ』を手掛けたHIVE Media Corp.。
『新感染』『犯罪都市』シリーズの精鋭スタッフが集結し、ノンストップで展開する緊張感と、容赦ないアクションが観る者を圧倒する。
正義を嘲笑う者たちの果てに待つのは、救いか、それとも破滅か――。
誰が最後に嘲笑うのか。その答えは、スクリーンで明かされる。
◇映画『YADANG/ヤダン』 グリーティング映像
タイトル : YADANG/ヤダン
公開表記 : 2026年1月9日(金)新宿バルト9ほか全国公開
クレジット: ⓒ 2025 PLUS M ENTERTAINMENT AND HIVE MEDIA CORP, ALL RIGHTS RESERVED.
配給 : ショウゲート
◇映画『YADANG/ヤダン』 本予告【2026年1月9日(金)全国公開】