ヒョンビン×チョン・ウソン共演、Disney+「メイド・イン・コリア」圧巻スチール10点公開

10時04分ドラマ
画像:Disney Plus KOREA公式Xより

Disney+オリジナルシリーズ「メイド・イン・コリア」(메이드 인 코리아)が、圧倒的なスケールと緊張感を伝えるプロダクションスチール10点を公開し、配信開始を前に期待が一気に高まっている。

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「メイド・イン・コリア」(監督:ウ・ミンホ)の舞台は、激動と成長が交錯していた1970年代の韓国。国家そのものを“利益モデル”として捉え、富と権力の頂点を目指す男ペク・ギテ(ヒョンビン)と、彼を執念深く追い続ける検事チャン・ゴニョン(チョン・ウソン)が、時代を揺るがす巨大な事件に巻き込まれていく物語だ。全6話構成ながら、各話が一本の映画のような密度と完成度を誇る“シネマティックシリーズ”として注目されている。

今回公開されたスチールの中でもまず目を引くのは、中央情報部(国家情報部)を舞台にした場面だ。課長ペク・ギテと、同期のピョ・ハクス(ノ・ジェウォン)、部長ファン・グクピョン(パク・ヨンウ)ら、欲望と権力が複雑に絡み合う組織の空気感が、光と影のコントラストによって鮮烈に切り取られている。
メイドイン画像:Disney Plus KOREA公式Xより

照明を担当したキム・ギョンソクは、ペク・ギテの強烈なエネルギーと野望を“太陽のような強い光”で表現。一方、闇を象徴する存在であるチャン・ゴニョンには、照度を抑えた重厚なトーンを用いることで、キャラクターの内面と感情を視覚的に浮かび上がらせているという。また、ペク・ギテのオフィスをはじめとする主要な空間は徹底した時代考証のもとに再現され、小道具の一つひとつに至るまで1970年代のリアリティが追求されている。

さらに、広大な夜の海を背に、緊迫した表情で船上に立つチャン・ゴニョンの姿や、赤い照明の下で整然と隊列を組む軍部隊のカットは、シリーズ全体を貫く冷たいサスペンスと壮大なスケールを強烈に印象づける。軍人姿とビジネスマン姿という対照的な衣装をまとったペク・ギテの姿や、組織を率いるイケダ・ユジ(ウォン・ジアン)、イケダ・オサム(リリー・フランキー)の存在感も際立ち、韓国のみならずタイ、日本などで行われた大規模ロケーション撮影の臨場感をそのまま伝えている。

ウ・ミンホ監督は「各エピソードが一つの映画になるような作品を目指した。過去を描きながらも、現代を生きる視聴者と対話できる時代劇を作りたかった」と語っており、その言葉どおり「メイド・イン・コリア」は、時代劇でありながら現代的な感覚と鋭い問題意識を併せ持つ作品として完成している。

「メイド・イン・コリア」は、Disney+にて12月24日に2話、12月31日に2話、1月7日に1話、1月14日に1話、全6話が順次配信される予定だ。ヒョンビンとチョン・ウソン、二大スターの激突が描く“国家と欲望の物語”から目が離せない。

【「メイド・イン・コリア」を2倍楽しむ】では、制作発表会やキャスト・キャラクター徹底紹介、全話あらすじと見どころなどまとめていく。

kandoratop【作品詳細】【「メイド・イン・コリア」を2倍楽しむ】