【最終回ネタバレ】「ダイナマイト・キス」チャン・ギヨン、キスしたせいで幸せに 視聴率6.9%で有終の美
クリスマス12月25日に放送された最終回は、チャン・ギヨンがアン・ウンジンとのキスで全ての記憶を思い出した。
SBS「ダイナマイト・キス」(키스는 괜히 해서!)第14話では、コン・ジヒョク(チャン・ギヨン)はコ・ダリム(アン・ウンジン)の汚名をそそいで、約束通りにダリムを迎えに行く途中でユ・テヨン(ジョンファン)が運転する車にはねられた。
ニールセンコリアによるとこの回の視聴率は全国6.9%、首都圏7.0%、瞬間最高8.1%を記録し、同時間帯および7週連続ですべての平日ドラマの中で視聴率1位をキープ。また、チャンネル競争力の主要指標である20~49歳(2049)視聴率も、平均1.8%、瞬間最高2.4%まで上昇し、同時間帯1位を獲得した。
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「ダイナマイト・キス」(脚本:ハ・ユナ、テ・ギョンミン/演出:キム・ジェヒョン、キム・ヒョヌ)は、生計のために“既婚、子持ちママ”に偽装して就職したシングル女性コ・ダリム(アン・ウンジン)と、彼女を好きになってしまうチーム長コン・ジヒョク(チャン・ギヨン)の、互いに気持ちを隠しあうロマンスを描く作品。【「ダイナマイト・キス」を2倍楽しむ】では制作発表会レポート、キャスト紹介、全話あらすじ紹介している。
■キャスト➡キャスト・キャラクターを画像・人物相関図付きで徹底紹介
コン・ジヒョク役:チャン・ギヨン
コ・ダリム役:アン・ウンジン
キム・ソヌ役:キム・ムジュン
ユ・ハヨン役:ウ・ダビ
ほか
■第14話「ダイナマイト・キス」
ナチュラル・ベべの株主総会で、「コン・ジヒョクの副社長就任」が議題に上がった瞬間、異母姉コン・ジヘ(チョン・ガヒ)が衝撃の告発を行う。恋人ダリムの不正入社と産業スパイ疑惑、さらに父で会長コン・チャンホ(チェ・グァンイル)による隠蔽や背任、妻への虐待まで暴露し、会長とコンチーム長の解任を求める特別決議を要請した。
投票直前、会場に「ダリムを産業スパイに仕立てる音声」が流れ、ジヒョクが姿を現す。音声は、マーケティング部のマ・ジョング(パク・ジヌ)が証拠を捏造し、ジヘに報告していた内容だった。ジヒョクは、真犯人がジヘであること、写真展の火災にも関与していたことを明かし、テユ物産の長男ユ・テヨン(ジョンファン)が事件の背後にいるとして捜査が進んでいると発表する。
ジヒョクは新たな経営者として母キム・イネ(ナム・ギエ)を紹介。イネは代表に就任し、コン会長との離婚と後見終了を報告し、新生ナチュラル・ベべが始動する。
約束通りダリムを迎えに向かう途中、ジヒョクはテヨンの車にはねられてしまう。奇跡的に目を覚ますものの、ダリムと出会ってからの記憶を失っていた。ダリムとTFチームは記憶を取り戻そうとするが、ジヒョクはダリムに去ってほしいと告げる。
一方、コン会長、ジヘ、テヨンは警察の取り調べを受け、テヨンにはひき逃げ未遂の容疑も加えられる。兄テヨンの逮捕を受けてハヨン(ウ・ダビ)は家を離れようとするが、行方不明になったジュン(チェ・ジャウン9を見つけ、ソヌ(キム・ムジュン)との関係にも変化が生まれる。
退院後、ジヒョクは一人で暮らしながらも、日常の中でダリムの存在を思い出しては胸を締めつけられる。ダリムは母ミョンスン(チャ・ミギョン)と家を離れようとするが、家を買ったイネから自立を促され、新たな一歩を踏み出す。
1年後、ダリムは妹ダジョン(キム・スア)の手がかりを追って済州島へ向かい、かつてジヒョクと訪れたホテルで偶然の再会を果たす。怒りを見せるジヒョクだったが、偶然のキスをきっかけにすべての記憶を取り戻し、「もう一度」とキスをする。
再び恋人となった二人。ジヒョクはダリムにプロポーズ。ダリムは「ベイビー&ベベ」の代表取締役として成功し、TFメンバーと共に会社を成長させる。カン・ギョンミン(シン・ジュヒョプ)とイ・ゴウン(パク・ジョンヨン)は結婚し、子どもにも恵まれる。
ソヌとハヨンは友達以上恋人未満の“ソム”関係を続け、ジヒョクとダリムは息子と娘、2人の子どもと共に幸せな家庭を築く。
ある日、夜に子どもたちに本を読まずスマホゲームに夢中なジヒョクにダリムが小言を言うと、ジヒョクは小さくつぶやく。
「キスしたせいで…」
そう呟くジヒョクに、ダリムが問い詰めると、彼は笑ってこう答える。
「キスしたせいで、今こんなに幸せなんだ」
物語は温かな余韻とともに幕を閉じた。
■最終回のみどころと視聴者の声
株主総会で流れた“音声証拠”により、不正の真相が一気に明らかになる逆転劇。物語最大のカタルシスとなった。事故による記憶喪失で、ジヒョクとダリムが再びすれ違う切ない展開も、TFチームの仲間とのジヒョク&ダリムの思い出プレイバック作戦で笑いに変えたのが、本作らしい。
偶然のキスをきっかけに記憶が戻るクライマックスは、タイトルを回収する印象的な名シーンだった。終盤がプロポーズと家族の誕生まで一気に描かれ、登場人物それぞれも幸せに着地する温かな結末。最後は登場人物全員でダンスを踊って、本作らしい楽しく多幸感あふれるエンディングだった。
本作は、オフィスサスペンスとラブストーリーを融合させた作品。不正や裏切りを描きながらも、「信じ合うこと」「愛が人生を前に進める力になる」というメッセージを一貫して伝えた。恋愛だけでなく、仕事や自立も描いた点が好印象で、後味の良い最終回となった。
放送後、視聴者からは、
・「キスで記憶が戻る展開が王道だけど良かった」
・「最後までハラハラしたけど、ちゃんと幸せに終わって満足」
・「タイトル回収がきれい」(原題:키스는 괜히 해서!=キスはしなきゃよかった)
・「ダリムが仕事でも成功する結末がうれしい」
・「エンディングの後のダンスが楽しい」
など、満足の声が散見された。
なお、最後の特別出演として、「浪漫ドクター キム・サブ」で医師パク・ミングク役を演じたキム・ジュホンが特別出演した。
●<浪漫ドクター キム・サブ>のパク・ミングク先生登場?キム・ジュホンが最後の特別出演
◇X|SBS「키스는 괜히 해서!14회 선공개(第14話・最終回先行予告)
◇Netflixオフィシャルクリップ映像