【最終回ネタバレ】「終幕のロンド」草彅剛、中村ゆり、国仲涼子の気持ちが要潤を動かした｜視聴率は？

「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」（毎週月曜、22時、カンテレ・フジテレビ）の最終回・第11話が2025年12月22日に放送された。追い詰められた樹（草彅剛）と真琴（中村ゆり）だが、真琴は御厨の家を離れて、二人の人生を歩み始めた。そして利人（要潤）も会社の罪を認めた。最新話はTVer、全話はFODで配信されている。

「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」とは
「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」は、シングルファーザーで、遺品整理人が仲間とともにときに孤独死した方の特殊清掃や遺品整理から、依頼主と直接向き合う生前整理まで、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく、心温まるヒューマンドラマだ。その最終回、第11話が12月22日に放送された。ビデオリサーチ社調べの世帯視聴率は5.9％、5.3％、4.6％、4.5％、4.4％、4.1％、3.7％、4.8％、4.2％、4.4％、個人視聴率は3.1％、2.8％、2.3％、2.4％、2.4％、2.1％、2.0％、2.6％、2.3％、2.4％と推移して最終回を迎えた。最終回の視聴率は、10時時点で発表とはなっていない。発表次第追記する。

利人（要潤）が“いい人”に

ドラマ第1話から、真琴（中村ゆり）に対して、モラハラ的な振る舞いをして、御厨ホールディングスの重役として樹（草彅剛）たちに対しても尊大な態度をとってきた利人だったが、社長になれず、愛する人を想っていた静音（国仲涼子）が自分に近づいたのは復讐のためだと知り少しずつ考えが変わる。静音は最初は利人を陥れるために近づいたが、最後は利人を愛するようになっていた。その心があって、利人は考えを改め、会社の改善も行ってゆくことにした。

樹（草彅剛）と真琴（中村ゆり）の禁断の愛の結末は？

御厨理人（要潤）の妻である真琴と恋に落ちた樹だが、節度をもって付き合い、最終的に真琴が利人と別れるまで待って、恋を成就させた。珍しく不倫ネタがある役を演じた草彅剛だったが、不倫を不倫で終わらせない結末となった。

演者のクランクアップコメント到着

番組公式サイトには出演者たちのクランクアップコメントが掲載されている。

中村ゆり演じる真琴の母・こはるを演じた風吹ジュンは「ドラマを観てくださる方、大切なひとをこれから見送る、また見送られる方々にとっても、何かとっても大きな希望になるような、あったかいものを感じて、励みになるようないいドラマだなと思います」と、作品への思いを語った。

『Heaven’s messenger』の社長・磯部を演じた中村雅俊は「若い人たちと一緒にすごく楽しい時間を過ごすことができて、いい思い出ができました」と現場での日々を振った。

そして、憎まれ役の利人を演じた要潤は「とても演じがいのある役で、最初のほうは、真琴にもすごく辛辣な言葉を浴びせて…どうなっちゃうんだろうと（笑）。ただ、利人はやっぱり利人なりの人生や考え方があり、すごく考えさせられる役でした」と挨拶した。

中村ゆりは「こんなに、ご褒美みたいなお仕事があるんだなと感謝して、これからも丁寧に役者として精進していきたいと思います。ありがとうございました」と語った。

主演の草彅剛は最初の連ドラがカンテレの「いいひと。」であり、その時のキャッチコピーが「一生に一度の主役」というものだったと語り、カンテレとその後ずっと縁があることを思い、今作を演じながらも過去を思い出しながらだったという。「カンテレさんがドラマを作り続ける限り、僕も生涯、出続けたいなと思っています。1つの目標であり、これはカンテレさんと僕の闘いでもあります」と笑ったという。各出演者のコメント全文は番組公式サイトに掲載されている。©カンテレ・フジテレビ

■最終回・第11話ネタバレあらすじ

樹（草彅剛）と真琴（中村ゆり）の不倫騒動のせいで陸（永瀬矢紘）は学校へ行けなくなり、『Heaven’s messenger』にも次々とキャンセルの電話が入る。樹は会社に退職願を出すことになった。

さらに悪い知らせは続き、波多野（古川雄大）の話では、裁判で『御厨ホームズ』の実態を証言するはずだった壮太（矢野聖人）が、やはり証言はできないと考えを翻してしまったという。御厨ホールディングスに就職したことを両親が喜んでいることを考えると、簡単に御厨に反旗を翻せない。壮太は彩芽に呼び出され、情報が御厨側に漏れている可能性を示唆する。樹はだれかがこちら側の情報を御厨に提供している可能性があると波多野（古川雄大）に連絡する。その電話の内容をアルバイトの学生が聞いていた。

一方、真琴も騒動の影響で進めていた新作絵本が頓挫してしまい、ほとぼりが冷めるまで、かつて両親が暮らした下田の家に避難することにした。樹も、陸を連れて一緒に行かないかと誘われる。最初は断ったが、陸の希望もあって下田に向かう。

下田についた樹と陸は久しぶりにマスコミの追求から逃れてほっとした時間を過ごす。しかし、そこに、磯部からすぐに戻るようにと連絡が入った。樹と陸は東京に戻る。

入院していた海斗（塩野瑛久）の情報で、御厨は遺品整理の仕事を始めるにあたり、自殺偽装をどうするかをマニュアル化していたのだ。それをしった海斗は失望し、樹も怒りに震える。

そのころ、磯部の息子のパソコンが復旧したことをしった利人は静音の元に向かい、パソコンを渡してもらえるように頼む。最初は復讐のために利人に近づいた静音だったが、利人を時間を重ねるうちに、利人に惹かれてしまった。パソコンを利人に渡してしまう。

波多野のところにいたアルバイトは御厨側のスパイだった。静音が利人に渡したパソコンにあったデータのバックアップもすでに波多野たちのところにはない。

利人に会いに行った樹は、内部告発をしてほしいと頼む。利人は本当に内部告発をした。そのことをしった剛太郎（村上弘明）は心臓の発作で倒れてしまう。病症にむかった利人に剛太郎は「これからよろしく頼む」と言う。新社長についていた彩芽（月城かなと）は利人につぐためのつなぎでしかなかった。

利人が社長について御厨の社風も変わった。そして、真琴は利人と離婚していた。樹は真琴をあっていた公園に真琴がいることに気がつく。近づいてゆくと、真琴が新しい絵本をもって立っていた。

カンテレ・フジテレビ　2025年10月13日スタート。毎週月曜日22時放送「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」。出演：草彅剛、中村ゆり、八木莉可子、塩野瑛久、長井短、小澤竜心、石山順征、永瀬矢紘、要潤、国仲涼子、古川雄大、月城かなと、大島蓉子、小柳ルミ子、村上弘明、中村雅俊、風吹ジュン　ほか。番組公式X（Twitter）アカウントは「@shumaku_rondo」。

◇カンテレ・フジテレビ「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」番組公式サイト

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