NHK大河「豊臣兄弟!」秀吉の“草履エピ”新解釈 兄弟の機転に信長も注目 第3話ネタバレ第4話予告
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(毎週日曜総合20時~BS、BSP4K18時~)1月18(日)放送の第3話「決戦前夜」“草履エピソード”新解釈が話題に。1月25日放送の第4話「桶狭間!」では、豊臣兄弟、仇討ちの結末が描かれる。放送予告動画は番組ホームページで視聴できる。
大河ドラマ65作目となる「豊臣兄弟!」は豊臣秀吉(池松壮亮)の弟・豊臣秀長(仲野太賀)を主人公にした“下剋上サクセスストーリー”。貧しい農家に生まれた豊臣兄弟が、織田信長に仕え、戦国の荒波を生き抜く姿を描く。やがて天下統一へと向かう道のりを、兄・秀吉を支え続けた秀長。名補佐役として後世に名を残す“影の力”に光りをあてる。
1月18日に放送された第3話では、小一郎と藤吉郎、そして直(白石聖)が清州で新生活をスタート。兄弟の父の仇討ちや、信長の“動かぬ決断”は桶狭間の戦いへ向かう序章として、緊張感を高めていった。そして秀吉の有名な“草履エピソード”では、“藤吉郎が仇討相手の草履を盗もうとしたが信長のものだった”という新解釈として描かれ、それがきっかけで信長が豊臣兄弟を認識する重要シーンへ繋がった。
ラストでは松下洸平演じる松平元康(のちの家康)が金の甲冑「金陀美具足」を付けて登場。いよいよ桶狭間合戦への火蓋が切って落とされようとした。そして1月25日放送の第4話では、戦国時代最大のジャイアントキリングとして知られる「桶狭間の戦い」が描かれ、信長台頭の転機となる。約25000人の今川軍に、織田信長がわずか2000人の兵力で奇襲をかけるが、兄弟の仇討ち計画はどうなるか?次回もお見逃しなく。
■『曽我兄弟』再び大河に登場
桶狭間の戦いへ向かうまでが描かれた第3話だが、そこで信長が開いた宴で披露された舞が、曽我兄弟の仇討ちを描いた『曽我物語』だった。これは“日本三大仇討ち”の一つとして有名で、鎌倉時代に、所領争いで父を殺された曽我兄弟が仇討ちを誓い、仇を討つまでの物語。豊臣兄弟の仇討ちになぞらえているシナリオに視聴者もアツくなった。
“曽我物”と言えば、去年放送された「べらぼう」では第45話、第46話で『曽我兄弟』など人気演目が大当たりしたことから発展した祭り「曽我祭」が登場。また、「鎌倉殿の13人」では、第22話と第23話で曽我兄弟の仇討ちが描かれた。「鎌倉殿の13人」で主演をした小栗旬が、「豊臣兄弟!」で信長として『曽我兄弟』を鑑賞する姿も話題を呼んでいる。次週は豊臣兄弟が父の無念を晴らすことが出来るのか。桶狭間の戦いの裏で、そちらの結末にも注目したい。
■第3話ネタバレ
故郷・中村を離れた小一郎、藤吉郎、直は信長の城下町・清州へ到着する。藤吉郎は浅野長勝(宮川一朗太)の屋敷を訪れ、娘・寧々(浜辺美波)の侍女として直を置いてもらえないか打診。直はそのまま武家の奥で働くことになり、兄弟は藤吉郎の借家で新生活を始める。
ある夜、藤吉郎は小一郎に、「父の仇を討つ」決意を告白。父は、敵将を討ち取ったものの、首を横取りされ、その無念のまま死んだという。首を奪ったのは、槍の名手・城戸小左衛門(加治将樹)。信長の家臣を討つのは不可能で、藤吉郎は“戦の混乱に乗じて討つ”計画を小一郎に告白。小一郎は父が亡くなった時はまだ幼く、父の記憶がない。兄の覚悟に圧倒されつつ、複雑な思いを胸に抱くのだった。
一方、織田家では今川義元が25000人の大軍を率い、尾張へ侵攻してくる報が届く。清州城では重臣たちが野戦か籠城かで激論を交わすが、信長は動じず「何もせぬ」と告げ、宴を開くよう命じるのだった。静観する信長に困惑する家臣たちだったが、従うしかない。
藤吉郎は出陣を願い出ようとするが、願い叶わず、食糧運びをすることに。小一郎は、織田軍が今川軍に勝てるはずがないから、侍になったことを後悔し始める。そんな中、藤吉郎は小一郎を連れ、戦に連れて行って欲しいと信長の元に直談判に来るが、柴田勝家に追い返され、腹いせに偶然見かけた城戸の草履を盗もうとする。小一郎に止められ、兄弟が揉み合っていると信長が現れ、その場に緊張が走る。
何とその草履は信長のものだったのだ。藤吉郎が「温めておいた」と咄嗟に嘘をつき、小一郎が「とんびが低く飛ぶからまもなく雨が降る。濡れてはいけないと思った」など説明。信長は兄弟の機転に興味を示すが、出陣を決断することはなかった。小一郎は、直を連れて中村に帰ろうとするが、直に「あんたは利口だから、勝てない相手に向かわなくなった。下剋上に魅せられたのなら、今立ち上がらないでいつ立ち上がる。」と必死に止められ、小一郎は何も答えられなかった。
その夜、信長の元に、松平元康が大高城に兵糧を入れ、丸根砦、鷲津砦にも攻めかかったという。信長は飛び起き、「今から出陣者」と号令をかける。雨上がりの夜空、出陣の準備をしている藤吉郎のところに、小一郎が兄からもらった刀を腰に下げ、覚悟を決めた表情でやってくる。「やはり来たか。小一郎。」こうして兄弟は桶狭間の戦いへ向かうこととなる。
■第4話あらすじ
ついに信長が出陣の決断を下し、小一郎と藤吉郎は対今川軍の前線基地となる善照寺砦に向かう。兄弟にとっての初陣だが、彼らは戦いの混乱に乗じて、かつて父の命を奪った城戸小左衛門を討ち果たそうと画策する。信長は善照寺砦に集まった兵たちに檄を飛ばし、決戦である桶狭間へ。兄弟は城戸を討つ千載一遇のチャンスを前にするが・・・。
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」は2025年1月4日(日)から放送開始。総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:八津弘幸、出演:仲野太賀、池松壮亮、吉岡里帆、浜辺美波、白石聖、坂井真紀、宮澤エマ、大東駿介、松下洸平、山口馬木也、宮崎あおい、小栗旬ほか。番組公式Xアカウントは「@nhk_toyotomi」。
◇大河ドラマ「豊臣兄弟!」番組公式サイト
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