大河ドラマ「豊臣兄弟!」信長役・小栗旬、市役・宮﨑あおいが語る兄妹の絆
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(毎週日曜放送)に出演する、織田信長役の小栗旬と、市役の宮﨑あおいからコメントが到着した。2人が、それぞれの役柄や作品への思い、共演者への印象を語った。
小栗旬は、合理的で先進的な考えを持ちながらも、周囲に理解されず孤独を抱える信長像を描くと語る。過去の大河ドラマで描かれてきた強烈な信長像を意識しつつ、今作では脚本に描かれた人物像を大切に演じていると明かした。信長としての理想像に自らを縛り、本来の自分との間にギャップを抱える姿には、自身のキャリアとも重なる部分があるとし、役への共感をにじませた。
また、小一郎(仲野太賀)と藤吉郎(池松壮亮)の兄弟については、それぞれが異なるリーダー像を説得力をもって体現していると評価。特に小一郎には、現代にも通じる理想のリーダー像があると語った。主演の仲野については、現場を背負おうとする姿勢を感じつつも、仲間と支え合う大切さを伝えたエピソードを明かしている。
今後の見どころとして、小栗は松永久秀役の竹中直人との共演に言及。約30年ぶりとなる共演に感慨を抱いたことや、市との兄妹関係についても触れ、市の前では信長が素の自分に近い表情を見せると語った。市の人生だけは守りたいという信長の強い思いが、物語の重要な軸になるとしている。
一方、市を演じる宮﨑あおいは、「篤姫」以来18年ぶりとなる大河ドラマ出演に、深い感慨を抱いているとコメント。当時の経験が今も自身の支えになっていると振り返りつつ、「豊臣兄弟!」の現場では、さらに多くの人と関わりたいという思いが強まっていると語った。
市という人物については、戦国という過酷な時代を生き抜く芯の強い女性だと捉え、品のある佇まいを意識して演じていると明かす。信長のために浅井長政へ嫁ぐ決断についても、自らの運命を受け入れながら前を向く姿に魅力を感じているという。
主演の仲野太賀については、常に笑顔で周囲を気遣う座長としての姿を称賛。小一郎と藤吉郎の兄弟関係についても、演技から自然な兄弟の空気を感じていると語った。兄・信長については、小栗旬への信頼感を語りつつ、市が兄のために生きる覚悟を丁寧に表現したいと意気込みを示している。
「豊臣兄弟!」は、戦国時代を生きた兄弟とその周囲の人々の絆を描く大河ドラマ。信長と市という兄妹の関係性も、物語を彩る重要な要素として今後の展開に注目が集まる。