「ばけばけ」元夫・寛一郎たちが松江を去り、ヘブンは高石あかりの手を握りしめた…第13週ネタバレ
トキ(髙石あかり)に求婚した銀二郎(寛一郎)、ヘブン(トミー・バストウ)に告白したイライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)は共に松江を去った。残ったトキとヘブンの仲は急接近。NHK朝ドラ「ばけばけ」の第13週「サンポ、シマショウカ。」のネタバレを紹介。関連動画は番組公式サイトに掲載されている。
朝ドラ「ばけばけ」とは
「ばけばけ」松江の没落士族の娘・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描く。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語だ。その第13週が12月22日から放送された。
松江にトキ(髙石あかり)の元夫・銀二郎(寛一郎)が、ヘブン(トミー・バストウ)の特別な人、イライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)がやってきた
松野家のあまりの借金の多さに東京に出奔し、トキと離縁した銀二郎だったが、トキの元に戻ってきて、松野家の面倒を見ると言い出す。事業を興し、月200円もの売り上げがあるという。そして、トキと久しぶりのランデブーへ。やっとうちとける感じだが、そこに至るまでの、二人のぎこちなさが切ない。そして、同じ時期に、ヘブン(トミー・バストウ)のもとにアメリカからイライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)もやってきた。偶然にもトキ、銀二郎、ヘブン、イライザは寺であってしまった。銀二郎はトキがヘブンを見る表情に不安を感じ、イライザはヘブンがトキによって変わってしまったことを感じる。銀二郎とイライザは自分たちが同じような気持ちだと気がつき、二人とも身を引いた。トキ(髙石あかり)のメモが秀逸
たった1日のお休みだが、身の回りのことができないヘブンのために、トキは至る所に“絵”でわかるようなメモを残している。画面では一瞬しか映らないが、このメモが秀逸でとてもわかりやすい。言葉が通じにくい二人を近づけるメモとなる。そして、そのメモをみてきちんと服を着てきたヘブンをみて、トキの表情は明るくなる。前半最終話でやっと二人の距離が縮まった
銀二郎(寛一郎)との復縁はなくなり、イライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)も松江を去った。二人が来たことで、ヘブンがトキを思う気持ち、トキがヘブンを思う気持ちに互いに気がつくことが出来た。そして、今年最後の放送となった第65話のラスト、ヘブンはトキの手を握りしめた。年明けの放送は2026年1月5日より
今週で年内の放送が終り、新年は1月5日からの放送となる。10月からスタートして3ヶ月、貧しい暮らしをするトキの服装が全く替わらなかった3ヶ月。朝ドラヒロインとして記録になるような事態だ。そんなトキだが、新年からはヘブンとの距離が縮まり、生活も安定してくると予想される。【第13週(2025/12/22-12/26)ネタバレあらすじ】
夜な夜なヘブン(トミー・バストウ)に怪談を語るトキ(髙石あかり)。しかし、ヘブンが怪談を記事に日本滞在記を書き終えてしまえば、日本を去ってしまうかもしれない。トキはヘブンに海外に帰ってしまうのか聞くに聞けない状況が続く。そんな中、かつて東京で別れた元夫である銀二郎(寛一郎)から、トキに手紙が届く。そこには、銀二郎が松江に帰ってくると書かれていた。勘右衛門(小日向文世)、司之介(岡部たかし)、フミ(池脇千鶴)も銀二郎の目的はわからないものの、ヘブンに頼んで休暇を取るように言う。トキは休暇を願い出るが、ヘブンは“保留”という。
そんなヘブンのもとにアメリカから手紙が届いた。すると、ヘブンは休暇をとっていいと言い出す。不審に思ったトキはヘブンが隠していた手紙の文字を書き写し、錦織(吉沢亮)にみてもらう。そして、ヘブンが大切にしている写真の女性、イライザからの手紙だったことがわかる。そのころ、銀二郎が松江に到着していた。
トキがヘブンの家で働く間に、松野家を訪ねてきた銀二郎は、サワ(円井わん)とバッタリ再会した。その声を聞きつけたフミにも見つかってしまう。勘右衛門、司之介、フミに、かつて逃げ出したことを謝罪する銀二郎。謝罪を終え、松江に来た目的を話し始める。銀二郎は東京で事業を興して成功しているという。月に200円という数字を聞いて、司之介は喜びを隠せない。銀二郎と4年ぶりに再会した、トキ。家族が見守る中、トキと銀二郎は少しずつ時間を取り戻そうと会話を続ける。
その頃、イライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)が松江に上陸する。ヘブンは久しぶりにあったイライザに握手をしようとしたが、イライザはハグで応じた。ヘブンはイライザを花田旅館に案内する。そこに、錦織も合流し、3人はお茶会をすることになった。イライザと錦織がヘブンについて話の花を咲かしている頃、トキと銀二郎は思い出の場所・月照寺にランデブーに向かう。
トキと銀二郎はランデブーを通じて、次第にかつての二人の姿を思い出していく。夫婦の頃に戻ってきた二人は、月照寺でヘブンとイライザ、ついてきた錦織と偶然出会う。互いに自己紹介をした5人は、ヘブンの希望で月照寺に伝わる怪談をトキに語ってもらうことになる。怪談好きな外国人がいることに銀二郎は驚くが、銀二郎もイライザも毎晩、トキがヘブンに怪談を聞かせていること、それもトキの言葉で通訳なしに聞かせていることに驚きを隠せない。イライザはヘブンは好きなことがあれば猪突猛進するタイプで、それだから素晴らしい文章がかけるのだと寂しげに言う。
月照寺での帰り、トキは銀二郎から、やりなおしたいと告げられる。松野家みんなを養うと宣言する銀二郎だった。銀二郎をみるトキの目は切なかった。
一方、ヘブンはイライザを自宅に招く。トキに怪談を語ってもらう様子をイライザに再現して見せるヘブン。部屋の中にはトキの描いた絵がたくさんあり、二人の存在の近さを見せつけられる。そんなヘブンにイライザは、日本を離れ2人で一緒に海外で滞在記を書かないかと誘う。イライザの申し出にヘブンはなんともいえない表情をした。
翌日、銀二郎は司之介たちに「諦めました」と告げ、トキには自分以外の人と一緒でいいので東京まで怪談を聞きに来て欲しいと言い残して東京に戻る。そして、イライザも松江を去った。互いを訪ねてきた人が松江にいなくなったトキとヘブンは、一緒に散歩し始める。そして、ヘブンはトキの手を握りしめて歩くのだった。
■スタッフ他
作:ふじきみつ彦
音楽:牛尾憲輔
主題歌: ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
出演:髙石あかり,トミー・バストウ,吉沢亮,小日向文世,池脇千鶴,岡部たかし,寛一郎,シャーロット・ケイト・フォックス,渡辺江里子,木村美穂,橋本乃哉,他
<総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
<BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
(土)午前9時45分~11時[1週間分]
◇NHK朝ドラ「ばけばけ」番組公式サイト
◇ NHK朝ドラ「ばけばけ」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk
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