“絶対ヴィランじゃない”発言のキム・ウィソン、今度は本物の悪役に?「模範タクシー3」から「CASHERO」へ

12月26日23時53分ドラマ
画像:YouTube|SBSチャンネルより

俳優キム・ウィソンが、出演作ごとに異なる“悪の顔”を見せ、そのギャップが注目を集めている。



SBSドラマ「復讐代行人3~模範タクシー」(모범택시3)でキム・ウィソンが演じているのは、「弱気を助け、悪を裁くムジゲ(虹)運輸」の代表チャン・ソンチョル。一見すると冷酷にも見える立ち位置と、過去に数々の悪役を演じてきた印象から、視聴者の間では「いつか裏切るのでは?」という“ヴィラン説”が根強くささやかれてきた。

こうした声を受け、11月21日にSBS公式YouTubeチャンネルで公開された動画の中で、キム・ウィソンは
「本当にヴィランじゃないです。黒幕でもないし、裏切りもしません。誤解です」
と冗談交じりに語り、視聴者の疑念を笑顔で一蹴した(navicon既報)

김의성입니다. 꼭 말씀 드릴 게 있습니다.(キム・ウィソンが申しあげます)

ところが、本日12月26日よりNetflixで配信がスタートした新作「CASHERO~ヒーローは現金を持つ~」(캐셔로)では一転、明確なヴィランとして登場する。キム・ウィソンが演じるのは、超能力者を狩る組織〈犯人会〉のチョ・ウォンド。冷酷で計算高い“完全な悪役”に徹した演技が強烈な存在感を放っている。

本作は人気ウェブトゥーンを原作とした生活密着型ヒーロードラマ。現実感のある世界観の中で描かれる悪役像も大きな見どころだ。『新感染 ファイナル・エクスプレス』「ミスター・サンシャイン」などで印象的な悪役を演じてきたキム・ウィソンだけに、今回のキャスティングにも注目が集まっている。

「ヴィランではない」と否定した直後に、本物のヴィランとして新作に登場――。
「模範タクシー3」と「CASHERO」、二つの作品を行き来することで、キム・ウィソンの演技の振り幅を改めて実感できそうだ。

「CASHERO~ヒーローは現金を持つ~」はNetflixにて全8話一挙配信中。「復讐代行人3~模範タクシー~」は韓国SBSで放送後、日本ではLeminoにて独占配信中。。

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